おはこんばんちわ、namimoriです。
最近は外を出歩く人の姿がぐっと少なくなりました。
そんな状況でも、子供は元気に自転車で走りまわっています。それを見て自分の子供時代のトラウマについて思い出したので書いていきます。
子供のころの考え方には常に夢があった
私が小学生のころ、まだ世の中の仕組みや現実が全然わかりませんでした。
毎日勉強したり遊んだり、自分の世界の中を必死に駆け回っているので、ニュースや周囲の大人から世の中のことを言われても現実感なんてありません。
そんな時期に、車の後部座席からいつも通る道の風景を眺めていると大きな工場地帯がありました。
工場地帯の多くには空まで届きそうな煙突が無数にありました。
それを見ながら私は自分の親に、
「曇ってあの煙突で作ってるんでしょ」
って自慢気に話していた記憶があります。
それくらいピュアで夢のある発想ができた時分に、私に今でも忘れられないトラウマを植え付けてくれた体験がありました。
子供にトラウマを植え付けた父の一言
ある日の晩、家族でいつも通り食卓を囲んでいました。
その晩のおかずの中の一品に「おから」がありました。豆乳を作る過程でできるアレです。
それを私以外の家族は美味しそうに食べています。
おからを初めて目にした私は、なんだか色も薄くて野菜とか油揚げがちょっと混じってるボソッとしてる食べ物だなぁ、と一口二口食べて後は手をつけませんでした。
食後のお茶を飲みながら、家族でたわいもない話をしていた時に、私はフッとおからの正体について気になりました。
気になったことはなんでもかんでも質問する性格だったので家族で一番物知りな父に聞くことにしました。
「ねぇねぇ父ちゃん、このおからっていう食べ物は何からできてるの?」
「ん?おから?・・・あぁそれはね
人のへそのゴマからできてるんだよ」
「・・・・・・・・・。(おえぇー・・・いったい何人分を集めればこんなにできるんだ・・・。)」
何故か私はその冗談を頑なに信じて、高校生に入るくらいまではおからを食べることができませんでした。今は大好きですが。
子供にとってプラスになるように
父は冗談で言ったと思いますが、子供の頃の私はそれをホントの事だと受け取っていしまい、食べられなくなった物が増えてしまいました。
もし大人なら子供に質問されたら、どんなにくだらない質問に感じても子供にプラスの影響を与えられるような答えで返してほしいです。
今回のケースなら例えば
「とうふのなかまで、えいようがたくさんあるんだよ。いっぱいたべたらおおきくなるよ。」
と教えてあげてください。間違っても、
「とうふのしぼりかすだよ。」
とは言わないで上げてください。間違ってはないけどマイナスにしかなりません。
おからを見るたび思い出す度
サンキューベリーマッチ✌
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