おはこんばんちわ、namimoriです。
今回は、ラパラのバルサ製クランクベイト、DT-6の紹介・インプレをします。
ウッドルアーは使用する木材個々のバラツキなどから、同じルアーでも動きが微妙に違う事が多々あります。
この記事ではあくまで「私個人が使用している個体に対する感想」、という事を前提にしてお読みいただけると幸いです。
DT-6ってこんなルアー
- ラパラのDTシリーズのバルサ製クランクベイト
- ウォブル:ロール=6:4で扱いやすい動き
- 固定重心ながらよく飛んで精度も出しやすい
- 引き抵抗はしっかりとあり、早い段階で目的のレンジまで潜る
- DT-4とDT-6があればオカッパリだとほとんどカバーできて便利
DT-6をみてみる
スペック
長さ | 5cm |
重さ | 12g |
潜行深度 | 1.8m |
フック | 前後#5 |
DT-6はラパラのクランクベイトDTシリーズのひとつです。
シリーズのサイズ展開として、4・6・8・10・14・16がラインナップされています。
DTの後の数字は、ルアーの潜行深度をフィートで表記したものです。
たとえばDT-6なら潜る深度が6フィートなので、
1フィート=30cm×6フィート=180cm→1.8mと計算できます。
最も潜行深度が深いDT-16だと約5m近くなります。
ボディサイズはDT-4と同じ大きさで5cmとなっています。
重さに関しては、実測で12.90gでした。
表記上で12gなので1gほど違いますが、バルサ製のルアーでフックの重さを抜くとほぼ同じ重さと考えて良いかと思います。
ボディ各部
DT-6はワンサイズ下のDT-4のリップを長くした形状をしています。
ボディの浮力はスローフローティングでゆっくりと浮上してきます。
上から見ると潜行深度を稼ぐためにか、リップが前に細く長くなっているのが分かります。
ボディはDT-4と同じように、ボディの中間部分が窪んだ形状になっています。
リップにはメーカー名と、DIVES TO 6FTの表記がされています。
リップを見るだけでルアーの潜行深度が確認できるので、間違えにくくなっていて非常に便利です。
リップ自体の厚みはそこそこあるので、ボトムにリップを当て込んでも削れにくく耐久力がしっかりとあるので長持ちしてくれます。
~1.8mまで潜るクランクベイトなのでリップの耐久性があるのは嬉しいです。
DT-6のフックは前後ともに#5サイズのトレブルフックがついています。
フックの刺さり具合はしっかりしているので、フッキング性能も必要十分にあって問題ないです。
ボディカラーは青いザリガニカラーです。
どうもこの青いザリガニは、食べるものによって赤い色素が作れないときになる色だそうです。
不思議カラーです。が、あり得ない色ではないというのが個人的には一番驚きでした。
実際に使ってみてインプレ
ウォブル6・ロール4で割と整った動き
DT-6を巻いて動かしてみると、ウォブル:ロール=6:4といった動き方をします。
クランクベイトとして見てみると、横にブルブルするといった感じではありません。
しかし、動き自体に安定感もあり左右均等にバランスがしっかり取れているので、アピールをそこそこにしつつも動きの素直さから扱いやすく感じる事が出来ます。
アピールの派手さは抑えながらきっちり狙ったポイントを引きたい時にはバッチリ決めてくれるクランクベイトです。
固定重心でしっかり飛び、キャスト精度も出しやすい
DT-6は他のDTシリーズ同様、固定重心のクランクベイトになります。
バルサ製の固定重心のルアーながら重さも約12gとしっかりあるおかげか、キャスト時にプラスチック製のルアーに劣らない飛距離を出せます。
またボディ形状から空気抵抗が少ないのか、キャスト精度もしっかりと出ます。
固定重心のバルサ製クランクベイトながらプラスチック製のクランクベイトに使い勝手において遜色ありません。
引き抵抗もしっかりとあり、目的のレンジにすぐ到達する
DT-6の引き抵抗に関しては~1.8mまで潜る分、手元にルアーの振動を感じる事が出来ます。
割と引き抵抗の強さはあるので巻く際には、ロッドをしっかり下に向けたりして手元をしっかりと安定させる必要はあります。
潜行するのも早い段階で下まで到達するので、泳ぐレンジも安定してくれるのも特徴です。
DT-6はしっかりとした引き抵抗と合わせて、すぐに目的のレンジまで潜ってくれるので、ショートディスタンスでクランクベイトを撃って巻いていく釣りなどもこなす事が出来ます。
DT-4とDT-6があればオカッパリならほとんどの場所をカバーできて便利
今回の記事で紹介しているのはDT-6です。
以前の記事でDT-4も紹介しているのですが、オカッパリで使用するならDT-4,6で大概の場所はカバーできます。
特に水深の浅いポイントやカバーの多い場所なら、根掛かりを抑えやすくカバークランキングがしやすいDT-4をメインに使用します。
反対にそれなりに水深のある場所や根掛かりが少なさそうな場所では、DT-6でボトム近辺を探ってみる、などの使い分けができます。
色々なルアーを使ってポイントを探りたい場合には、クランクベイトのポジションをDT-4,6の二つのルアーで埋める使い方などが便利だと思います。
扱いやすいシステムクランクとしてのクランクベイト
今回はラパラのバルサ製クランクベイト、DT-6の紹介・インプレをしました。
他のサイズのDTシリーズと使い分けして、潜行レンジを変えられるシステムクランクとして非常に高性能なクランクベイトです。
オカッパリならDT-4とDT-6だけでも十分カバーできてしまうので、クランクベイトが苦手な方にも是非使ってみて欲しいルアーです。
システムクランクって結構便利度
サンキューベリーマッチ✌
コメント