おはこんばんちわ、namimoriです。
今回はデュエルの”カーボナイロンライン”、CN500の紹介・インプレをします。
ジリオン10R SV TWの釣行の際にも使用していたので、以前の記事と画像が重複しますがご容赦ください。
CN500ってこんなライン
- ナイロンとフロロの特性を併せ持った”カーボナイロンライン”
- 500mのバルクラインでかなりお手頃な価格で入手可能
- ライン性能は価格相応な感じ
- 500m巻きを活かしてどんどんライン交換して使うのがおすすめ
CN500をみてみる
CN500はデュエルから販売されているバルクライン(ライン容量が沢山巻かれて販売されているタイプのライン)です。
ラインの素材としては、ナイロンラインとフロロカーボンラインの性能を良いとこどりをした、”カーボナイロンライン”とメーカーが呼称しています。
メーカー公式HPによるとカーボナイロンラインの特徴として、
- 摩擦に強い!!
- 感度がいい!!
- 強い!!
- 吸水が少なく、強度が落ちにくい!!
だそうです。
今回はこの4つのポイントに対して、実際に使用した際の感想を後に述べてみたいと思います。
今回選んだCN500は4号(17lb相当)をクランクベイトで巻きの釣り用に購入してみました。
カラーはグレー。
カラーラインナップとしては、クリア・ブルー・グレー・イエローなどがあります。
カラーごとに微妙に価格が違うのですが、クリアは需要があるせいなのか若干価格が高めです。(といっても安い事には違いないです。)私が購入した時にたまたまそうなっていたようです、実際には殆ど同じ価格のようです。申し訳ございません。
ラインの巻いたリールはジリオン10.0R SV TWです。
スプールにラインを巻いている時の印象は、フロロカーボンほどではないにしろパリッとした程よい硬さを感じるもので、ナイロンライン程のしなやかさは無い感じです。
スプールにラインを馴染ませる意味でも、釣行日前日くらいにはラインを巻いておいた方が良さそうです。
実際に使ってみてインプレ
巻物用ラインとして使用してみる
早速CN500でクランクベイトを使って釣行に行ってきましたので、その際のザッとした感想を述べてみます。
まず最初にキャストをしたのですが、ラインのガイド抜けに関してはフロロに近い感触です。
ナイロンがスルスルッと抜けるのに対して、若干ガイドに擦れてるなぁ~といった手ごたえを感じるので、めちゃくちゃガイド抜けがイイ感じでもありません。
個人的にはナイロンラインがガイド抜けする際のあのスルスル~っとした感触が好きなので少し気になりました。
また、ラインを巻き始めるとラインにフロロっぽい硬さがあるせいか、糸癖が微妙につきます。
これもまたフロロっぽい。
何回もキャストを繰り返すのですが、長時間使っていて気持ちの良い類のラインではない印象です。
ジリオン10R SV TWの釣行記事でも書いたとおり、シーバスをキャッチしたのですが、その際のラインの粘りはしっかりとあったので魚を釣り上げるためのラインパワーに関しては全く問題なかったです。
むしろCN500は伸びにくいおかげか、ベイトリールで魚を強引に寄せる釣り方とは相性が良く感じました。
カーボナイロンラインの謳い文句それぞれに対するCN500に対する感想は
続いて、メーカーのカーボナロンラインの4つの特徴に対するCN500に関しての感想を1つずつ自分なりの感想を述べたいと思います。
1・摩擦の強さに関して
まず、CN500の摩擦の強さに関してです。
これに関しては、ラインが擦れる事が少ない場面なら必要十分に感じるが、特にラインが擦れる使い方は避けた無難、と感じました。
というのも今回の使い方として、クランクベイトのようにある程度ラインが障害物に擦れることがあるような釣り方をしていると、あっという間にラインがささくれ始める場面が多かったのが原因です。
他社メーカーのバルクラインと比較してもラインのささくれ方がかなり印象的です。
CN500のラインのコーティング部分がダメージを受けているのか、ダメージがかなり分かりやすく出ます。
ハードボトムを中心としたクランキングが主な使い方でしたが、あまりラインが擦れるようなポイントではライン交換をマメにする必要がありそうです。
逆に広いエリアを障害物に当てずに巻いてみたりする使い方だとそこまで問題にはならなそうです。
2・感度の良さに関して
次に感度に良さに関してです。
今回使用しているのが10:1超ハイギアリールということもあるのですが、それを抜きにしてもライン自体がフロロに近しい硬さもあるおかげでしっかりと障害物にコンタクトしているのが感じられます。
魚に当たった際にもグンッと手元に振動が伝わるので、この点は全く不足ないかと思います。
フロロ程ではないにしろ必要十分な感度があります。
3・強さに関して
つづいて、CN500の強さに関してです。
この点に関しては、ラインの擦れはあっても急に切れるという場面は全くありませんでした。
ラインが多少擦れて見た目にはダメージを負ってもしばらくはラインが粘ってくれるみたいです。
シーバスを釣り上げた際にもラインのささくれはかなり見られたのですが、最後までしっかり粘ってくれました。
周りのコーティングが取れても、ラインの芯の部分にしっかりと強さが残ってくれているようです。
といってもラインがささくれ立ってきたら、面倒でも都度ラインを適宜カットして綺麗な状態で使用したほうが良いかと思います。
4・吸水の少なさと強度の落ちにくさについて
最後にCN500の吸水の少なさと強度の落ちにくさについて、です。
CN500を巻いてから何度か釣行に行きましたが、吸水の少なさに関してはいささか疑問が残ります。
丸一日釣行するとしたら、せいぜい3回に一度はライン交換をしておいた方が無難です。
ラインの強度自体は落ちにくいのかと思いますが、だんだんラインがごわついてくるので徐々に使用感が悪くなる感触がありました。
この点はCN500に限らず、ラインに関してはある程度釣行回数を重ねたら交換しておくのが基本だと考えているので、頻繁に交換するのがおすすめです。
むしろ500mの長さですから、ガンガンライン交換しておいた方がいざというときに後悔しないかと思います。
結局どんな場面で使うのがいいのかを考えると
今回CN500というラインを使ってみて、結局どういった場面で使うのが適しているのかを考えてみました。
個人的には巻物で障害物の少ないエリアを広く探っていく釣り方と相性が良いと思います。
ラインのパワーに関しては必要十分にあるので、クランクベイト・ミノー・スイムジグ・チャター・スピナーベイトなど横の動きで探りたいときには活躍してくれそうです。
また巻物以外に撃ち物でも使おうと考えていたのですが、ラインの耐摩耗性に疑問が残ってしまったので、撃ち物メインの釣り方では出番は少なくなりそうです。
後はこまめなラインチェックを欠かさなければガンガン活躍してくれるラインだと思います。
なにより500m巻きとは思えないような価格はやはり最大の魅力ですね。
とにかく安くいっぱいラインが欲しい、といった方にはCN500は十分おすすめできるラインです。
安くて特徴的なバルクライン
今回はデュエルのカーボナイロンライン、CN500の紹介・インプレをしました。
価格面を考えるとかなりのハイパフォーマンスのバルクラインなのは間違いないです。
ラインのマメな管理ができればだいたい何とかなる度
サンキューベリーマッチ✌
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