おはこんばんちわ、namimoriです。
前の記事で13メタニウムのハンドルノブについていたベアリングを外したところ、古いグリスが浮き出て大分汚れていました。
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ベアリング内部のボールを封入しているシールドが大分汚れてしまっていることがよく分かります。
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色が付きすぎてパッと見は錆びてるみたいにも見えますね。
ただベアリングの回転性能自体は全く問題なさそうでしたので、このベアリングを洗浄してから注油して再利用したいと思います。
そこで今回は、ベアリングの洗浄&注油のできるアイテムを購入して実際に使用してみる事にしました。
ベアリングリフレッシュセットと用意するもの
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今回購入したのはABC HOBBYのベアリングリフレッシュセットです。
このキットを使う事で、小さめのベアリングを洗浄したり注油できる便利グッズだそうです。
内容品は左から予備のOリング、ベアリングリフレッシュセット本体、説明書、となっています。
特に説明書には詳しくセットの取り扱い方が詳しく書いてあるので、作業前によく読んでおきます。
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作業途中で分からなくなった時に、都度見ておけば失敗することもなさそうです。
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ベアリンリフレッシュキットを分解すると上の写真のようになります。
私が今回の作業でベアリングリフレッシュキットと別に用意したものとしては、
- パーツクリーナー
- グリス
- トレー
- キッチンペーパー
- 綿棒
となっています。
パーツクリーナーは石油系のもので逆噴射ができるものならなんでも良いそうです。(アルコール系のものは不可)
グリスに関しては、シマノのリール用の汎用グリスを使用しました。
準備が出来ましたら早速作業に取り掛かっていきます。
ベアリング洗浄作業
まずベアリングの洗浄作業から始めます。
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上の写真のパーツは最初にベアリングをセットするものです。
今回洗浄するベアリングは内径4mmなので、説明書を参考に内径4mmに適した段差にベアリングをセットします。
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ベアリングをセットする際には、キットの段差が内径のサイズに対してぴったりになっているので、ベアリングがしっかりハマっているか確認します。
ベアリングが段差にセット出来たら、このパーツを土台にセットします。
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ベアリングがハマっている側が上になるように、土台となるパーツにベアリングがハマっているパーツをはめ込みます。
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しっかりと土台のパーツに収まればOKです。
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次にフタとなるパーツを取り付けます。
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こちらのフタのパーツに関しても、下のベアリングを傷つけないようにゆっくりかぶせていきます。
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フタのパーツをかぶせ終わったら、そのさらに上にまた別のパーツをはめ込みます。
あらかじめかぶせておいたフタのパーツに穴が開いているので、そこにかぶせるパーツの下から出ている突起部分をはめ込みます。
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ここまで出来た後はベアリングを洗浄する作業に移ります。
事前に用意しておいたパーツクリーナーを上から噴射して下へ流すことで、その途中にあるベアリングを綺麗にするイメージです。
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作業前にはトレーの上にキッチンペーパーを敷いて、その上にリフレッシュキットを乗せてから作業します。
※パーツクリーナーを使う際は屋内なら事前に窓を開けるなどして、換気の良い場所で作業を行うようにしましょう。
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パーツクリーナーの用意が出来たら、上から軽く2回ほどプッシュしてリフレッシュキット内部に流し込みます。
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上手くできていれば、下にリフレッシュキット内部を通過したパーツクリーナーが下から流れ出ていきます。
無事に作業を終えたら、リフレッシュキットのパーツを上から順番に取っていき、内部のベアリングを確認します。
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洗浄作業後、ベアリングが大分綺麗になったのが分かります。
色もツヤツヤで良いですね。
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このようにベアリングにシールドが付いたタイプのものでも、そのまま洗浄できてしまうのは便利です。
洗浄前のベアリングと並べてみましょう。
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左が洗浄前、右が洗浄後のものです。
洗浄前に対して洗浄後のベアリングは新品みたいにツヤツヤになりました。
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同様の作業をベアリング4個分行いました。
どれも綺麗で良く回ってくれます。
このまま使用してもいいのですが、ベアリング内部のボール同士が擦れて摩耗して削れてしまうのを抑えるために、グリスを注油していきます。
洗浄後のベアリングには内部にパーツクリーナーが残っている可能性がありますので、時間をおいてベアリングをしっかり乾燥させてから注油作業に移ります。
ベアリング注油作業
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ベアリングに注油する作業は、ベアリングをセットしてから上の写真の状態まで洗浄作業の時と同様に組み上げます。
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注油作業時は、洗浄作業の際にパーツクリーナーを噴射した箇所に、ベアリングに注入するためのグリスを入れていきます。
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ベアリング専用のグリスもあるらしいのですが、今回はシマノのリール用グリスを使用します。
粘度に関しては程々なので問題ないだろうと思ってこちらのグリスを使用しました。
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グリスをこの個所に入れていくのですが、中心にグリスを乗せてあげればグリスの量は少量でも大丈夫そうです。
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容器に対して三分の一程度入れてあげれば十分です。
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グリスを入れた後は、上の写真のパーツで上から押しこんで、圧力で下のベアリングに注入していきます。
押し込むパーツの外側にOリングが付いていますので、しっかりと最後まで押し込みます。
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この状態から垂直にゆっくり下へ押し下げます。
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ここまでキッチリとパーツがハマれば、下にグリスが落ちているかと思います。
内部のベアリングを確認してみましょう。
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予想以上にたっぷりグリスが付きました。
ここからベアリングを取り出してみます。
グリスが大量についているので、綿棒で周りの余分なグリスを取り除きます。
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周りのグリスを大雑把に取った状態のベアリングが上の写真です。
だいぶしっかり内部までグリスが浸透していそうです。
グリスが余分についていますが、この後ベアリングは袋に入れて保管しておくので、グリスでベアリングが錆びるのを防ぐためにも周りのグリスはある程度残しておきます。
すぐに使う場合には余分なグリスは取り除いておくと良いかと思います。
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注油作業後のリフレッシュキットには色々なところにグリスが残っています。
こちらも綿棒である程度取り除いておいて、少しだけグリスを残してキット本体の保護をしてもらいます。
後は小さいビニール袋などに入れておいて保管すればOKです。
ベアリングをしっかり洗って注油できました
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今回はベアリングリフレッシュキットを使って、ベアリングを洗浄&注油しました。
個人的には、かなり簡単にベアリングのメンテナンスができて満足度は高かったです。
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また後程リールの分解をした時に、リール内部のベアリングをそれぞれ洗浄&注油してリール全体をリフレッシュさせてやろうと思います。
全然関係ないけど年々肌がカサカサになってきたよ度
サンキューベリーマッチ✌
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