釣り用品

【明邦】VS-5010【インプレ】雨天の釣行に丁度いいウェストボックス

おはこんばんちわ、namimoriです。

バス釣り釣行時に嬉しいのが、バスが動き出してくれる可能性が上がる「シーズン中の雨」。

なのですが、雨天時の釣行時に悩んでいたのがバッグの水濡れ問題。

自分の所有しているバッグは防水性のあるタイプではないので、雨の中持っていくと帰宅時にはでろでろのどろどろといった感じで、持っていく事自体はばかられるような状態でした。

そこで防水のバッグにしようかとも考えましたが、どちらにしろ雨の中ではバッグの開け閉めで中身は濡れてしまう事を考えるとこちらも個人的には正直NG。

そこで他に何か雨に強そうなタイプのバッグはないかと探していると、タックルボックスやルアーケースでお馴染みの明邦(釣具屋さんでMEIHOと書いてあるケースが良く売られているのを見かけたことがあるかと思います)からプラスチックタイプのウェストボックスが出てるじゃないですか。

これはいい!と思い早速購入して雨の中使用してみると、良い点と気になる点が見えてきましたので、今回は明邦のVS-5010の紹介・実際に使用してみて感じたことを書いていきたいと思います。

スポンサーリンク

VS-5010ってこんなウェストボックス

  • 軽量で頑丈なプラスチック素材のウェストボックス
  • 少しくらいの小物類ならルアーと同時に収納可
  • 軽くて腰が楽でラクチン!
  • 雨や汚れに強くて良い感じ
  • ルアーチェンジもサッとできる
  • たくさんルアーを持っていきたい人は不満がでるかも
  • 便利な裏蓋にも弱みが・・・
  • プライヤーのサイズに注意

VS-5010をみてみる

VS-5010は、ウエストに装着するタイプのボックスで、硬めのプラスチック樹脂でできています。

ウェストに装着する際はバックル型のベルトをカチッとはめ込むタイプになっています。

こちらもボックス同様に頑丈なプラスチック樹脂でできています。

ボックスの上蓋を開けた状態です。

蓋は二つに分かれているので片方ずつ開ける事もでき、それぞれのふたの裏側に小物を入れられる収納スペースがあります。

本体の右側にはプライヤーを差して固定できるスペースもあります。

こちらが上蓋の裏側にある内蓋を下した状態です。

シンカーやスナップなどの小物くらいなら入るくらいのスペースと高さがそれぞれあります。

メインボックスの左側にはスピナーなどが引っ掛けてぶら下げられる仕切り板がふたつあります。

仕切り盤を1つにすれば小型のスピナーベイトなら何とか入りそうなくらいのスペースが確保できます。

仕切り盤を全部取っ払うとこんな感じにそこそこ広いスペースが取れます。

ボックスと一緒にワームオイルが流れ出ないチャック付きの袋も付属してきます。

ボックスに色々入れてみる

メインスペースにルアーがどのくらい入るか

最近はハードルアーを使用することがほとんどなので、仕切り板を全部取っ払って使いそうなルアーを詰め込んでみました。

画像のルアーはサイズもマチマチですが、だいたい15個くらいのハードルアーが収納出来ました。

ある程度スペースに余裕を持たせておかないとルアーを取り出すときに手間取りそうなので、このくらいがルアー容量的には限度だと思います。

どのくらいの長さのルアーが入るか

メインスペースの内寸が232mmなので、上の画像のようなミノー(ハンクルミノー スティーズカスタム、137mm)もすっぽり収まってくれます。

念のため真ん中の仕切り板を入れた状態で、左右にルアーを振り分けて入れてみました。

左のスペースの方が若干横幅が長くできているので、左にミノーなどの長細いルアー、右にクランクなどの短いルアーを振り分けました。

流石に前の写真の137mmのミノーは左側に収納できませんが、スミスウィックのデビルズホース(画像左の白に黒い線の入った細長いルアー)は114mmありましたが何とか収納出来ました。

少し太さのあるトリプルインパクト(左の背がピンクのルアー)も長さが107mmありますが難なく収納出来ます。

こう見ると、思っていたよりは収納能力があるように個人的には感じました。

ふたの裏の収納スペースはどう使うか

ふたの裏の収納スペースですが、左側の上の部分は少し長さが確保できるので、トゥルーアイチューナー、フック研ぎ用のヤスリ、スプリットリングオープナーを入れてみました。

下の余ったスペースにはスナップが入ってますが、ワームを使う際には使用頻度の高いフックやシンカーを数個ずつ入れてみるのも良さそうです。

右側のふた裏のスペースには、フックカバーや、画像には無いですが予備のフックを入れて使用しています。

こちらにもフックやシンカー、スナップなどはすんなり収納出来ます。

小型のワームなどでも良い感じにすっぽり入りそうです。

内蓋の上にルアーなどを置ける

蓋を下した状態にすると、ふたの上にルアーが置いておけます。

ここをよく見ると分かるのですが、

外側に段差があるので、そこにフックが引っかかってくれてルアーが落下するのを防いでくれます。

内蓋をおろして使う際には上蓋の裏側の収納スペースが開きっぱなしになるので、その際は小物類を入れないほうが良いかもしれません。

実際に使ってみて感じた事

良かった点

ボックスを腰につけていても重さを感じにくいので腰が楽!

VS-5010にルアーをいっぱい詰め込んで実際に釣り場に行ってみて感じたことは、とにかく腰が楽!ということでした。

ルアーが十数個入っているボックスだと重さもそれなりにあるはずなので、腰につけた状態だと重さ的にはどうかなぁと考えていましたが杞憂でした。

ボックス本体の形が腰回りに沿って湾曲しているので、ボックスの中にそれなりにルアーを詰め込んだとしても、腰回りの重心が非常に安定してくれました。

布のバッグだとルアーの重さで重心が傾くような状況でも、プラスチックでしっかりと作られているVS-5010だと重さが安定しているのが装着していると良く分かります。

半日から一日ほど釣行を続けるとなると、重いバッグを腰回りにつけていると、一日の終わりに自分の想像以上に腰回りに疲労が溜まっていることがよくあるかと思います。

その点VS-5010は、腰の負担を減らしたい方に最適なウェストボックスではないかと思います。

雨天にはやっぱり便利だった

当初の目的の雨天時の使い心地ですが、やはり想像通り良い感じです。

プラスチック製なので布製のバッグのように雨を吸って重くなったりせず、泥などが跳ねても後で拭き取れば綺麗になってくれます。

流石にふたの開け閉めをする際には雨水は入ってきますが、帰宅後にサッとふき取れば済みます。

汚れなどを気にせずに使えるというのはやはり便利。

オカッパリの釣りで藪漕ぎする時にも、木の枝などの引っかかりを気にせずにガンガン進めるのも嬉しかった点です。

ルアーまで直にアクセスできるので、ルアーチェンジがサッとできる

VS-5010はボックスを開けてルアーに直にアクセスできます。

同時に裏ふたの中に小物なども収納できるので、使いたいルアーによってスナップやシンカー、フックなどもサッと切り替えられるので、ルアーチェンジのテンポが良くなってくれます。

今回はあえて沢山ルアーを詰め込んで釣行に臨みましたが、次回以降は使用するルアーやワームを数種類に絞って身軽にして出かけてたいと思います。

ルアーの数を絞っていくと釣行中の迷いも少なくなるので、ポイントの切り替えもガンガンできそうなのもいいですね。

気になった点

沢山ルアーを持っていきたい人には不向きかも

これはVS-5010の機能性を考えるとどうしようもないですが、ボックスの容量がたっぷりあるとは言い難いところがあります。

機動性を重視する分、容量のたっぷりある釣り用のバッグと比較してしまうとどうしても持っていけるルアーの総量は劣ってしまいます。

この点はあまりルアーを持っていかない私自身は気にならなかったのですが、色々な種類のルアーを使いたい方には不満が出てきてしまいそうです。

裏蓋パカパカ問題

VS-5010の裏蓋に関してですが、この取っ手の部分。

下のうち蓋の突起部分を外蓋の内側にカチッと噛ませて固定する仕組みになっています。

が、この部分を占める時にカチッと音がしたのだけ確認して目視を怠ると、次に外蓋を開ける時にうち蓋部分もパッカリ開いてしまったことがありました。

どうやらうち蓋のパーツは外側の素材より柔らかく作られているようで、きちんと耳と目で完全に閉まったのを確認しないと少しの緩みで固定されている部分が外れてしまうようでした。

また、外蓋を開ける際にうち蓋を固定している部分に指が当たりやすくなってもいるので、その時の指先の動きでも開いてしまうこともありました。

この点は、よく開ける側のふたの裏には何も入れないでおくと対応できるかと思います。

私の場合ですと、左側のふたの裏には小物類を入れておき、右側には何も入れないのがベストな使い方になりそうです。

プライヤーが小さいサイズしか入らない

VS-5010を購入する前に実物を確認する機会が無かったので分からなかったのですが、ボックス外側にあるペンチホルダーが非常に小さく感じました。

私が良く使用しているプライヤーが海でも使用しているタイプだったのですが、これがまさかのサイズが大きすぎて不適合な感じに。

このプライヤー自体そこまで大きくないので、正直ここは残念な点でした。

また、プライヤーのサイズが丁度良くても真ん中にバネが入っているタイプだと、そこが邪魔してプライヤーを固定できないかもしれません。

後で適当なプライヤーを見繕っておこうと思います。

軽くて丈夫な雨天釣行時の優れたウェストボックス

今回は、明邦VS-5010の紹介・インプレをしてみました。

雨や汚れを防いでくれて、非常に軽く安定していて機動性も上がったのでこちらのウェストボックスを今後メインで使う事になりそうです。

細かい点をみれば良い点だけでなく気になった点もありましたが、それでも良い点が上回ったのが嬉しかったです。

腰回りの負担が少ないのは嬉しい誤算度

サンキューベリーマッチ✌

コメント

タイトルとURLをコピーしました