ハードルアー

【レイドジャパン】レベルクランク【インプレ】

おはこんばんちわ、namimoriです。

今回はレイドジャパンのクランクベイト、レベルクランクの紹介・インプレをします。

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レベルクランクってこんなルアー

  • シンキングタイプのシャロークランク
  • キャスト感が良く引き感も丁度いい
  • 魚に違和感のない水平姿勢で泳いでくれる
  • スローシンキングの仕様にメリットが多い
  • ワームみたいにフォールさせたり、バイブレーションみたいにしゃくりあげる事もできる
  • フックサイズの小ささだけが唯一気になる

レベルクランクをみてみる

スペック

全長 50.8mm
重さ 3/8oz
フックサイズ 前#10 後#8

レベルクランクのボディサイズは50.8mmと、やや小ぶりなサイズ感となっています。

フックサイズも前#10後#8の設定で、ボディサイズに対してコンパクトサイズのフックを採用しています。

ルアーは3/8ozクラスと表記があり、実測では約10gとなっています。

ボディ各部

レベルクランクのボディを横から見てみると、ヘッドからテールにかけてキュッと絞れた形状になっています。

視点を変えてレベルクランクを上から見てみると、ボディ横にボリュームを持たせてヘッドとテールを絞っているので水を上手く受け流しそうなデザインです。

フックが上手くボディサイドからはみ出さない丁度いいサイズで根掛かりも少なそう。

クランクのボディタイプとしてはラウンド~フラットのちょうど中間といった感じです。

レベルクランクは60~80cmのレンジを主に狙うシャロークランクです。

リップも障害物を避けられるように、シャロークランクらしくコンパクトにまとまっています。

厚みは程々な感じなので極端にカバーに強いといったことは無いですが、オープンエリアでの使用感は全く問題ナシ。

形状はラウンドタイプのリップでコンパクトながらしっかり仕事をしてくれます。

フックサイズは前述の通り前#10後#8とかなり小さめです。

フック自体の刺さり具合としてはしっかりと刺さってくれます。

実際に使ってみてインプレ

キャストしやすく、水平姿勢でブリブリ元気に泳いでくれる

レベルクランクのキャスト感に関しては、後方に絞れたボディとフロントフックの上に設置されたウェイトの恩恵で、非常に飛びやすく扱いやすいです。

泳ぎに関してはレベルクランクに限らず、レイドジャパンのハードルアーは水平姿勢で泳ぐことを売りにしているものが多いです。

水平姿勢で泳ぐルアーは魚に違和感を与えにくいなどメリットが多いというのは、ワームのリグなどで水平姿勢を維持する大切さを理解している方には特にお分かりいただけると思います。

レベルクランクもレイドジャパンのルアーらしく、泳ぐ姿勢は水平を維持して非常に綺麗。

ルアーの動きとしては、水を受けて左右にブリブリと強めのウォブリングをしながら進んでくれます。

引き抵抗に関しても、手元にルアーの動きが伝わる弱すぎず強すぎない丁度いい塩梅なので不満はありません。

レベルクランクは、キャスト感・ルアーの動き・引き抵抗など、シンプルなボディ構成ながら非常に使い勝手が良いクランクベイトとなっています。

着水後にシンキングから泳がせられるのが思った以上に便利

レベルクランクの特筆すべき点はスローシンキングの仕様になっている点です。

分類的にはシンキングクランクといった感じになると思いますが、日本の市場ではあまり見ないタイプのルアーになっています。

始めてこの仕様を知った時には「根掛かりが多くなるんじゃないのかなぁ」と正直思いましたが、予想に反してシンキングクランクのメリットの方が多いと感じる結果になりました。

メリットの一つとして、着水後にレベルクランクをゆっくり沈めてから巻き始めると、フローティングタイプのクランクと違い最初から水中にルアーが入っているので、泳ぎだしの水噛みに失敗するというのがほぼありません。

また、レベルクランクはシャロークランクでありながらカウントを取って任意の深さまでルアーを沈めることができるので、ラインスラッグをあえて多めに出すことで、あえてより深いレンジから巻き始めるという使い方もできます。

ルアー自体の泳ぎは水平姿勢を維持し続けてくれるので、足元まで巻き切るまで泳ぎだしたレンジをキープしつづけてくれます。

レベルクランクのこういったメリットに関しては、他社のクランクベイトでは同様の動きを再現するのはなかなか難しいユニークなものだと思います。

フォールだけでも攻められる

ここまでさんざん書いた通りレベルクランクはシンキングクランクです。

着水後はあえてフォールさせてから使うのが多くなりますが、足元でフォールさせることによって、クランクベイトらしくない攻め方もできます。

レベルクランクのフォール姿勢はヘッドを軸に微細な悶えをみせながらユラユラと落ちていきます。

この時の動きが必要最低限のプレッシャーを与えにくい動きで、ノーシンカーワームのフリーフォールに非常に似たような動きです。

手元にワームが無い場合や、ワームへの付け替えが出来ないような状況なら、レベルクランクをノーシンカーワームのように使うことも十分可能です。

ここに動きを追加しようと、レベルクランクがある程度フォールしたところでロッドを挙げてしゃくりあげてみると、これもまたバイブレーションチックな動きもしてくれます。

つまりレベルクランクはクランクベイトでありながら、フリーフォールで見せて誘う動きと、しゃくりあげでリアクションを狙った釣り方もできる、ユニークなルアーとしての面も大いにあるということです。

唯一の不満点はフックサイズ

レベルクランクに感じる唯一の不満点は、やはりフックサイズの小ささでしょうか。

ルアーのサイズやシンキングという仕様上、フックサイズをあげるのは難しいとは思いますが、それにしてもフックが小さいなと感じます。

フックが小さいから根掛かりからフックを曲げて回収出来たり、障害物に引っかかりにくくなる、といったメリットは色々あるとは思います。

純正のフックサイズでかなりのスローシンキングなので、もう少しフォールスピードを速めたい場合はフックのサイズを前後で上げてやると、また違う動きが出せそうなので後々試してみたいと思います。

貴重なシンキングタイプのクランクベイト

今回はレイドジャパンのクランクベイト、レベルクランクの紹介・インプレをしました。

「シンキングタイプのクランク」というだけで中々面白い仕様ですが、その実メリットの多いルアーでした。

クランクベイトの釣り方にいつもと違うエッセンスが欲しい、といった方には特におすすめしたいルアーです。

もっと日本でシンキングタイプのクランクが広まって欲しい度

サンキューベリーマッチ✌

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