おはこんばんちわ、namimoriです。
今回はサンヨーナイロンのナイロンライン、アプロードエープラスの紹介・インプレをします。
ラインの価格が高騰している＆消耗が激しいので、何か安くて良さそうなラインがないか探していたところ、丁度こちらのナイロンラインが手ごろな価格で売られていたので試しに使ってみる事にしました。
結果から先に言ってしまうと、アプロードエープラスは価格以上にしっかりとできたナイロンラインで、使い勝手はかなり良い感じでした。
では続きをどうぞ。
アプロードエープラスってこんなライン
- サンヨーナイロンが発売しているボビン巻き500mのナイロンライン
- 良くも悪くも低価格帯のナイロンラインらしい伸び感
- 撃ちモノ使用時やファイト後にもライン表面の毛羽立ちがほとんど出ない
アプロードエープラスをみてみる
アプロードエープラスはサンヨーナイロンが発売しているボビン巻きのナイロンラインです。
ラインの太さのラインナップとして、3・４・５・６・８・10・12・14・16・20lbがあります。
全ての太さのライン容量は500ｍとなっており非常に大容量です。
カラーのラインナップは全てのサイズでクリアのみとなっています。
今回購入したのはベイトリールに使うので14lbにしました。
ボビンに巻かれているラインは平行巻きでは無くラインが重なっているので、多少ラインの表面が潰れてはいます。
ラインの残り容量などのマーキングシールのようなものは特にありません。
ラインとともにオマケのメーカーシールが付いています。
なんだか分からないですが、釣り用のラインってこういったシールを付けがちですね。
こんなのわざわざつけるなら、ラインの長さのマーキングシールを付けて欲しいところです。
シール自体はカッコいいですけどね。2枚目以降の扱いに困る。
実際に使ってみてインプレ
ということで実際に色んなルアーを使ってみて使用感を見てきます。
ラインを巻いたリールはジリオン10です。
巻物で使う
まずは何か巻物で良さそうなのないかなぁと考えたところ、ルアー自体の重さがそこそこあるバズベイトを投げ込んでみました。
まずキャスト感ですが、ルアーを飛ばす際にはナイロンラインらしくロッドのテイクバック時にはライン自体がグインと伸びる手ごたえがあります。
よく言えばナイロンラインらしい伸びと言えますが、その分しっかりルアーの重さをラインよりもロッドに乗せながらキャストする必要が出てきます。
ルアーの重さは、ラインの太さやロッドの硬さに対して重すぎないものにした方が投げやすくなるかもしれません。
良くも悪くもナイロンラインらしい性質を持っていますが、ラインの伸び方は低価格帯のナイロンラインでよくある、「いくらでも伸びそうな」感触でした。
可もなく不可もなく、といった感じです。
撃ちモノで使う
巻きで使った後は撃ちで使ってみる事にしました。
撃ちモノではラインが水中の障害物と必然的に擦れるので、耐摩耗性を中心にみていきます。
とりあえず使ったのはいつものコレです。
最近毎回のように使っているラバージグです。
コイツでボトムを取ってからズル引きしまくってみます。
2時間ほど釣りを続けてみた結果、ラインがどうなったかというと。
これは正直驚いたのですが、ほとんどラインの表面に毛羽立ちが出ませんでした。
ボビン巻きで低価格帯のナイロンラインですと大抵30分もボトムをズル引きしたらラインの表面がケバケバしだすのですが、こちらのラインはそんな様子も全く見られません。
これはたまたまかな？と思いこの後も一時間ほどボトムをズル引きしてましたが、やはり表面の毛羽立ちは見られませんでした。
ライン自体は途中で引っかかったりして引っ張ったりしてるので、最初よりは伸びているはずなのですが表面に関しては大分耐久性がありそうです。
正直ここまで毛羽立ちが無いとは思ってなかったので、これは嬉しい誤算でした。
高比重ワームもつかってみる
ラインの毛羽立ちが少なくボトムで使うようなルアーもイケるのかと思い、ついでに高比重ワームも使ってみる事にしました。
使用したのはI.F.ANKERです。
高比重ワームと言っても割と軽めなワームですが、ボトムまでフォールさせてステイ→ジャーク→フォールの動きを繰り返して使ってみることに。
こちらも2時間ほど使ってましたが、やはりライン表面の毛羽立ちはないですね。
これは良いかもしれないな、と考えていると待望のバイトがきました。
ググッっとルアーを持っていかれますが、ラインが伸びるぶん魚も違和感を持ちにくいのか、そのままゆっくりバイト後にルアーを持っていきます。
しっかりラインを送った後にフッキングをして魚をキャッチ出来ました。
まぁバスじゃなくてナマズなのですが良いでしょう。（ナマズでも結構うれしい）
さんざんナマズ君が暴れまくってくれてリールに傷がつきまくってしまいましたが、ナマズを逃がしてから気を取り直してラインをみてみます。
流石にナマズのグルングルンといった強烈な暴れ方をされるとラインもカックンカックンになってますが、しっかり伸びて対応してくれました。
しかもファイト中に水中の障害物にかなり擦れたはずのライン表面には、やはり毛羽立ちはほとんど見られませんでした。
ナマズとファイトしてコレは優秀ですね。
追記:2回目以降の釣行でラインの様子が・・・
この記事を公開してから数日後、2回目の釣行へ行ってきたのですがキャストの度にリールから何やらギシギシと嫌な感じの音がでてきました(;・∀・)
ぱっと見では特に変化はないのですが、ライン表面がすでに劣化し始めているようでした。
特段リールを気温が高い場所に放置したり、といった事も無かったのでどうやら純粋に一回目の釣行で水を吸って劣化したようです。
にしても劣化具合がかなり早い気がします・・・。
初回は気持ちよく使えて2回目以降は一気にラインが劣化する感じは、別メーカーの某有名ナイロンラインなみのピーキーさですね。
とはいってもいきなりラインブレイクする、といった事も無かったので実際には使い心地が多少悪くなる程度ですね。
頑張って使って釣行3回分くらいでしょう。
使い心地の劣化を気にしなければ、一般的なナイロンラインっぽい頻度で交換するくらいで丁度いいかもしれません。
大容量で耐摩耗性のしっかりあるナイロンライン
今回はサンヨーナイロンのナイロンライン、アプロードエープラスの紹介・インプレをしました。
ボビン巻きで大容量かつ耐摩耗性に優れたナイロンラインで、ユーザーにとっては嬉しい品質のラインでした。
これだけ良かったらリピートしても良いかも、と感じてます。
釣行中にリールに思い切り傷が入ったのが正直キツかった度
サンキューベリーマッチ✌
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