おはこんばんちわ、namimoriです。
今回はラパラのシンキングミノー、CD1とCD3の紹介・インプレをしていきます。
※CD=カウントダウンの頭文字
ウッドルアーは使用する木材個々のバラツキなどから、同じルアーでも動きが微妙に違う事が多々あります。
この記事ではあくまで「私個人が使用している個体に対する感想」、という事を前提にしてお読みいただけると幸いです。
CD1とCD3ってこんなルアー
- ラパラのシンキングミノー
- キャスト→巻くだけの簡単ルアー
- キャスト時の飛距離は意外とよく飛ぶ
- 巻き感はボディサイズ以上にしっかりある
- CD1はリアフックのみ、CD3は前後フック
CD1とCD3をみてみる
スペック
潜行深度 | 長さ | 重さ | フックサイズ | |
CD1 | 0.3-0.9m | 2.5cm | 2.7g | #12 |
CD3 | 0.6-0.9m | 3cm | 4g |
CD1とCD3ともに最大潜行深度が~0.9mとかなり浅いレンジを泳いできます。
長さと重さ
ボディの長さは2.5cmと3cmになっています。
が、ここで問題発生。
とりあえず実測してみると、
どういうことだってばよ・・・
大分カタログ表記の値からずれが出てしまったのですが、購入した際のパッケージには間違いなくカタログ値の表記がされていたので、気にしない事にしました。
私の計測の仕方が間違ってるのかもしれません・・・。
念のため重さも実測しておくと、
CD1
カタログ表記:2.7g
実測:2.9gCD3
カタログ表記:4g
実測:3.57g
流石にバルサボディのルアーなので幾分か重さにズレが見られます。
このサイズのルアーで長さや重さにムラがあるという事はそれだけルアーの動きなどにも影響があるはずです。
こういった感じだとバルサルアーでは仕方が無いですが、アタリ個体やハズレ個体などがどちらのサイズもありそうです。
ボディ各部
CD1とCD3はボディサイズが小さいながらも、ミノー然とした前方と後方がキュッと絞れている形状をしています。
リップに関しては、ボディサイズに対して丁度いい大きさのラウンドタイプのものを採用しています。
大分小さいリップにメーカー名の刻印がしっかりとされており、細かいところまでしっかり作りこまれていることが分かります。
フックに関しては、CD1・CD3ともに#12のフックを採用しています。
CD1はリアフックのみ、CD3は前後にフックがついています。
フックサイズはあまり大きくないので、上の写真のようにフックがどこかで軽く引っかかったのを回収すると、簡単にフックが曲がってしまいます。
実際に使ってみてインプレ
キャストしてただ巻いてくるだけで簡単に釣りが成立する
CDシリーズは、ルアーをキャストして着水してから釣り人がカウントをすることによって自分の任意のレンジでルアーを泳がせることができます。
CD1とCD3も着水後にカウントを取ってから好きなレンジで泳がせることはできます。
が、潜行深度が最大でもカタログ表記で~0.9mと非常に浅くなっているので、バス釣りで使用するならそこまで最初のカウントは意識しなくても良いでしょう。
基本的にはキャスト→着水→ただ巻きで十分ルアーの性能は発揮できます。
ルアーの使い方がシンプルに巻くだけなので、特にまだバス釣りを始めて間もない方なら難しい事を考えずに使える使いやすいルアーになってくれると思います。
ボディサイズ以上にルアーが良く飛ぶ
CD1・CD3ともにハードルアーとしては、ボディサイズがコンパクトで非常に小さめな部類に入ります。
特にCD1をキャストする時には、ホントにきちんと飛ぶのかと疑わしくなるくらいには小さい印象です。
が、実際にルアーをキャストしてみると下手に小さめなプラスチック製のハードルアーより、しっかりと飛んでくれます。
これはCD3も同様で、飛距離的にはボディが大きい分CD1より多少飛距離が伸びます。
CD1だと、スピニングでもラインは~4lbまで、ロッドの硬さはULくらいがちょうどいいと思います。
実際トラウトフィッシングではCD1のフックをシングルフックに取り換えて使用するようです。
CD3だと、スピニングだとLクラスの硬さのロッドを、ベイトタックルならベイトフィネスでギリギリ使いきれるくらいの大きさになっています。
CD3は前後にフックが付いているので、フッキング率も上げたい場合はこちらを使う事をおすすめします。
巻き感はかなりしっかり、動きもブリブリとアピールしてくれる
CD1・CD3のどちらも使って驚いたのは、引き抵抗がボディサイズに反してかなりしっかりとある事でした。
ここまでルアーサイズが小さいと、巻き感はノー感じなのかなぁと思っていたのですが、手元に伝わる引き抵抗は想像以上に力強いです。
さらにCD1・CD3はミノーとして販売されているものの、泳いでいる時の姿勢は小さいボディを頭を軸に大きくウォブリングを主体にしながらブリブリと泳いできます。
ボディサイズが小さくてもしっかりと水押しをしているのが伝わるので、アピール性能も必要十分にあるのが嬉しいです。
CD1とCD3のフックの数の違い
CD1とCD3はフックの本数が違いますが、どちらも良し悪しがあります。
CD1→リアフックのみ、フッキング率は下がる
CD3→フロント・リアにフックあり、フッキング率は上がるが前後のフックが絡まりやすい
となります。
特にCD3に関してはボディサイズが小さいところに前後フックが付いているので、結構な頻度でフック同士が絡まる印象です。
ボディサイズも違うので、ポイントに居るベイトフィッシュのサイズに合わせてみるなど、状況によって使い分けするといいでしょう。
お気軽フィッシングのお供にCD1・CD3
今回はラパラのシンキングミノー、CD1・CD3の紹介・インプレをしました。
私が生まれる前から売られ続けている名作ルアーなので、素人の私が紹介していいのか分からなかったのですが、こういったルアーもあるよーといった事を書いておきたかったので今回の記事にしました。
やはりロングセラーのルアーの性能は現代でも侮れませんね。
替えフックもしっかり用意しておきたい度
サンキューベリーマッチ✌
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