おはこんばんちわ、namimoriです。
今回はエバーグリーンが発売しているクランクベイト、ワイルドハンチの紹介・インプレをします。
ワイルドハンチってこんなルアー
- エバーグリーンが発売しているクランクベイト
- 独自形状のリップと固定式のタングステンウェイトを内蔵している
- 程々の巻き抵抗とおとなしく安定した泳ぎ
- リップの性能が高く、ルアー性能の高さに寄与している
- キャスト飛距離がルアーサイズに対して、かなりしっかり出てくれる
ワイルドハンチをみてみる
スペック
長さ | 52mm |
重さ | 9.6g |
潜行深度 | 1.2~1.6m |
フック | 前#7後#5 |
タイプ | フローティング |
ワイルドハンチはエバーグリーンが発売しているクランクベイトです。
潜行深度が1.2~1.6mの表記になっていますが、使用するタックル次第(ラインの太さなど)で潜行深度を変わる事も考慮しているようで、メーカーの表記では標準潜行レンジと書かれています。
ワイルドハンチの重さを実測したところ、10gちょうどでした。
スペック表記より若干重くなっていましたが、ほぼ誤差といって差し支えないと思います。
ボディ各部
ワイルドハンチはシャローレンジ(浅い層)を中心に狙うクランクベイトです。
パッと見て目につく特徴としては、前方に大きく突き出たリップではないでしょうか。
ボディの長さに負けないくらいにリップの長さが確保されています。
また、ルアー内部のウエイトはフロントフックの上部と、腹側に固定のタングステンウェイトが内蔵されています。
ワイルドハンチを上から見てみると、さらにリップの大きさが目につきます。
横幅もボディと同等かそれ以上に確保されていますね。
ボディ上部にはルアー名の”MoDo Wildhunch”の表記がされています。
ワイルドハンチのリップはメーカーによると、3Dハイパーリップデザインという名称をした独自の設計で、ルアーアクションや障害物回避性能などを高める事が狙いのようです。
リップを横から見てみると根元が盛り上がっていたり、先端が少し下がった角度になっているなど、それぞれの箇所にしっかりと役割を持たせていそうなことが感じられます。
ワイルドハンチのフックはフロントが#7、リアが#5になっています。
現行のクランクベイトとしては純正の前後のフックサイズが独特なので、フック交換する時にはサイズに気を付ける必要があります。
ワイルドハンチのラインアイは、横アイになってます。
実際に使ってみてインプレ
巻き感は程々にあり、泳ぎの強さはおとなしく丁度いい感じ
ワイルドハンチの巻き感としては、巻いている際のルアーの振動がしっかりと感じられますが、決してストレスになるほど強くなく、一日中投げ倒しても疲れにくい程度の強さです。
ワイルドハンチだけで集中的にポイントを攻めたいタイミングなどでも、ストレスなくキャストを続ける事が出来ます。
ワイルドハンチの泳ぎ方に関しては、程々の引き抵抗と同様にウォブリング(横の動き)が比較的おとなしい動きをしてくれます。
クランクベイトとしての動きとしては、しっかりと丁寧な動きでバランスも崩しにくいので、安定した泳ぎを継続してくれるのがワイルドハンチの強みだと感じます。
いつでもどこでも安定した動きをするクランクベイト、というだけでも十分に強みのある性能です。
独自形状のリップが回避性能、動き、潜行性能、それぞれに長けてる
ワイルドハンチのリップは、3Dハイパーリップデザインという独自デザインの形状をしています。
実際にワイルドハンチを使用していくうちに、このリップの性能の高さが徐々に理解できてきます。
まずリップで一番重要な障害物回避性能に関してですが、こちらはボトムノックもしながら障害物をなぞるように確実に避けてくれます。
実際に根掛かりがきつそうだなぁ、といったポイントを強気で攻めてみても根掛かりする事は、ほとんどありません。
また、リップを障害物に当てるように巻いていると、たまにルアー自体がバランスを崩して障害物に当たった瞬間に、バンッと横っ飛びしてかなりイレギュラーな動き方もしてくれます。
この動きがただ巻きをしている際に急にくるので、特にだらだらとルアーを追いかけているバスに対しては、いきなりのルアーの動きからのリアクションで口を使わせる効果も期待できます。
さらにリップの先端がえぐれているようになっているのですが、このえぐれが効いているのか初動の水の掴み方がかなり良く感じます。
リップが長いルアーだと入水する際の動きが安定しない事がありますが、ワイルドハンチは比較的安定して最初からしっかり水を掴んで水中に向かって潜行してくれます。
ワイルドハンチのリップは、クランクベイトとして必要な性能を色々な面でしっかり兼ね備えている、隙のない性能を持っています。
固定式のウェイトでも、しっかりキャスト距離が出る
ワイルドハンチのウェイトは固定式のタングステンウェイトです。
リップからボディ全体の作り、固定ウェイトの位置までしっかりとセッティングされているのでしょうか、キャスト時の飛距離はルアーサイズや重さを考えると、かなりしっかりと飛んでくれます。
ウェイトがフリーに動くような機構でキャスト距離が稼げるというのはよく見られますが、固定ウェイトで移動式のウェイトと遜色ないほど飛距離が出るというのは嬉しい点です。
クランクベイトは飛距離を出せば出すほど目的のレンジを泳ぐ距離を長くキープできるという特性上、しっかり飛距離を出せるというのはプラスしかありません。
ワイルドハンチは52mmのボディサイズ、9.6gの重さ以上に、しっかりと飛んで足元まで泳ぎ切ってくれます。
丸一日でも余裕で投げ倒せる、優秀なクランクベイト
今回はエバーグリーンのクランクベイト、ワイルドハンチの紹介・インプレをしました。
霞水系で使用されるクランクベイトといえば、ワイルドハンチかブリッツか、といったくらいポピュラーなルアーです。
霞水系でクランクベイトってどれ使おうかな、となったらどちらか持っておけば間違いないでしょう。
霞水系でよく落ちているルアー度
サンキューベリーマッチ✌
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