おはこんばんちわ、namimoriです。
今回は、O.S.Pのクランクベイト、BLITZの紹介・インプレをしていきます。
長年定番で販売され続けている、名作クランクベイトです。
BLITZってこんなルアー
- O.S.Pから長年販売され続けている定番クランクベイト
- セミフラットボディ、基盤リップ、固定ウェイト、横アイなど、細かいこだわりが多く盛り込まれて作りこまれている
- 細かくハイピッチに泳ぎながら、幅広のリップで障害物を回避
- キャスト時には固定重心でも十分な飛距離がでて、スロー~ファストリトリーブにしっかり対応する
- 引き抵抗が抑えめなので、軽めのタックルでも扱いやすい
- フロントフックのアイが若干曲がりやすいか
BLITZをみてみる
スペック
全長 | 53mm |
重さ | 9g |
フックサイズ | #6 |
BLITZのサイズは53mmです。
日本で使われているバスルアーの中では、ベイトフィッシュライクな丁度いいサイズになっています。
ルアーの重さも約9gとなっており、メーカー公表値と一致しています。
フックサイズは前後#6と、各フックメーカーで取り扱いの多いサイズとなっており、色々な種類のフックを選びやすくなっています。
ボディ各部
BLITZのボディはラウンドボディとフラットボディの中間の、セミフラットボディとなっています。
ラウンドボディの障害物回避性能と、フラットボディの強い水押しをバランスよく取り込むような設計です。
ボディの構造に関しても、ハニカム構造(ハチの巣みたいな感じです)になっていて、強度を保持しながら軽量化に成功しているそうです。
リップには0.8mmの基盤リップが備え付けられています。
0.8mmの基盤リップは障害物と接触しても削られにくく、ルアーの水切りが良くなるので、ルアー全体の動きにキレがでてくれます。
リップは幅広なスクエアタイプの形状です。
横幅が広く取ってあるので、障害物に対する回避性能が期待できます。
BLITZといえば、フロントフックの後ろに見えているアウターウェイトです。
このポッコリと膨らんだ重心の最下部となる位置にタングステンボールが仕込まれています。
このウェイトのおかげで、ルアーの動きにレスポンスが良くなる効果をもたらしてくれ、更にキレが増してくれるようです。
さらにフックアイは前後ともに「横アイ」タイプとなっています。
横アイはフック同士の絡みなどを防いでくれますが、フロントのフックアイに関しては、すぐ後ろのウェイトと干渉することを防ぐ目的もありそうです。
実際に使ってみてインプレ
泳ぎのピッチは細かくアピールをしっかりしつつ、障害物もバランスよく回避する
BLITZを実際に動かしてみると、セミフラットボディというラウンドボディとフラットボディの中間をとった形のルアーらしく、バタバタと程よくアピールしながら泳ぎます。
動きのピッチ自体が細かいので、バタバタと動くスピードが速い分アピールが強く出てくれます。
また、幅広のリップは障害物回避性能が見た目以上にあることで、大体の障害物をリップを当てつつしっかり回避できます。
固定重心ながらきっちり飛んで、泳ぎも破綻しない
BLITZは固定重心を採用しています。
ウェイトの位置をギリギリまで重心の最下部にすることで、アクションレスポンスを高めてルアー自体の動きにキビキビ感を生み出しています。
ルアーの動きに関して、固定重心はキビキビとした感じを出してくれるのでメリットになりますが、キャストに関しては移動重心システムと比較するとどうしても飛距離は見劣りがする点はあります。
その点BRITZは固定重心を採用しつつも、キャスト時の飛距離が適度に稼ぎやすくなっています。
BLITZの前方から後方にかけて絞れたボディや、リップの薄さなどで空気抵抗が抑えられていることなどが理由なのかなと感じます。
キャスト時に必要十分な距離を、ルアーの動きを維持しながら確保できているのが素晴らしいところです。
また、キャスト後の巻きスピードをスロー~ファストリトリーブまで変化させても破綻せずに、キッチリ足元まで泳ぎ切ってくれます。
引き抵抗がかなり抑えられているので、非常に扱いやすい
BLITZの巻取り時にはルアー全体の設計のおかげか、手元に余計な引き抵抗が伝わりづらくなっています。
同じようなサイズと重さのクランクベイトと比較しても、かなり巻き取りやすくなっているので、ライトなタックルセッティングでも使いこなすことができます。
ベイトタックルなら、ロッドの硬さ的にはL~MLの幅の間くらいなら大抵BLITZを巻いてても快適に扱えそうです。
もし手持ちのタックルにルアーが合わなかったとしても、BLITZシリーズ自体にもっと小さかったり大きかったりするサイズのものがあるので、そちらも使ってみる事がおすすめです。
フロントのフックアイが若干曲がりやすい
BLITZはルアーの性能や使い心地に文句がでないような優れた性能をしています。
ただ、BLITZに対して毎度不満に思うことが一点だけあります。
それはフロントのフックアイの部分です。
この横アイとなっている部分なのですが、妙に曲がりやすい印象があります。
私が使用した個体だけなのかもしれませんが、フロントフックが何かに根がかったりしたのを外した時に割と簡単にフックアイが曲がってしまいます。
BLITZが根がかってしまってから外した後には、特にこの部分は毎回チェックしておいた方がいいかもしれません。
扱いやすく釣れやすい定番クランクベイト
今回は、O.S.Pのクランクベイト、BLITZの紹介・インプレをしました。
霞水系でも色々なところで使用されている超ド定番な名作ルアーです。
特に引き抵抗少なさは特筆するくらいに扱いやすさにつながるものなので、普段クランクベイトを使わない方にも扱いやすいかと思います。
いっぱい種類あるけどパッケージ似すぎ度
サンキューベリーマッチ✌
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