おはこんばんちわ、namimoriです。
今回は、
- 冬にもバスを狙って釣りたい
- ジャークベイトが引っかかりそうで攻めきれない
- ポイントが荒れてるときに何を投げればいいのか分からない
といった方に向けて、ZOOMのソフトジャークベイト、スーパーフルークの紹介・インプレをしていきます。
スーパーフルークってこんなワーム
- ソフトジャークベイトの系統に属するワーム
- ボディのハリとテールの細さでナチュラルにバスにアピールしてくれる
- ハードルアーのジャークベイト(ミノー)で引っかかりそうな場所でも、根掛かりを恐れずガンガン攻められる
- バスの活性が下がっている時に口を使わせることもできる
- ポイントが荒れている時に使うのが特におすすめ
スーパーフルークをみてみる
ボディ各部
ZOOMのスーパーフルークは、サイズ違いでもだいたい共通でバスが食べているベイトフィッシュ(小魚など)に寄せた魚っぽいボディ形状をしています。
頭から下腹部のポコッとした感じはまさに魚といった形状をしています。
スーパーフルークの腹側のポコッとしている部分には、フックを刺したときにボディに隠せるスリットが入っています。
このスリットのおかげで、フックを刺したときにズレたり根がかったりすることを防ぐことができます。
上の画像では少しわかりにくいですが、背中側の中心線には少しだけへこみがあります。
フックを刺すときにはこのへこみを目安にフックを刺せるので、フックをまっすぐにセッティングすることができます。
スーパーフルークのテールは、ものすごく薄い2本の尾っぽがついています。
このZOOMらしくない薄く脆い尾っぽが、ワームが動くたびにヒラヒラと絶妙に動いてくれます。
ここのパーツは簡単に千切れてしまうので、仕掛けをセッティングする際には取り扱いには多少気を使った方が良いです。
重さ
スーパーフルークの重さを測ってみると、約7.5gです。
5インチちょっとのワームにしては、そこそこの重さがあります。
ワームのセッティング例
スーパーフルークの形を見て、特にソフトジャークベイトを使ったことの無い方はどのようなフックをセッティングすればいいのか分からない、という方もいるかと思います。
ということでスーパーフルークのセッティングの一例を紹介しておきたいと思います。
スーパーフルークを使いやすくするためにおすすめなのが、フックにオモリの付いたウェイテッドフックと呼ばれるものです。
ノーシンカーでスーパーフルークをセッティングさせて泳がせてみるとよくわかるのですが、重心が安定しないので、グルグルしてしまいまともに泳いでくれない事がほとんどです。
とりあえずウェイテッドフックを取り付けてみましょう。
フックを取り付け方は簡単で、ノーシンカーのフックを取り付けるようにセッティングするだけです。
その際に特に気を付けたいのが、とにかくフックをまっすぐに取り付ける事です。
といってもワームの背や腹側にはガイドやスリットが付いているので、それに沿ってフックを確実に取り付けるだけです。
特に腹側のスリットは余計な根掛かりを防ぐために、フックをできるだけしっかり隠すと良い感じになります。
テールはピロピロと動いてくれるように、ボディ後方には十分なスペースを取っておけるようなフックサイズを選ぶとさらに良いです。
今回取り付けているのは1.5gのオモリの付いた4/0のウェイテッドフックです。
実際に使ってみてインプレ
基本的な使い方は軽くロッドを煽るだけでOK
今回セッティングしたウェイテッドフックを使用した場合の基本的な使い方は、キャスト後に軽くチョンチョンとロッドの先端を軽く煽るだけです。
すると、ワームがスっと浮きあがってからスライドフォールをしたり、円を描きながら下に落ちていくといった動きを自動でしてくれます。
ポイントをタイトに狙いたい場合はできるだけ小さく、広範囲を攻めていきたいときは少し大げさに、それぞれ状況に合わせて力加減を変えながらロッドを動かしてあげるだけで面白いくらいにワームが勝手に泳いでくれます。
バスの活性が低くなりがちな冬には活躍してくれる
バス釣りに限らず冬の時期には魚の活性がどうしても低くなりがちです。
そういった時にはハードルアーならシャッドやメタルバイブなど、レンジ(層)を深く攻められてリアクションバイトが狙えるルアーが効果的になってきます。
同じ状況でワームで攻めていこうとすると、ハードルアーのように深い層を攻める事の出来て、なおかつリアクションバイトを取れるものが必要になってきます。
そこでスーパーフルークを深めのレンジを意識してチョンチョンとしてやると、活性の低くなったバスの近くを通すことができればリアクションバイトを得る事も可能です。
もしどうしてもハードルアーで反応が得られなかった場合には、スーパーフルークでリアクションバイトを狙うのは全然アリです。
ジャークベイトが根がかってしまいそうな場所でも
スーパーフルークの性能をもっと生かしていけるような状況は、ジャークベイトを投げ込みたいけど間違いなくトレブルフックの何処かに引っかかってしまいそうなポイントを狙いたい時です。
フックがしっかり隠れてくれるスーパーフルークをそのポイントにキャストすれば、ジャークの動きをよりタイトにナチュラルに演出できます。
その時に気を付けたいところは、どうしてもハードルアーと違ってワームが下へ下と向かうので、ジャークベイトで狙いたいレンジにできるだけワームをキープすることくらいです。
根掛かりを防ぎながらどんどんジャークベイト的な動きで攻められるというのは、スーパーフルークの特権です。
一番おすすめできるのは、ポイントが荒れている時
上に挙げた以外でもスーパーフルークを活かせる状況は様々ありますが、個人的に一番釣果がでるのが、ポイントが大雨や強風でとにかく荒れている時です。
波がガンガンに立って風がビュンビュン吹いている状況だと、ワームの場合だと何を投げるのか迷う事も多いのではないでしょうか。
そんな時はスーパーフルークに重めのウェイテッドフックを装着して、バスが付きそうなストラクチャー(障害物)に対してどんどんキャストしていってください。
ポイントが荒れている状況でも、小魚を追いかけているバスがいれば喰らいついてくる事も多いですし、ストラクチャーにタイトについているバスにもリアクションバイトを誘えます。
スーパーフルークを持っているけど使い方に迷っている方には、ソフトジャークベイトを使う感覚をグッと理解できる釣り方なので、個人的に特におすすめの使い方です。
パッケージに入っている形で曲がってしまったら
スーパーフルークにありがちな事なのが、結構乱雑にワームがパッケージが入っている状態で売られていることです。
ZOOMのワーム全般によくあることなのですが、ことスーパーフルークに関してはボディとテールができるだけ綺麗にまっすぐになっていることが良いアクションを出すのには欠かせません。
そういった場合は、沸かしたお湯にサッと軽くワームを通してあげると、ワームがスッとまっすぐになってくれますよ。
釣れた時の面白さが最高なワーム
今回はZOOM、スーパーフルークの紹介・インプレをしました。
まだソフトジャークベイトを使ったことが無い方には特に使ってみて欲しいワームです。
気が付いたらテールが無くなってる度
サンキューベリーマッチ✌
コメント