ハードルアー

【ノーマンルアーズ】ミドルN【インプレ】

おはこんばんちわ、namimoriです。

今回はノーマンルアーズのクランクベイト、ミドルNの紹介・インプレをします。

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ミドルNってこんなルアー

  • ノーマンルアーズが発売しているミッドダイバークランクベイト
  • ラウンドボディとスペック以上の重さでキャスト距離を出しやすい
  • 泳ぎ方はバランスよく力強い
  • 大きなリップと高浮力で複雑な障害物周りも泳ぎ切る
  • 巻く際のスピードはルアーの泳ぎが破綻しないように意識する必要あり
  • シンプルに使いやすいクランクベイト

ミドルNをみてみる

スペック

長さ 2in(5.10cm)
重さ 3/8oz(10.63g)
潜行深度 7-9ft
フック 前後#6

ミドルNはノーマンルアーズが発売しているクランクベイトです。

ボディサイズは5.1cm、重さは10.63gで潜行深度が7-9ft(およそ2.1-2.7m程度)のクランクベイトです。

一番浅い上層より一段下の中層を泳ぐ、ミッドダイバーと呼ばれる種類のクランクベイトになります。

ミドルNの重さを実測したところ、12.48gでした。

スペック表記の10.63gより重くなっていますが、おそらくルアーに施されたゲルコートによるものかと思います。

ボディ各部

ミドルNのボディは、オーソドックスないわゆるラウンドタイプの丸っこいボディタイプになっています。

ミドルNを上から見ると、横から見たときと同じように丸っこいボディをしていることが確認できます。

ルアーの眼に当たる部分もペイントで表現されていますが、個体によってはこの眼の位置が結構ズレていることも多々あるので、一個一個に個性があって愛嬌があります。

ミドルNのリップはミッドダイバーとしてしっかりと潜るためか、分厚く幅広なタイプのラウンドタイプの形状をしています。

ラインアイはリップに直にエイトカンが埋め込まれているタイプです。

リップ形状は特別どこか特徴がある感じでもなく、本当に基本に忠実な形状をしています。

リップ形状はシンプルですが、先端を障害物にガンガン当ててもほとんど削れない程頑丈です。

ミドルNのボディ表面にはノーマンのルアーに採用されているゲルコートが施されています。

このゲルコートですが、ルアー表面を見るとはっきりわかるくらいの厚い層が形成されています。

このゲルコートがかなりブ厚く頑丈なおかげか、ルアーのボディ表面に傷が入りにくくなっているのと同時に、実測のルアーの重量がスペック表記より重い原因もこのゲルコートによるものかと思われます。

ミドルNのフックは前後#6サイズのフックが装着されています。

ボディサイズに対しては少し小さく感じるサイズです。

実際に使ってみてインプレ

ラウンドボディとしっかりとした重さで、キャスト距離はかなりしっかり出る

ミドルNは空気抵抗を抑えやすいラウンドタイプのボディと、実測でスペック表記より重い自重によって、キャスト飛距離をしっかりと出すことができます。

ミッドダイバーのクランクベイトとしては、キャスト時の飛距離はかなり出しやすい部類に入ると思われます。

ルアー内部のラトル兼ウェイトがボディを振るとゴトゴトと低めのサウンドを出すのですが、ルアーを手にとった際にそのウェイトのズッシリとした重さを感じるくらいなので、ミドルNがキャスト距離を出しやすいのも納得できます。

キャスト距離を稼ぎやすいということは、その分着水地点から足元までの泳いでくる距離も伸びるので、ミドルNがミッドダイバーとしては必要な性能をしっかりと持っていることが分かります。

バランスよく力強く泳ぎ、リップと高浮力のボディで入り組んだ障害物の周りもしっかり泳ぎ切る

ミドルNの泳ぎ方に関してですが、大きなリップとしっかりとした重さを持ちながら、バランスよく程々に力強い泳ぎをします。

クランクベイトとしてはウォブリング(横の動き)が暴れすぎるという程でもなく、意外とバランスの取れた力強さです。

バランスの良い泳ぎと同時に大きなラウンドリップの障害物回避性能はかなり高くなっており、水草や沈んだ木の枝の周り、石積みのエリアなどをガンガン通しましたが、ルアー本体は一瞬スタックするくらいで、後は高浮力のボディで毎回しっかり復帰してくれます。

ミドルNの障害物回避性能と復帰力はシンプルながら間違いなく高い能力を保持しているので、毎回安心して障害物周りを強気で攻める事ができます。

巻きスピードはルアーの泳ぎが破綻しないスピードで巻くことを意識する必要がある

ここまでミドルNのプラスの面を書いてきましたが、もちろんマイナスの面もあります。

それはミドルN自体が設計のシンプルさ故か、ある程度慣れてきて無茶な使い方をしてしまうと、せっかくのポテンシャルをつぶしてしまう可能性がある点です。

特にミドルNが苦手とするのが、ある一定のスピード以上で巻いてしまうと、一気にバランスを崩してまともに泳がなくなってしまう事です。

いわゆる早巻きに近いスピードになってくると泳ぎが破綻し始めてきます。

シンプルな形状故に、リップやボディが水受けできる限界の水量を受けたりした際に特に顕著にルアーがグルングルンと迷走し始めてしまいます。

ミドルNを巻く際には、どこまでが使用可能な巻きスピードや巻き方なのかあらかじめ把握しておくといいでしょう。

シンプルでオーソドックスに使える、シンプルなミッドダイバークランクベイト

今回はノーマンルアーズのミッドダイバークランクベイト、ミドルNの紹介・インプレをしました。

シンプルですが自分なりに使い方を把握することによって、得意な場面では唯一無二な性能を発揮してくれるルアーです。

トゥルーチューンは忘れずに度

サンキューベリーマッチ✌

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