おはこんばんちわ、namimoriです。
今回はラッキークラフトのクランクベイト、LC1.5の紹介・インプレをします。
LC1.5ってこんなルアー
- ラッキークラフトが発売しているクランクベイト
- LCシリーズはTiny~4.5まで様々なサイズがラインナップ
- ベーシックなラウンドボディに薄いスクエアリップ
- 泳ぎ方はロールの入った非常に綺麗な動き
- 動き出しが非常に良く、多少の障害物ならかわしてくれる
- 泳がせ続けることを意識して使用するのがおススメ
LC1.5をみてみる
スペック
まずLC1.5のスペックについてです。
長さ | 60mm |
重さ | 12.0g |
最大潜行深度 | 約1.2m |
フック | 前後#4 |
タイプ | フローティング |
LC1.5はラッキークラフトが発売しているクランクベイトです。
長さ60mmに重さが12gと、Mクラス前後のベイトタックルで扱いやすいベーシックなサイズ感のクランクベイトです。
LCシリーズはサイズが様々ラインナップされており、小さい方から大きい方の順番で並べると、
- Tiny
- 0.5
- 0.7
- 1.0
- 1.5
- 2
- 2.5
- 3.5
- 4.5
となっており実に多数のサイズが用意されています。
LC1.5の重さを実測したところ、11.20gとなりました。
スペック上では12gなので、-0.8gと結構な差はあります。
おそらく今回紹介しているカラーがスケルトンカラーという影響で、未塗装分の重さが誤差を多くしているのではないかと思います。
ボディ
次にLC1.5のボディをみていきます。
LC1.5はオーソドックスなタイプのラウンドボディをしたクランクベイトです。
今回使用しているカラーはCFレンズゴーストチャートブルーシャッド、という名称です。
スケルトンのボディの中に反射板が入っているカラーです。
LC1.5を上から見てみると、ボディサイドが膨らみ前方と後方がしっかり絞れた形状となっています。
ボディ全体で前方からの水を後方にかけて確実に切るような、ルアーが受ける水の流れが想像しやすい流麗な形状です。
LC1.5のリップはスクエアリップとなっています。
リップの横幅がボディ幅より確保されているので、ルアーの障害物回避性能を高めてくれる仕様となっています。
ちなみにラインアイに最初から付属しているオーバルリングですが、実釣中に根掛かりから回収している際に伸びてしまいました。
パッケージに入っている状態では曲がりのない綺麗なオーバルリングです。
リップの厚さは広めの幅に対して薄くなっており、耐久性はそれなりですがルアー自体の動きに貢献しています。
LC1.5のウェイトは固定重心となっています。
このウェイトですが、ボディ左右のプラパーツで動かないように固定されています。
ちなみに以前に紹介した同メーカーのクランクベイト、LC1.5DRSはこの位置にあるウェイトがフリーとなっており、ゴトゴトと音が出る仕様になっています。
LC1.5のフックは前後#4サイズのトレブルフックが装着されています。
実際に使ってみてインプレ
ウォブルはおとなしめだが、自然で綺麗なバランスのロールを絡めた泳ぎ
LC1.5の特筆すべき点は、その動きに関してです。
キャスト後に巻いて動き出すと、LC1.5の泳ぎの綺麗さが特に目につきます。
クランクベイトとしては横の動き=ウォブルは程々にありつつ、縦の動き=ローリングの動きが強めに出ている、ミノー然とした非常に綺麗な泳ぎ方をします。
クランクベイトというルアーのなかでも特にロールをしっかり取り入れた動きをする印象です。
実際の魚の動きをルアーに取り入れようとすると、ロールの動きは欠かせません。
LC1.5はクランクベイトの動きに独特の”リアルさ”を足した魅力的な動きをするクランクベイトとなっています。
動き出しが非常に安定しつつ、水中の多少の障害物はスルリと回避してくれる
LC1.5のキャスト後に着水して、そこからリールを巻き始めると非常に安定して泳ぎ出しからしっかりと動いてくれます。
このクランクベイトの動き出しというのは、バイトチャンスになることも多々あります。
その点LC1.5は着水後の動き出しから巻き終わりまで、バイトチャンスを逃さないようにしっかり動き切ってくれます。
また、LC1.5の動きに貢献している薄めのリップに関してですが、障害物回避性能もそこそこ兼ね備えています。
LC1.5の潜行深度は実際の使用感では0.8~1m程がメインになります。
このレンジで泳がせた際、多少の水中の障害物なら当たった瞬間にカツンッとリップが弾いて根掛かりを防いでくれます。
あまりに入れ込んだポイントで障害物を避けるのは厳しいですが、少々ボトムや障害物などに当たるくらいのポイントなら、このリップで根掛かりを確実に軽減してくれます。
しっかり泳がせて、たまに障害物に当たるくらいの使い方がベスト
LC1.5は前述の通り、非常に綺麗な泳ぎをしてくれるクランクベイトです。
その綺麗な泳ぎを最大限生かしきるには、積極的に障害物にリップを当てるような使い方よりは、ルアー自体をしっかり泳ぎ切らせるのを主軸に置いたほうが釣果に結びつきやすくなります。
具体的には障害物に時々当たるくらいの比較的オープンなエリアをメインに巻いていき、巻いている時の泳ぎをできるだけ持続させ続ける事によって、よりバスに見切られにくい状況を積極的に作っていく、といった感じです。
あまりにLC1.5をガツガツと障害物に当てすぎると、薄めのリップが削れすぎたり、根掛かりを頻発する可能性があります。
そういった点からも、LC1.5の綺麗な泳ぎを活かしきる使い方の方が釣りのテンポも良くなりやすいと思います。
基本はルアー自体をしっかり泳がせる、といったことを念頭に置いて巻いていくと良いかと思います。
とにかく動きの綺麗さが際立つ名作クランクベイト
今回はラッキークラフトのクランクベイト、LC1.5の紹介・インプレをしました。
長年売れ続けているというだけあって、ルアーの動きに関しては非常に美しいという一言に尽きます。
できるだけオープンなエリアだとLC1.5の魚を寄せる泳ぎのパワーを実感できるかと思います。
動きを求めるとこのクランクにたどり着く度
サンキューベリーマッチ✌
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