【ボーマー】FAT A B05F【インプレ】

おはこんばんちわ、namimoriです。

今回はボーマー社のクランクベイト、FAT A B05F（以下本文中、FAT A）の紹介・インプレをします。

FAT A B05Fってこんなルアー

FAT A 05Fをみてみる

スペック

FAT Aはボーマー社から販売されているクランクベイトのシリーズの一つです。

FAT Aのサイズバリエーションとしては、B03F・B04F・B05F・B06Fがあります。

FAT Aは、一番サイズの小さいB03Fで3ft以上、一番大きいサイズのB06Fだと10ftまで潜る、主にミッドレンジを泳ぐタイプのクランクベイトシリーズです。

重さは表記で3/8oz（10.4g）で実測したところ10.27ｇでしたので、ほぼ誤差なしで表記通りでした。

アメリカンなルアーな割りに精度がしっかりしているので安心して使えそうです。

ボディ各部

FAT Aはずんぐりとしたラウンドタイプのボディをしているクランクベイトです。

横から見るとピンポン玉みたいな丸っこさがあって愛嬌があります。

上から見るとボディの横幅がリップと同じくらいしっかりとあるのが分かります。

FAT Aはミッドダイバーのクランクベイトで水中の障害物と接触する事も多くなるので、この横に大きく広がったボディは根掛かりを防ぐのにかなり役に立ってくれそう。

FAT Aのリップは厚みのしっかりとある丈夫なタイプです。

リップからボディに向かって水の流れが当たる形になってます。

リップもボディに負けず劣らず横幅がしっかりあります。

前方にキュッと軽く絞れていて、水切りも良さそうな感じです。

ボディテール部分の左サイドにはメーカ名とルアーのサイズ表記がされてます。

同部分の右サイドにはFAT Aの表記がされています。

FAT Aのフックは表記が無かったので具体的なサイズが分かりませんでした。

ルアーについているフックを他の手持ちのフックと比較してみたところ、おそらく#6サイズのショートシャンクトレブル（中心の軸の長さが短いフック）かと思われます。

フックは他のボーマー社の物と同様のタイプのモノがついています。

刺さりが悪くなったら研げば刺さり具合が復活してくれます。

実際に使ってみてインプレ

巻き感はしっかりとあり、グイグイ潜っていく

FAT Aはシリーズとしてミッドレンジを泳ぐクランクベイトとなっています。

リップから水を切ってボディに受ける形で、巻いている時の手元にはブルブルとルアーの存在感を感じる事が出来ます。

その振動は結構強めなので、ある程度の硬さと張りを持ったロッドの方が扱いやすくなるかと思います。

また、潜行時の角度もしっかりとついているので、一度潜り始めると早い段階である程度のレンジまで到達してくれます。

キャスト時の距離が取りづらいような状況でも、ショートピッチで打っていったとしてもミッドレンジを攻略しやすく扱いやすいのが嬉しいです。

高浮力のボディで浮上するだけでもアピール、スタックから復帰もしやすい

FAT Aはその丸っこいボディから分かる通り、非常に高浮力のクランクベイトになっています。

浮上時の動きにもアピール力があるので、巻くのを止めてルアーを浮上させている間にもバイトチャンスが期待できます。

さらに、障害物に軽くスタックしたとしてもルアーが浮こうとするので、スタックを感じてから巻く手を止めて放っておくと、ルアーが自動で浮いてきて結果的に根掛かりを回避することもできます。

ボディ下にショートシャンクのフックが隠れるので、根掛かりしづらくなっている

FAT Aのフロントフックは上の写真のようにボディ下にごっそり隠れてしまいます。

これだけフロントフックが隠れてくれると、ルアーの根掛かりがだいぶ少なる事は想像に難くないかと思います。

これはボディの横幅がしっかりある事に加えて、ショートシャンクのフックが合わさってできているセッティングです。

もしフックを変える際には、取り換えるフックやスプリットリングをできるだけオリジナルのものと同じようなサイズを選択することによって、このルアーの障害物に対する回避性能を維持出来ます。

障害物の回避性能が高く、どんどん入り組んだ場所に投げ込みたくなるクランクベイト

今回はボーマー社のクランクベイト、FAT A B05Fの紹介・インプレをしました。

良く潜って良く泳ぎ、障害物をガンガン避けられる高浮力のクランクベイトです。

クランクベイトを障害物だらけの場所にガンガン投げ込んでみたい、という方にはうってつけのルアーかと思います。

ピンポン玉ボディのクランクってやっぱりしっくりくる度

サンキューベリーマッチ✌