釣りあれこれ

ロッドのコルクグリップをパテで補修してみた!

おはこんばんちわ、namimoriです。

今回は、ロッドのコルクグリップの補修に初挑戦してみたので、その過程と結果、反省点などを書いていこうと思います。

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昔に貰ったコルクグリップのバスロッド

数年前に会社の先輩から頂いたシマノの旧エクスプライドです。

ビッグベイト用に頂いたロッドなのですが、使い込み具合が歴戦の猛者のごとくコルクグリップに表れています。

フロントグリップ
リアグリップ

ロッドを持つときにがっちり握るリアグリップはもちろんの事、そこまでしっかり握らないと思われるフロントグリップまでも、コルクの目抜けがくっきり出ています。

せっかく頂いたロッドなので、しっかりコルクを修復して再び使おうと思い今回の作業に挑みました。

作業工程

最初にコルクを綺麗にしていく

まず、コルク表面に着いた皮脂などの汚れを取り除くためにジャストエースのエポキシうすめ液を使用しました。

ここで使う溶剤はシンナーがメインに含まれているものなら何でも良さそうです。

除光液や塗料用の薄め液などでも代用できるかと思います。

うすめ液が用意出来たら、ティッシュにうすめ液を染み込ませます。

やさしくなでるように拭く

薄め液を染み込ませたティッシュで、コルクグリップの表面を拭き取っていきます。

使用しているのが溶剤なので、あまり強く力を入れすぎないように優しく拭き取りました。

サッとふき取ったティッシュを見ただけでも、表面の汚れが結構あるのが分かります。

フロント、リアグリップを拭き取った後の状態がコチラ。

フロントグリップ
リアグリップ

なかなかいい感じに綺麗になってくれました。

ただコルクの奥のほうに残った黒くなっている部分は、しっかり削り取らないと除去できなさそうでした。

今回は初めての作業のためスルーしてしまいましたが、硬めのブラシなどにうすめ液をつけてブラッシングしてみたらもっと綺麗になりそうです。

コルク以外の部分を保護しておく

コルクグリップが綺麗になったら、今回補修するコルク以外の部分を保護するためにマスキングテープを張っておきます。

フロントグリップ
リアグリップ

マスキングテープはコルクの境目に貼っていくのですが、ギリギリの位置にマスキングテープを張ったので、この後の作業でコルクと隣り合ったグリップのパーツが保護しきれない事がありました。

マスキングテープがコルクの境目に曲線があったり段差がある場合は、マスキングテープの端っこをコルクグリップに少し乗せてしまうのもアリかと思います。

今回使用した補修材

今回の補修作業で使用したのは、ジャストエースの補修用パテです。

初めての作業なので下手に冒険せずに専用品を使用しました。

裏面に簡単な説明がついてます。

実際にふたを開けてみると・・・

完全なピーナツバター

割としっかり粘度のあるパテが入っています。

特に変なニオイもないので屋内でも使いやすそうです。

補修パテをコルクに塗りたくる

ロッドの下準備と補修パテが用意出来たら、パテをコルクに塗りたくっていきます。

メーカーさんが紹介しているやり方を参考に、指先でパテを少し取ります。

それをコルクに塗りたくっていきます。

最初はコルクの目抜けが大きい部分を中心に、しっかりパテを盛っていきます。

今回のコルクは目抜けが大きい箇所が多いので、ひとつずつ丁寧に作業します。

ちょっとやり過ぎた感・・・

しっかり目抜けを塞ごうとしたら、想定していたよりパテを盛り過ぎた感じになりました。

ただ、この後の作業ではみ出たパテは削るので気にしない事に。

パテの乾燥時間の説明がマチマチだったので、とりあえずこの後一時間ほど置きました。

パテが無事に硬化したら優しく削る

一時間後のパテの様子がこちら。

フロントグリップ
リアグリップ

大分パテを盛ったので表面がケバケバしています。

内心この時点で若干不安な印象でした。

次にこのケバケバしたパテをヤスリで削っていきます。

使用したのは少し粗目に#320の耐水ペーパーヤスリです。

パテは水溶性なので、ヤスリがけでは水を含ませずに作業していきます。

ヤスリがけ時には、パテを削り過ぎないように表面をなぞるように優しく削っていきます。

ヤスリがけの途中

実際に研磨していくと、簡単にボロボロと盛ったパテが削り落ちます。

パッケージ裏の説明通りにヤスリの番手は#800もあれば大丈夫そうです。

削った後の粉の量が半端じゃないので、できるだけ屋外の作業がおすすめです。

ヤスリがけが終わったらなかなかいい感じに!

しばらく粉に耐えながら削り作業を終えた結果がこちらです。

フロントグリップ
リアグリップ

全体的に大分しらっちゃけてますが、目抜けがしっかり塞がってくれました。

ここまで出来たら、粉を振るい落とした後に最後の作業にかかります。

最後に使用するのはウェットティッシュです。

これでロッドに付いた粉を拭き取りつつ、コルクの表面にある余分なパテを取り除きます。

ウェットティッシュにも水分が含まれているので、目抜けに入ったパテを溶かさないように表面をなぞるように拭きとっていきます。

フロントグリップ
リアグリップ

ウエットティッシュで表面のパテを取り除いていくと、しっかりと目抜けにパテが盛れたことが確認できました。

見た目的にコルクとパテの色の濃さの違いなどから、完全に綺麗になったとは言い切れなくとも、当初の目抜けを埋めるという目標は達成できたかと思います。

作業前と比較してみた

せっかくなので作業前後の画像を並べてみます。

コルクの目抜けが埋められた!

作業前後で特別にコルクが綺麗になったという事はありませんでしたが、目抜けをしっかり塞ぐことができました。

後は実際の釣行で使用していくうちに全体的にパテが馴染んでくれるのかと思います。

今回の作業で改善できるところを覚えておいて、次は特に自分で使い込んだロッドのコルクを修復したいと思います。

ピーナツバターよりマーガリンたっぷり派度

サンキューベリーマッチ✌

追記:スピニングロッドのコルクを今回とは異なる手順でパテで埋めてみました。

こちらの方が見た目は綺麗に出来たので興味のある方は下記のリンクからどうぞ。

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