おはこんばんちわ、namimoriです。
以前にベイトロッドのコルクの修復をしたのですが、今回はその時の反省点を改良しつつスピニングロッドのコルク修復をしてみました。
この記事の簡単なまとめ
- コルクを綺麗にするにはメラニンスポンジが良い感じ
- コルクの修復パテはつけすぎないくらいが丁度いい
- マスキングでコルク以外のパーツを保護するときは、ある程度際まで持って行っても良いかも
- 上手にできました!
今回コルクを修復するのはこちらのロッド
今回グリップのコルクを修復するロッドは、レジットデザインwss59ul+です。
購入してから大分気に入って一時期は大分使い込んでいた影響か、ところどころにコルクの隙間ができてしまっています。
この状態のまま使い続けると余計にコルクに空いた穴が広がりそうなので、ここでパテを用いて穴を埋めてしまいます。
特にロッドを握っている時によく指が触れる部分は結構凸凹になってしまっています。
部分的にも汚れて黒ずんでしまっている部分もあるのでこちらも綺麗にしていきましょう。
まずはロッドを洗う
コルクを擦ってみる
まず最初に汚れてしまったコルクを綺麗にしていきます。
前回はエポキシコートのの薄め液でコルクの汚れを拭き取りましたが、少しコルクの黒ずみが残っていたのが気になったので、別な方法で挑戦してみます。
コルクに空いた穴の中も綺麗にしたいなと思い、まずは硬めの歯ブラシでコルクを擦ってみました。
ゴシゴシとコルクを傷めないように優しく擦っていきます。
そうすると・・・
若干コルクの黒ずみが取れたかな?くらいで、あまり変化は見られません。
このまま歯ブラシでコルクを擦り続けても効果がなさそうです。
そこで他に使えそうなものはないかと考えていると、あるモノを思い出し台所へ。
台所から持ってきたのはメラミンスポンジです。
スーパーやホームセンターで良く売っているスポンジです。
有名どころなのは「激落ちくん」などでしょうか。
現在だと100均などでもメラミンスポンジは購入できます。
歯ブラシの次はこのメラミンスポンジで水をかけながらコルクを軽く擦っていきました。
想像よりイイ
何という事でしょう。
コルクの黒ずみが見事に落ちてくれました。
最初からこれでよかったのでは・・・。
メラミンスポンジでコルクがここまで綺麗になってくれました。
正直コルクを綺麗に掃除するだけならメラニンスポンジだけあれば十分なくらいです。
コルクが綺麗に掃除出来たら、とりあえず濡れたコルクを乾かすのに小一時間ほど乾燥させます。
コルクにパテを塗る前に
コルク以外の部分を保護する
コルクにパテを塗る前にしておきたいのが、コルク部以外のロッドパーツを守るためのマスキングです。
前回と同様マスキングテープでマスキングしていきます。
リールシート周りは曲線になっているので、それに合わせてマスキングテープを細かく折り返しながら貼っていきます。
マスキングテープを短く小分けにしていくと曲線にも貼りやすくなります。
コルクの上部は、ロッドブランクとの境目にパテが入り込むのを防ぐために、少し余分にコルク側にマスキングテープを貼ってみました。
ピーナツバ・・・パテをコルクに塗っていく
ロッドの下準備が出来たら、前回と同様コルクパテを指で塗っていきます。
前回の経験からパテは厚塗りしても意味が無いのが分かったので、できるだけ薄く広くパテをコルクに塗っていきます。
もちろんコルクの穴の大きいところは丁寧にパテを塗りこんでいきました。
パテを塗り終えた状態です。
かなり薄くパテを塗りましたが、それでもしっかり厚みが出てくれているようです。
指がよく当たってコルクの穴が深い部分もしっかりパテを盛れました。
パテを塗り終えたら、しっかり乾燥させるために一時間ほど待ちます。
パテを削る作業
紙やすりを使ってパテを削る
パテがしっかり硬化したのが確認出来たら、紙やすりを使ってパテを削って平らに均していきます。
最初は#320の紙やすりを使って大まかにパテを削ってから、次に#800の紙やすりでパテとコルクを綺麗に均していきます。
とりあえず#320の紙やすりで全体を削った後の様子です。
これだけでも中々綺麗にパテ埋めができているようにみえます。
両サイドから見てもばっちりコルクの穴が埋まってくれました。
次に#800の紙やすりでもう少し綺麗に仕上げていきます。
分かりづらいですが、コルク表面に残ったパテの残りが取り除けました。
細かいことが気にならないなら#320の紙やすりだけでも十分そうな感じです。
仕上げ作業
ウエットティッシュで残ったパテを取り除く
仕上げ作業に掛かる前にマスキングテープを外した状態です。
ちょっと情けない感じですね。
ここからウェットティッシュでコルクの上に残ったパテを取り除いていきます。
パテは水溶性なので、あまり力を入れすぎずに表面のパテだけを取り除くイメージで拭き上げていきます。
綺麗にコルクの穴をパテで埋められました!
なんということでしょう。
あんなに凸凹だったコルクの穴が綺麗に埋まっているじゃありませんか。
両サイドも良い感じです。
前回はコルクとロッドパーツの間にパテが入り込んでいましたが、今回はマスキングをしっかり行ったので、想像より綺麗にできました。
作業前と比べてみると
左が作業前、右が作業後の写真です。
見比べてみると、コルクの穴が埋まってくれたのがよく分かります。
こちらも左が作業前、右が作業後の写真となります。
指がよく当たる位置なので、コルクの穴が埋まってると見栄えも良くて気持ちが良いです。
唯一の反省点
今回の反省点は、マスキングテープを少しコルク寄りに貼り過ぎたかなぁといった点です。
写真上部のコルクの穴が割と大きかったのですが、他のコルクの穴が埋まると逆に目立つ感じになってしまいました。
マスキングテープを貼る位置もコルクの端っこまできちっと寄せるべきでした。
簡単な作業でコルクが綺麗になるのが気持ちいい
今回はスピニングロッドのコルクの穴を、パテで埋めて綺麗にしてみました。
作業もすぐ終わる簡単なものなので、普段愛用しているロッドのコルクが穴だらけな方におすすめのロッドメンテナンスです。
コルクの穴の数は勲章?度
サンキューベリーマッチ✌
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