おはこんばんちわ、namimoriです。
今回はノリーズが発売しているクランクベイト、ワ―ミングクランクショットの紹介・インプレをします。
ワ―ミングクランクショットってこんなルアー
- ノリーズが発売しているタイニーカバークランク
- 小さなボディに対して非常にパワフルな動きで魚を誘う
- スプーン型にえぐれたリップで急潜行しながらレンジキープし続けて泳ぐことができる
- 高い障害物回避性能を活かして、シャローカバーの中を積極的に動かしたい
ワ―ミングクランクショットをみてみる
スペック
長さ | 43mm |
重さ | 6.0g |
潜行深度 | 0.8m/12lb |
タイプ | フローティング ラトル入り |
ワ―ミングクランクショットは、バス用のクランクベイトの中でもタイニー(小さい)タイプのクランクベイトです。
長さは43㎜、重さが6.0gと、バス用プラグとしては小粒なルアーです。
潜行深度は12lbのラインを使用時に0.8mとなっています。
ワ―ミングクランクショットの重さを実測したところ、5.62gでした。
表記の6gと比較すると、-0.38gと結構な差がありました。
個体差があるとしても、タイニークランク全体の重さに対して決して小さくない比率なので、少し気になる自重差でした。
ボディ各部
ワ―ミングクランクショットのボディは、横から見るとオーソドックスなラウンドタイプのボディに見えます。
が、上から見ると前方から後方の厚みが割となだらかになっている、細身のシルエットなのが分かります。
ラウンドタイプのクランクベイトと、シャッド系の細身タイプのボディのちょうど中間といった感じです。
ルアーボディ上部にはしっかりとルアー名が記入されています。
ワ―ミングクランクショットのリップは先端がラウンドタイプのモノに見えますが、角度を変えて見てきると、かなり特徴をもった形状になっているのが分かります。
リップを正面から見たところです。
ワ―ミングクランクショットのリップは真ん中がえぐれている形状になっています。
例えるならスプーンのような感じでしょうか。
前方から流れてくる水流をしっかりとリップの真ん中で受け止めてくれそうです。
さらに横から微妙に角度を変えて見てみると、リップのえぐれ具合がさらに際立ちます。
リップの先端は水中の障害物にガシガシ当てても問題なく、耐久性もしっかり必要十分にあります。
ワ―ミングクランクショットのフックは前後とも、ルアーボディサイズ以上にしっかりとした大き目のものが装着されています。
実際に使ってみてインプレ
小粒なボディでも手元にしっかり伝わる振動と激しい泳ぎ
ワ―ミングクランクショットはタイニークランクらしく小粒なボディながらも、巻き感はブルブルしっかりと手元に伝わってくるので、ベイトタックルでもノー感じになりにくくなっています。
ルアーの存在感がしっかりと手元で感じられるので、ルアー本体がしっかりと動いているのが分かりやすく安心感もあります。
また、小さなルアーとしてはしっかりとした振動を感じられる通り、ワ―ミングクランクショットの動きはしっかり左右にウォブリングを繰り返しながらボディ以上の存在感を示すほど激しい動きをしてくれます。
ルアー自体のサイズが小さくても、活性が高く小魚などを追いかけているバスにもしっかり効果的にアピールしてくれるでしょう。
急潜行しつつ、安定してレンジキープができる
ワ―ミングクランクショットは水面から水中に向かって、急潜行でメインのレンジまでサッと潜ってくれます。
このルアーのサイズや重さを考えると、遠投をするより至近距離をドンドン投げて巻いていく、という使い方が多くなると思います。
最短距離で目的のレンジにルアーが向かって動いてくれる、という基本的ですが大切なクランクベイトとしての性能をしっかり有しているのは非常に嬉しいです。
この急潜行とレンジキープ力は、ルアーパーツの中でスプーン型の大きなリップがその役割を大きく担っているのではないかと考えられます。
ちなみにワ―ミングクランクショットに限らず、タイニークランクは小さなボディやリップで水を受けて動く関係上、セッティングがシビアになりがちで箱出しで使用してもまっすぐ泳ぐルアーは稀です。
そういった場合に備えて、タイニークランクなどがまっすぐ泳ぐようにしっかりとラインアイを調整するトゥルーチューンができるように、専用の工具をいつも携行しておく事をおすすめします。
水中の障害物の中を狙って動かして、潜んでいるバスを狙いたい
ワ―ミングクランクショットは小さなボディに対して大きなリップとフックが備わっていますが、障害物の回避性能も非常に優れています。
リップやフックが大きい分、水中の障害物に引っかかってしまいそうな気もしますが、安定した泳ぎの姿勢と障害物接触時にヌルっとリップを中心にしっかり回避してくれるおかげで、普通に巻いている分には根掛かる頻度は非常に少ないです。
このしっかりとした障害物回避性能をフルに活かそうとするなら、メーカーのワ―ミングクランクショットの使いどころの説明の通り、シャローカバーにガンガンこのルアーを通す事が釣果への近道になってくれます。
根掛かりのキツくなさそうな少し薄めのカバーなら軽く巻いて使ったり。
ちょっとカバーが濃そうだなと感じたら、巻きながら引っかかり具合を様子見して、特に狙って引きたいところではロッドだけを横にさびいて動かしてみたり。
その日その場所でバスが隠れていそうなポイントを積極的に狙って、ワ―ミングクランクショットを投入してみると面白いかと思います。
小粒のボディでしっかり潜ってブルブル泳ぐ、パワフルなタイニーカバークランク
今回はノリーズのクランクベイト、ワ―ミングクランクショットの紹介・インプレをしました。
タイニークランクとしては急潜行する速さ、障害物に対する回避性能、ボディサイズ以上のパワフルな泳ぎ、対カバー性能の総合的な強み、などオイシイところを十分に持ったクランクベイトです。
どうしてもルアー本体の自重が軽いので、キャスト飛距離が出にくかったり、風があまりに強いとキャストするのも厳しいなどの弱みもありますが、それを差し引いても積極的にカバーを中心に投入していきたくなるルアーです。
ワームなのかクランクなのか度
サンキューベリーマッチ✌
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