おはこんばんちわ、namimoriです。
今回はコットンコーデルのクランクベイト、BIG O C78(以下、BIG O)の紹介・インプレをします。
BIG O C78ってこんなルアー
- コットンコーデル社の名作クランクベイト
- 引き感強めでロールとウォブルのバランスが良いので泳ぎが綺麗
- ボディに負けない横幅のリップで障害物周りもガンガン泳ぎきる
- 浮力も大きく浮上時に綺麗にキックバックしてくれる
- クランクベイトに必要な要素がしっかり詰め込まれたルアー
BIG O C78をみてみる
スペック
長さ | 3in(7.62cm) |
重さ | 3/8oz(10.5g) |
潜行深度 | 4-6ft(1.2~1.8m) |
フック | 前後#4 |
BIG Oはコットンコーデル社が発売しているクランクベイトです。
BIG Oの重さを実測したところ、11.71gでした。
スペック値が3/8ozなので、おおよそ重さは表記通りでした。
ボディ各部
BIG Oはラウンドタイプのボディ形状になっています。
クランクベイトの原型と言われているビッグオーですが、今見てもしっくりくる、これぞクランクベイトといった趣があります。
ボディ内部にはラトルが内蔵されています。
BIG Oを上から見ると、コロッとしたボディに負けないくらい先端のリップが大きく広がっていることがわかります。
また先端から後方にかけてキュッと絞れたボディもボリューム感をあります。
BIG Oのリップはボディと一緒に着色されており、塗装膜の厚みもしっかりと確保されています。
リップもボディと一緒に塗装されている関係か、ボディとリップの境目なく塗装がされています。
BIG Oのフックは前後#4となっています。
フックの刺さり具合はそれなりで、先端のなまり具合はたまにチェックしておいた方が良さそうです。
今回のルアーカラーだと分かりにくいのですが、ルアーの左右腹部にルアー名とメーカー名が記入されています。
実際に使ってみてインプレ
引き感は強めで、泳ぎは意外と綺麗なウォブリングでしっかり水押し
BIG Oを実際にキャストしてから巻き始めると、手元に力強い振動を感じます。
本体の重さが10gちょっとと考えると、かなりパワーのあるクランクベイトという感じです。
あまりにも手元にルアーの動きが伝わるので、遠距離から巻いてきてもルアーの位置はしっかりと把握できます。
そこまでパワーのある巻き感だと、ルアーの動きもウォブリング(横の動き)もさぞ強めに出ているのかと思って動きを見てみると、意外にもウォブリングと合わせてしっかりローリング(縦の動き)も泳ぎの中にでています。
他社のクランクベイトで例えると、ラッキークラフトのRTOやK.V.Dなど(というよりBIG Oの方がよっぽど先んじているルアーですが)の、
「釣れる動きをするクランクベイト」といったイメージです。
とにかく綺麗な動きをする、というのがこの手のクランクベイトであり、BIG Oはその元祖なのかなと感じます。
大きなリップでガンガン障害物を回避
BIG Oはリップの横幅がボディの最大横幅と同等の広さになっています。
リップが大きいおかげか、メインの潜行深度の1m近くで水中の障害物にガンガン当てても、どこかで引っかかる事もなくヌルヌルと泳ぎ切ってきます。
クランクベイトというルアーの基本的な機能として、リップでルアーの前方にある障害物を躱して泳いでくる、というモノがあります。
BIG Oのリップはしっかりとした回避性能を備えていて、クランクベイトに必要な機能をしっかり持っていることに好感がもてます。
ルアーによってはいくらリップが付いていても、果たして根掛かりを防ぐために確実に仕事をしているか疑問の残るものもあります。
その点BIG Oのリップはクランクベイトというルアーに必要なものを改めて再確認させてくれるほど、確実に役割を果たしてくれる優秀なパーツになっています。
浮力が大きく、しっかりキックバックしながら浮上してくれる
BIG Oは丸いラウンドボディ型のクランクベイトで、浮力が非常に大きいです。
ピタっとルアーを巻くのを止めると、スゥーッと水面に顔を出してきます。
その際のBIG Oは少し斜め後方に下がりながら、しっかり姿勢をキープしていることが分かります。
バスのバイトチャンスとして、クランクベイトが水面に浮き上がっている途中にバイトする、というタイミングがありますが、その時にしっかりとバスの口にフックをかけてフッキングするために大切なのは、ルアーが浮くときの姿勢です。
バスは後方や下側からルアーを追いかけて口を使ってきますが、その際にルアーがしっかり一定方向を向いていることが、バスの口にしっかりフックを掛けるためには非常に重要です。
ルアーが水面に浮きあがっていく際に、ルアー本体が左右にふらふらしていると、バスのバイトをしっかりフックに乗せるのが難しくなったり、そもそもルアーの不自然な左右の揺れでバスに余計な警戒心を与えてしまう可能性もあります。
これがルアーの浮き上がり時の姿勢が左右にフラフラせずに一定方向を向いていると、バスのバイトに対して、しっかりと合わせるタイミングでフックを食い込ませることができます。
BIG Oが停止した際の高浮力で安定してキックバックしながら浮上する動きは、ルアーを巻くのをやめたタイミングでのバイトを誘発しながらしっかりと一本を取りに行けるモノです。
基本に忠実で使いやすく釣りやすい王道なクランクベイト
今回はコットンコーデル社のクランクベイト、BIG Oの紹介・インプレをしました。
クランクベイトという種類のルアーに必要な要素がギュッと詰め込まれた優秀なルアーです。
BIG Oのザリガニカラー凄い綺麗度
サンキューベリーマッチ✌
コメント