おはこんばんちわ、namimoriです。
今回はラッキークラフトのシャッドルアー、ベビーシャッド50SPの紹介・インプレをします。
ベビーシャッド50SPってこんなルアー
- ラッキークラフトが発売しているシャッドルアー
- リアルな小魚然としたボディに大きなリップ
- ただ巻きはスローなら可
- 水中でアクションさせたりステイさせたりする動きがしやすい
- サスペンドの表記だがスローフォール
- 出しどころは小魚の多いポイントや、秋から春の季節など
ベビーシャッド50SPをみてみる
ベビーシャッド50SPは、ラッキークラフトが発売しているシャッドルアーです。
スペックは以下の通りです。
| 全長 | 51.5mm |
| 重さ | 3.5g |
| 深度 | 1.5m |
| タイプ | サスペンド |
| フックサイズ | #10 |
重さを実測したところ、3.4gでした。ほぼ表記通りです。
フックは前後#10サイズの小さいものが付いています。
写真だと分かりづらいのですが、すでにフックの中心が錆び始めています。
強度的にも頼りないので交換用フックがあった方がいいかもしれません。
ルアーの腹側にはベビーシャッドのルアー名が記載されています。
50(ルアーサイズ)の表記も欲しいかも・・・
リップはルアーのヘッド部に対してかなり広がったタイプのものとなっています。
ここまで大きいと前方からの水の影響は大きくなります。
リップの厚みも相当にあるので、耐久性に関してはそれなりにありそうです。
上からみてみるとボディ自体は小魚然としたコンパクトサイズですが、やはりリップの広がり具合が目立ちます。
実際に使ってみてインプレ
ただ巻きは基本スローで。早巻きは苦手
ベビーシャッド50SPはスローな巻きにはしっかり対応してスイスイ泳いでくれます。
といっても数回に一回はバランスを崩して浮き上がってくるので、ただ巻きが得意かというと正直イマイチな感じです。
さらに早巻きに対しては、こちらは全く対応できずクルクルとバランスを崩してしまうことがほとんどです。
ベビーシャッド50SPをただ巻きで使用する場合は、ルアーの動きをしっかりと見ながらスローに巻くことを基本的に意識する必要があります。
泳ぎ自体は綺麗なのですが、ここぞという場面でバランスを崩しそうで正直少し不安が残ります。
ボディに対して大きく面が広くなっているリップが水の抵抗を受けやすく、リップの取り付け角度も潜行深度1.5mを確保するために浅くなっていることから、軽く小さいルアーの泳ぎを破綻させやすくなっているのではないかと思われます。
原則ただ巻きはスローで、ルアーのバランスをよく見ながら。
軽くトゥイッチさせたり、水中でステイさせると使いやすい
ベビーシャッド50SPの強みが出やすいのは、軽いトゥイッチなどをいれた場合の軽快な動きでしょう。
スピニングタックルで4lb程度の細いラインを使用している際にも、小さく煽るだけでもヒュンと素早くルアーが跳ねるように動いてくれます。
川などに居る小魚がびっくりして逃げるような動きをするので、バスからしたら一瞬で目の前にそんな魚影が通れば思わず口を使ってしまうのだと思います。
また、軽く動かした後に水中でステイさせると、アクション時にルアーに気が付いたバスが近寄って様子を見に来るような事が多くあります。
バスによっては気になって少しちょっかいを出してくるような個体もいたので、ここでしっかりと口を使わせるには、そのタイミングでまたルアーにアクションをさせれば効果的かと思います。(残念ながら私はうまく口を使わせることができませんでした・・・)
ルアーサイズ的にも川に居る小魚にジャストフィットしているので、フィッシュイーターにとっては魚っぽい何か、という事を演出しやすいのもこのルアーの強みかと思います。
サスペンドの表記だが、実際はスローフォールするので根掛かり注意
ちなみにこのベビーシャッド50SPですが、SP=サスペンド(水中で留まる)という表記ですが、実際は他のサスペンドルアーと同様、水中で止めるとスローフォールの動きになります。
ですので、
「サスペンドルアーで水中で留まるから長くステイしても根がからないでしょ」
と放置しておくと泣きをみるので注意が必要です。
使いどころは小魚がバスのメインベイトになっていそうなポイントやタイミングで
そんな感じで使い勝手としては万能とは言えないですがルアーとしてのパワーのしっかりあるベビーシャッド50SPの出しどころを考えると、やはり小魚が多く見えるような場面でしょう。
しかもその小魚たちがバスなどのフィッシュイーターのメインベイトになっていそうなポイントなら、なおさら積極的に投入してみると良いでしょう。
シャッドに適した季節としては秋から春まで、と言われることもあります。
その季節だとバスが食べられるようなベイトが小魚に絞られるから、という理由もあるので、ベビーシャッドの出しどころに迷った時は季節も意識してみるのも良いかもしれませんね。
決して扱いやすくはないけどシャッドとしての役割をしっかり果たしてくれる名作ルアー
今回はラッキークラフトのシャッドルアー、ベビーシャッド50SPの紹介・インプレをしました。
正直、昔から人気のある定番ルアーなので素人の自分が取り扱うのも迷ったのですが、今回取り上げてみました。
現行の各社メーカーから出ているシャッドルアーは扱いやすかったり動きが良かったりと、かなり進歩を遂げていますが、昔から売れ続けているシャッドルアーとしてベビーシャッドのルアーパワーはバスの反応一つとっても別格に感じられました。
売れ続けているルアーっていうのはやはり凄いな、と改めて思います。
少し動かしてステイの繰り返しで良い度
サンキューベリーマッチ✌
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