ハードルアー

【ダイワ】ふく壱【インプレ】

おはこんばんちわ、namimoriです。

今回はダイワのクランクベイト、ふく壱の紹介・インプレをします。

以前に紹介したウェイクベイトのふく零と同一シリーズのルアーになります。

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ふく壱ってこんなルアー

  • ダイワから発売されているクランクベイト
  • 独特なボディ形状と大きなリップが特徴
  • メインで攻めるのは1mのレンジ
  • かなり強めな巻き感とウォブリング
  • リップとフックアイの位置で障害物回避性能が高い
  • 前後のフック同士が絡まる事が多めな点が少し気になる

ふく壱をみてみる

スペック

長さ 53mm
重さ 14.3g
有効レンジ 約1m
フック 前後#4

ふく壱はダイワから発売されているクランクベイトです。

ルアーサイズや重さは同社のデカピーナッツⅡを少し小さくしたサイズ感です。

メインの有効レンジは約1mと表記されていますが、最大潜行深度は2mほどまで潜るようです。

ふく壱の重さを実測してみると、14.56gでした。

スペック表で14.3gなので、ほぼ表記どおりです。。

ボディ各部

ふく壱は独特な形状をしたクランクベイトです。

ダイワが一昔前に発売していた「バスハンター」の形状がベースのようです。

ふく壱を上から見るとボディ本体の形状もコロッとして独特ですが、リップの前方の長さにも目がいきます。

リップの中にラインアイとなるエイトカンが埋まっており、そこにスプリットリングが取り付けられています。

リップ自体も厚みがそこそこある上に、前方の障害物にガシガシ当ててもビクともしないくらい頑丈です。

リップ形状は付け根が絞れて、前方に向かって大きく開いたラウンドリップです。

ふく壱のボディ腹下側にはダイワのメーカーロゴとルアー名が記載されています。

また、ふく壱のフックアイはふく零のオープンヒートンアイとは違い、通常のクランクベイト同様に埋め込み式のフックアイが装着されています。

ふく壱のフックは、前後ともにサクサス加工のされた#4サイズのトレブルフックが装着されています。

実際に使ってみてインプレ

巻き感は手ごたえが強めで、泳ぎもブリブリ泳いでくる

ふく壱をキャストしてから巻き始めると、想像以上にルアーの動きが伝わるしっかりとした手ごたえを感じます。

実際の最大潜行深度が2mという関係かリップのサイズも大きく、巻き感の強さは結構あります。

さらにふく壱の泳ぎ方ですが、かなり強めにウォブリング(横の動き)に振り切った感じで、ルアーのボディ全体を左右に勢いよく振りながら泳ぎ切ってきます。

手ごたえや見た目的にもルアーの水押しのパワーは相当なものなので、遠くにいる魚を引き寄せるパワーは間違いなく強いかと思われます。

ここまで強い動きなら大抵の魚は泳いでいる時のふく壱の存在には気が付くでしょう。

大きく前方に伸びたリップと独特のフック位置で障害物を躱す

繰り返しになってしまいますが、ふく壱のリップは前方にグッと伸びて広がった大きな形状になっています。

ここまでリップのサイズがしっかりしている分、前方の障害物にリップがコンタクトした際にはヌルっと器用に障害物を避けてきます。

ふく壱自体は障害物の中に積極的にキャストして巻いてくるカバークランクとしての性能が特化しているようで、なるほど納得の回避性能になっています。

またリップの回避性能に合わせて、後方のフックのセッティング位置も考慮されています。

前後のフック間のクリアランスが近くなっていますが、それは特に後方のフックをボディに上手く隠れるようにして根掛かりなどを抑えるのが目的のようです。

さらに、前後のフックのクリアランスが近い分、ルアーサイズに対してあえて少し大き目の#4サイズのフックを装着することによって、フック同士の絡まりをすぐにほどけるようにしているようです。

フックアイの位置が近い分、前後フックが絡まる確率が高すぎる

前述のとおり前後のフックアイの近さは、ふく壱のカバークランクとしての性能を引き出すのに一役買っていますが、反面デメリットもあります。

それはどうしても設計上、通常のクランクベイトより前後のフック同士が絡まる頻度が多い点です。

通常のクランクベイトなら前後フック間のクリアランスは大抵最初の設計の時点で考慮されているので、よほどルアーが大暴れでもしない限りはそうそうフック同士が絡まる事は起きません。

しかしふく壱に関しては、ある程度前後のフックが絡まる事が前提になっているのか、そのフック同士の絡まりが頻発します。

ここは前後ともに大型のフックを付けて絡まりをほどけやすくしている、といった旨の説明がされていますが、そもそもキャスト~着水の間に絡まった前後のフックはルアーを巻き切って手元にくるまで大抵そのままの状態で帰ってきて自動で絡まりがほどける事はまずありません。

この間にバスからのバイトがあったとしても、まずバスの口にしっかりルアーのフックが掛かる事は無いです。

フック同士の絡まりでバイトチャンスを逃す可能性がある点は、あらかじめ考慮しておいた方が良さそうです。

対カバーで使える回避性能に特化したクランクベイト

今回はダイワのクランクベイト、ふく壱の紹介・インプレをしました。

見た目の可愛さ以上にルアーの対カバー性能に優れた実力派のクランクベイトでした。

ルアー自体のパワーもかなりの物なので、遠くから魚を寄せたい時にも非常に役にたってくれそうです。

見た目は草食系、中身は肉食系度

サンキューベリーマッチ✌

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