おはこんばんちわ、namimoriです。
今回は、
- カバーに対してガンガンクランクベイトを投げ込みたい
- アピールもできるだけ強いものが良い
- さらに扱いやすいものだと嬉しい
といった方に向けて、ミブロのクランクベイト、フューリーの紹介・インプレをします。
フューリーってこんなルアー
- 対カバー性能に特化したシャロークランク
- ずんぐりむっくりな特徴的なボディ形状
- アピールは強めだが引き感が程よい
- 復帰力が高く狙ったラインを外れにくい
- ボディの浮力が強いのが玉に瑕
フューリーをみてみる
スペック
長さ | 55mm |
重さ | 15g |
潜行深度 | 1~1.2m |
フューリーは、対カバー用のシャロークランクベイトです。
重さの実測値は14.88gで、ほぼ表記通りの重さです。
ボディ
フューリーの最大の特徴は、パッと見ただけで分かる程のずんぐりとしたボディです。
ボディ内部の空気室(エアルーム)の容量を大きくとって、浮き上がりやすくなっています。
また、フューリーはノンラトル仕様となっています。
大き目なボディ上から見てみると横幅もしっかりとあるので、ボディでフックを隠しながらカバーに対してのすり抜け性能も兼ね備えています。
リップ
フューリーのリップは、ボディに負けないくらいの横幅のあるスクエアリップです。
カバーなどにコンタクトした時には、この大きなスクエアリップによる回避性能もあります。
リップを横から見ると、横幅がある代わりにボディサイズに対して厚みの薄い形状になっています。
対カバー性能もありながら、キレのある動きをしてくれそうなリップとなっています。
フック
標準で装着されているフックは前後#4サイズのフックです。
実際に使ってみてインプレ
謳い文句通りの対カバー性能
フューリーは対カバー性能の高さを謳っているクランクベイトです。
実際に川岸の木々の間に投げ込んでみると、ヌルっとすり抜けて足元まで泳ぎ切ってくれます。
クランクベイトで引っかかりそうな場所に投げるのをためらってしまうような状況では、他のルアーよりも優位性があるクランクベイトだと感じました。
アピールが強めな割に引き感は心地いい
フューリーの実際の泳ぎ方は、強めなウォブルとロールが入り混じったかなりのハイアピールな印象です。
シャロークランクとしてもバランスよく強めなアピールなのですが、見た目よりかなり引き感は抑えられています。
動きの強いクランクベイトの中にはかなり引き抵抗が強いものもありますが、フューリーはこのボディサイズで心地いい巻き感というのはかなり好印象です。
狙ったラインもトレースしやすい
フューリーをカバーに対して巻いた際には、リップとボディでフックの根掛かりを避けつつ少し横に逸れながらもしっかりと狙ったトレースラインに復帰してくれます。
障害物に当たるとそれを弾きやすいスクウェアリップ形状ながら、ボディ自体の浮力でトレースラインへの復帰率があがっているのかと思います。
変に横に逸れたりしないので、余計な根掛かりが抑えられているのは嬉しい点です。
近距離をガンガン撃っていくのが正攻法か
フューリーは対カバークランクとあるせいか、キャスト時の飛距離はボディの形状などもあって抑え気味です。
が、対カバー性能は確かなので近距離のカバーに対してガンガン通していくのが最も使いやすい方法かと思います。
ポイントが木々や石積みなどの多い場合は、フューリーの性能をガンガン活かせるので積極的に投げるのが楽しいかと思います。
浮力が強い分たまに起きる現象
フューリーはエアルームの大きさによる浮力の強さが特徴ですが、稀にそれが裏目に出てしまうときもあります。
それは、リップが何らかの障害物に当たってボディが横倒しになった時に、そのまま巻き続けると浮力の強さが仇になって横倒しのまま泳いでしまうことがある点です。
巻いている途中でルアーが横倒しになった場合は、一度巻く手を止めてボディがまっすぐ復帰するのを待つと対応できます。
巻いている時のルアーの動きには少し注意する必要があります。
カバーにガンガン投げ倒したいクランクベイト
今回は、ミブロのクランクベイト、フューリーの紹介・インプレをしました。
普段クランクベイトを投げ込むのをためらってしまうような場所を狙うときにぜひ使ってみたいルアーです。
見た目がかわいいクランクベイト度
サンキューベリーマッチ✌
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