ハードルアー

【ダイワ】ラピッズクランク SR【インプレ】

おはこんばんちわ、namimoriです。

今回はダイワのクランクベイト、ラピッズクランクSRの紹介・インプレをします。

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ラピッズクランクSRってこんなルアー

  • 中層のサーチを得意とする、早巻き系のクランクベイト
  • 早巻きだけでなく、遅く巻いてもしっかりとルアーが動いてくれる
  • 動きはウォブリングがローリングより若干強く、バランスが良い
  • 障害物に当てる使い方は苦手な感じ
  • 総合的に早巻き系のクランクベイトにしては使いやすい印象

ラピッズクランクSRをみてみる

スペック

ラピッズクランクSRのスペックは以下の通りです。

重さ 9.2g
長さ 56mm
潜行深度 約1m
フック 前後#6

ラピッズクランクSRの重さも長さも、日本のフィールドで使いやすいコンパクトなサイズ感になっています。

ラピッズクランクSRの潜行深度は約1mですが、ほかにも約0.5mの層を泳ぐラピッズクランクSSRもあります。

ラピッズクランクSRの重さは実測で9g丁度でした。

ほぼ表記通りの重さです。

ボディ各部

ラピッズクランクSRのボディ各部をみていきます。

ラピッズクランクSRのボディは早巻きをしやすいような形状をしています。

モデルはいわずもがなルーハージェンセンのスピードトラップですね。

ラピッズクランクSRを上から見てみると、ボディ下部の側面が横にプクッと膨らんでいるのが分かります。

ルアーを前後から見てみるとよく分かりますが、おにぎり型・ピラミッド型、のような形状が特徴です。

ラピッズクランクSRはサーキットボードリップ(基盤リップ)が採用されています。

形状はスクエアリップで、ルアーアクションのピッチを高める事が目的だそうです。

サーキットボードの厚みはしっかりとあるので、障害物との接触による削れに対してはしっかりと耐久性はありそうです。

ボディ下部にはルアー名が記入されています。

ラピッズクランクSRのフックサイズは前後#6です。

フックは刺さりが良くなる、ダイワ独自のサクサス加工がされています。

実際に使ってみてインプレ

巻きスピードを変えても柔軟に対応してくれる万能タイプ

ラピッズクランクSRのコンセプトはメーカーの説明によると、流れのある河川をスピーディーに中層を泳がせるサーチベイト、といった感じのようです。

私も早巻き専用の設計なのかなぁ、と思いしばらくラピッズクランクをキャストしていると、早巻きにしっかり対応しているのはもちろん、比較的ゆっくり巻いてもルアーがしっかり反応して動いてくれることが分かりました。

早巻きに特化したクランクベイトは、早巻きにはしっかりと対応できるが、巻取り速度を遅くすると動きが破綻しやすい、といったこともあります。

その点ラピッズクランクSRは早巻きでサーチする使い方をベースに、ポイントポイントでルアーの動きを遅くしたい、というときにはルアーチェンジなしで巻きスピードを変えられるのが非常に便利です。

巻き感は程々にあり、動きは意外としっかり左右に振れるタイプ

ラピッズクランクSRの巻き感に関してですが、早巻きタイプのクランクベイトではありますが、前方からの水をしっかり受けているのか手元まで意外としっかりと振動が伝わります。

中層をスピーディーに巻く、という使い方に対しては少々振動があるように感じましたが、ノー感じになりにくいという点では、こちらの方がいいのかもしれません。

またラピッズクランクSRの泳いでいる時の動きに関してですが、早巻きでメインに使うクランクベイトとしては、ルアーが横に動くウォブリングがルアーの縦の動きのローリングより若干強めに出ているので、割と普通のラウンドタイプのボディのクランクベイトと似たような動きになっています。

水中の障害物にリップを当てすぎるとバランスを崩しやすい

意外と万能型で使いやすいクランクベイトのラピッズクランクSRですが、気になる点もあります。

それは、ラウンドタイプのボディで浮力の高いクランクベイトと比較するとボディの浮力が弱く設定されており、水中の障害物にリップを当てすぎると簡単に動きのバランスが崩れるといった点です。

これはスピードトラップタイプの早巻きに特化した形状のクランクベイトだと、浮力が抑えられてしまうので仕方ないのですが、いかんせんラピッズクランクSRが遅めのリトリーブスピードにも対応してしまう為、余計にこの点が目立ってしまいます。

ラピッズクランクSRを使用する時に心がけておきたいのは、あくまで川の流れの中層をスピーディーにサーチするのがメインの使い方、という事を忘れないでおくと、この点を理解しやすいと思います。

また、ラピッズクランクSRは早巻きをさせやすくするためなのか、ルアーの重さを抑えるという狙いがあるのかもしれませんが、塗装が非常に薄くなっています。

というのもラピッズクランクSRをキャストしている時に、ルアーが風にあおられて障害物にコンッといった感じで当たった時に、ルアーのボディに亀裂が入ってしまいました。

通常のクランクベイトなら、そこまでダメージを受けるような衝撃ではなかったのですが、ラピッズクランクSRに関してはそうもいかなかったようです。

上の写真中央の位置に入っている横向きの亀裂が、その時のヒビです。

今のところルアーの動きに影響は無いのですが、そのうちここから浸水してくると思います。

正直なところいくら何でも簡単にボディにダメージ入り過ぎな感じもしたので、この点は少し気になってしまいました。

ルアー重量も9gと割りと軽量なので、キャスト時にいささか気を使ったほうが良いかもしれません。

早巻きタイプで意外と使いやすいクランクベイト

今回はダイワのクランクベイト、ラピッズクランクSRの紹介・インプレをしました。

早巻きでサーチする事に限らず、オープンエリアで巻き取りスピードを変えながら中層を重点的に攻めるのにも使いやすい優秀なクランクベイトでした。

国内釣りメーカー大手のダイワならではの販路の広さも手伝って、スピードトラップのような海外製の同タイプのクランクベイトより入手しやすいというのも良いですね。

ラピッズクランクSRはハードルアーのバリエーションの一つとして持っておくと、いざというときに役に立ってくれるかもしれません。

おにぎり型早巻きクランクベイト度

サンキューベリーマッチ✌

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