おはこんばんちわ、namimoriです。
今回はアルファタックルのクレイジーシリーズから発売されているクレイジーシャッド59SF/MR(本文中以下クレイジーシャッド)の紹介・インプレをします。
ちなみにクレイジーシリーズのクランクベイトも以前に記事で紹介・インプレしています。
クレイジーシャッド59SF/MRってこんなルアー
- アルファタックルが発売しているシャッドルアー
- 価格が非常に安価
- 重心移動システムでよく飛び、ルアー自体のレスポンスも良い
- MRの表記で実際の潜行深度は1m前後
- シャッドとしてよりミノーとして使うと良いかも
クレイジーシャッド59SF/MRをみてみる
スペック
長さ | 59mm |
重さ | 5.8g |
クレイジーシャッドはアルファタックルが発売しているクレイジーシリーズのルアーの一つです。
クレイジーシャッドのラインナップとしては、59SF/SR・59SF/MRがそれぞれあります。
ルアー名の後の表記の意味はそれぞれ、59はボディ長の59mm、SFはスローフローティング(=ゆっくり浮く)、SRはシャローランナー、MRはミドルランナー、を意味しています。
この記事で紹介しているのは59SF/MRなので、スローフローティングでミッドレンジを泳ぐタイプ、ということになります。
クレイジーシャッドの重さを実測したところ5.43gでした。
スペック上は5.8gとあったのでその差は±0.37gとそこそこ違いました。
ルアーの価格が\600(2022年11月現在)と非常に価格が安い事を考えると、このくらいの誤差はあってないようなものと考えます。
ボディ
次にクレイジーシャッドのボディをみていきます。
クレイジーシャッドは名称の通り、シャッドタイプのルアーです。
シルエットも小魚を模していて、カラーリングも決して派手では無いですが、ルアーカラーの定番によくある落ち着いたものが多いです。
今回のクレイジーシャッドのカラーは、ゴーストワカサギというカラーです。
クレイジーシャッドを上から見てみると、前方に長く突き出たリップと割と左右にボリュームのしっかりあるボディになっていることが分かります。
シャッド系のルアーとしてはボディ幅は意外とボリュームがあります。
リップはボディと比較して、しっかりと長さと横幅があるので、前方からの水をしっかりと受けてくれそうな形状となっています。
リップの厚みに関しては先端からボディ根元までしっかりと確保されており、障害物にガンガン当ててもほとんど削れることがなく、非常に頑丈に出来ています。
クレイジーシャッドのボディ内部にはルアーのキャスト時と巻取り時でウェイトの位置が変わる、移動重心システムが組み込まれてます。
クレイジーシャッドのフックは前後#8サイズのトレブルフックが装着されています。
フックの刺さり具合はそれなり、といった感じなので替えのフックを用意しておいた方が良いかと思います。
実際に使ってみてインプレ
重心移動システムで飛距離が出やすく、巻きのレスポンスも悪くない
クレイジーシャッドは他メーカーから発売されているシャッド系ルアーと比較するとかなり安価な価格です。
それを他メーカーで開発されたシャッド系ルアーと比較して使い心地はどうかなぁ、と正直考えていました。
が、どうもクレイジーシャッドの使い心地が特別なにか欠点がある、というとが無かったのが正直な感想でした。
キャスト時には、振りかぶった際に重心移動システムがしっかりと働いている「カチッ」といった音が後ろから聞こえてしっかりルアーが飛んでくれました。
さらに着水後の巻き始めのレスポンスも悪くなく、ストップアンドゴーを繰り返しても、トゥイッチを繰り返しても、ルアーがバランスを崩すことが無いなど、全体的に優等生な性格を持ったルアーだなと感じました。
この販売価格で問題なく使いやすいなら特に不満も出ません。
クレイジーシャッドはルアーの基本性能をしっかり備えた優等生的なルアーでした。
潜行深度がMRといいつつ、SRレベルの潜り具合
クレイジーシャッドは基本性能を備えた優等生的なルアー、と書いた直後なのですが、一点だけ謎の仕様があります。
それはルアーの潜行深度に関してです。
実はクレイジーシャッドの潜行深度に関してはどの程度まで潜るかという具体的な表記がありません。
そこで実際に使ってみてどのくらい潜るのかなぁと思い、フルキャスト後に足元まで巻いてみて潜行深度を調べてみたのですが・・・
今回紹介しているクレイジーシャッドはMR=ミッドレンジということで中層のあたりを泳ぐはずでした。
が、実際に使用してみるとせいぜい~1.3m程度の潜行深度ではないか、ということが分かりました。
なんなら水深が1mくらいのポイントでボトムにつかない事もあったので下手したら~1mかもしれません。
この程度の潜行深度ならSRはさらに浅く潜るはずなので、せいぜい~0.8mといったところになるのではないでしょうか。
今回紹介しているクレイジーシャッド59SF/MRは潜行深度は1m前後、とみておいた方が良いかと思います。
シャッドとして使うより、ミノーの感覚に寄せて使った方が分かりやすい
前日の通りMRで1m前後の潜行深度のクレイジーシャッドですが、シャッド系のルアーとして使用するより、少し潜るミノーとして扱った方がいいかもしれません。
シャッド系のルアー、というと全てそうだとは限りませんが、できるだけ潜らせてみたりボトム周辺の障害物に当てながら使用することがメインになる方も多いかと思います。
その使い方だとクレイジーシャッド59SF/MRの潜り具合は物足りなくなることは間違いないでしょう。
それならばルアーに対する見方を変えてみるのもいいんではないでしょうか。
ルアーのシェイプも小さく、泳ぎ方も小刻みにプルプルとハイピッチな動きはしっかりと持っているので、キャスト飛距離を出しやすい小型の少し潜る動きの良いミノー、というルアーと考えたらかなり良質なルアーだと思います。
クレイジーシャッドを使うときはシャッドとしてよりは、小型のミノーとして使う事で幸せになれる(?)のでおススメです。
シャッドの皮を被った小型ミノー
今回はアルファタックルが発売しているクレイジーシャッド59SF/MRの紹介・インプレをしました。
シャッドを使ってると思ったらミノーだった・・・、というちょっと面白い結果になったルアーでした。
価格も価格なので、こういった面白いルアーもいいですね。
ポルナレフ系ルアー度
サンキューベリーマッチ✌
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