おはこんばんちわ、namimoriです。
最近はルアー作りが楽しくて、毎日帰宅後に少しづつ色々試行錯誤しています。
こちらのクランクも小さいサイズで作りやすかったのでサクサクと作業が進み完成しました。
早速ルアーのスイミングテストをやってみると、トゥルーチューニングいらずにまっすぐ綺麗に泳いでくれます。
気持ちよくそのままキャストを続けていると、あるタイミングで水面に叩きつけるようなへっぽこキャストをかましてしまい、リップが折れ曲がってしまいました。
自作ルアーが可変式(?)リップに
帰宅してからルアーがどんなふうに折れているのか見てみました。
こちらがもともとのリップの取り付け角度です。
下から支えると、なんともないのですが・・・
リップの上から少し指を当てて押してみると、リップが下に垂れ下がってしまいます。
力を加えなくても本来のリップの位置から下がってしまうので、このままでは水圧のかかる状況では使い物になりません。
リップ周りの破損状況をみてみる
リップの上から取り付けた根元を見てみると、そもそも最初の取り付け時に塗ったエポキシが少なかった感じです。
上部分には、最初より多めにもう少しエポキシを塗ることにします。
リップの下側を見てみると、取り付けた根元にエポキシが全く乗っていません。
水面に叩きつけてしまった際にエポキシがごっそり剥がれてしまったようです。
今回リップが下向きに折れ曲がってしまったのは、そもそも下側の強度が足りなかったことが原因じゃないかと考えられたので、補強でつけるエポキシは上面より多くしっかり付けようと思います。
リップの修理に用意したもの
折れ曲がったリップを修理するのに今回用意したものは、
- つまようじ
- クリアホルダーを適当に切り取ったもの
- 100均で売っているエポキシ接着剤
どれも100均にいけば買いそろえる事が出来ます。
つまようじは念のため複数本用意しておきます。
エポキシ接着剤はダイソーで売っている乾燥の速いタイプのものを使います。
作業手順
まず、クリアホルダーの上にエポキシのA剤をほんの少し垂らします。
リップの修復程度なら本当に少しだけで十分です。
体や衣類など周辺につかないように注意します。
次に、エポキシのB剤も同様にクリアホルダーの上にほんの少し垂らします。
このB剤はかなり独特な香りを放ちますので作業時は換気をしておいた方が良いです。
こちらも体や服などにつかないように注意します。
A剤とB剤を大体同じ量になるように調整します。
上の状態では、A剤が少ないのでこの後少し足して、A剤とB剤を1:1になるようにしました。
A剤とB剤をクリアホルダーの上に大体同量出したら、つまようじで混ぜていきます。
この100均のエポキシは2液混合タイプなのですが、混ぜ合わさってからかなり早く硬化が始まってしまいます。
という事でつまようじでしっかりスピーディーに混ぜ合わせたらすぐに次の作業に移ります。
ここからはスピード勝負です。
作業を急がないといけなかったので作業中の写真はこれだけになってしまいましたが、リップの上側にはエポキシを少し多めにつけていき、下側にはたっぷりエポキシを乗せていきます。
エポキシの硬化しはじめは粘性があり、ルアーの向きによっては少しエポキシが移動してしまうので、様子を見ながらルアーを持っている手でエポキシが垂れないように角度をちょっとづつ調整します。
無事にエポキシをリップの根元の上下につける事が出来ました。
予定通り下側の方に強度を出すために、上側よりだいぶ多めにエポキシを載せました。
ただ指で固定しないとリップが折れて垂れ下がった状態で固定されてしまうので、上の状態でエポキシの硬化が始まるまで待ちます。
さすがにずっと手で支えているのはつらいので、ある程度エポキシが固まってきたらマスキングテープでリップの位置を固定しました。
後は丸一日ほどこの状態でリップを固定して、エポキシがしっかり硬化するのを待てば完成です。
100均のエポキシは硬化がちょっと速い
今回は、私が普段も行っている100均のエポキシを利用したリップの修理方法を書きました。
リップ以外にもボディやアイの止水などにも使えるので非常に便利ですよ。
気を付けたいのは想定以上にエポキシの硬化が速すぎるくらいでしょうか。
100均ってすげー度
サンキューベリーマッチ✌
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