おはこんばんちわ、namimoriです。
前回の記事からどうも上手い事テンションが上がりませんので、久しぶりにルアーでも作るかなぁといった感じでダラダラとバルサのフラットサイドクランクを作っています。
今回は雑談もかねて作業風景でも記録しておきます。
まずはバルサにお絵かき
以前というか一年以上前に最後に使用したフラットサイドクランクの型紙が残っていたので、それを使ってバルサ材に切り取る形を書き込んでいきます。
バルサ材の厚さは6mmの物を使用します。
個人的に、ルアーを小さく薄くしつつ、内部にウェイトを配置しやすいという丁度いい厚みは6mmです。
これがもっと厚みが薄いと、ウェイトを配する穴を彫ると簡単に貫通したり、逆に厚みがあり過ぎると内部に搭載するウェイトの重みとバルサの浮力のバランスを取るため、ルアー全体を重くしないといけなくなります。
厚みのあるバルサ材ならルアーサイズが大きくなっても、トップウォーター的なルアーにはもってこいなのでケースバイケースといったところでしょうか。
ある程度バルサ材にルアーの形を書き込めました。
SNSなどを見ていると、バルサ材に隙間なくルアーの形を書き込んでいる方がいますが、アレはどうやってルアーを型抜きするんだろう、と未だに不思議に思ってます。
なにか木工旋盤でも使ってるのかな?
ルアーの型抜きと大雑把な成型
バルサ材にルアーの形を囲んだら、それらをまず大雑把にのこぎりで切っていきます。
上の写真のようになったら、ここからカッターを使って手作業でルアーの形に切り抜いていきます。
この作業は手が痛くなるので、少し滑りやすくなりますが軍手などがあった方がいいかもしれません。
カッターでスパッといかないように気を付けて切っていきます。
とりあえず書き込んだ線に沿っておおまかな形を切り出せたら、ここから更に形を整えます。
切り抜いたバルサ材を両面テープで左右になるように張り付けてからカッターを使って大体の形を成型していきます。
この時点では大体の形が出来ればいいのでカッターでガシガシ削っていきます。
といってもあまりやり過ぎると余計な分まで削ってしまうので、あくまで大体のサイズ感を忘れないようにして作業します。
だいたいの形にカッターで成形出来たら、400番程度の少し粗目の紙やすりでボディ前割りを整えていきます。
手先が器用な人ならこの時点でもっと綺麗にボディの成型ができるのでしょうが、いかんせん手元のコントロールが上手くない人間が作っているので、上の写真のような大雑把な仕上がりです。
まぁ誰にあげるものでもなく、自分で使用するのでとりあえず良しとします。
ルアーを日常的に作ってる人って凄いなぁ、といつも感心してます。
ルアー内部に針金とウェイトを配置していく
ボディを大体の形に成形出来たら、次は内部に通す針金とウェイトを仕込んでいきます。
針金は内部を貫通させてラインアイとフックアイの役割をします。
針金の太さは忘れてしまいましたが、おそらく昔の記事を見た限り0.9mmです。
0.8mm前後なら確か丁度曲げやすく強度も確保できたはず・・・(遠い目)
針金はルアーに合わせて曲げつつ、形を整えていきます。
針金の形を整えたら、バルサ材の間にギュッと挟んで跡を付けたのち、彫刻刀などで張り合わせた際のバルサのアワセ面に隙間ができないようにその跡にそって彫っていきます。
針金が上手く収まるようにバルサ材を彫った後はウェイトを設定していきます。
使用したウェイトはザップのタングステンウェイトです。
タングステン素材のウェイトは鉛と比較すると、サイズは小さく重さはしっかりと確保できる上にバルサを余計に彫らずに済むので、結果的に重さを確保しつつボディ強度をしっかりと保持できます。
ウェイトの一つあたりの重さは2.2g程度でした。
ウェイトはフロントフックアイの前後に二つ格納すると仮定して、すべての重さを合わせてみると、6.8g前後です。
ここから更にボディを彫ったり削ったりするのであくまで参考ウェイトです。
ウェイトの格納場所を彫る作業は写真を撮り忘れましたが、彫刻刀を使用したりして良い感じに収めます笑
とりあえずルアーの形に
バルサ材に針金とタングステンウェイトを収めた状態が上の写真のように6.6gとなりました。
ここから更にバルサ材の張り合わせ時の微妙なずれから左右で段差などのズレが出来てしまったので、紙やすりで再び削っていきます。
そうすると6.3gと、-0.3gとなりましたね。
ちょっと形を整える事に執着して削り過ぎたかもしれません。
とりあえず今回は2個だけ作っているので、ここまでで後はリップを付けていきます。
正直手作業だとルアーを2個作るだけでも集中力を要しますね。
歳かなぁ・・・。
いまさらですがラインアイとフックアイの位置や大きさがマチマチですね。これもまぁ味として良しとするかな。
なんやかんやとあって・・・
作業に集中しすぎてリップの成型作業や取り付け作業の写真が残っていませんでした笑
過去にもルアーを作っている作業風景を写した記事があるので、興味のある方はそちらを見ていただけたらと思います。
ちなみにサーキットボードリップの厚さは0.8mmです。
耐久性やバランスを考慮するとこの厚みが一番使いやすいです。
とりあず今回の作業はここまでと、違う話
とりあえず現時点では作業はここまでです。
この後は塗装なのですが、自宅の環境的にシンナーのニオイを充満させることができないので、アクリル絵の具で行います。
色はクラシックな感じにしようかなぁ。
話は変わりますが前回の記事でも触れたようにバスワンXT+なんて新商品などが発表されましたね。
個人的にはポイズンアドレナのモデルチェンジとアルデバランMGLの後継を期待してたのですが・・・
まぁダイワのあのリールが話題も全部持っていきましたねぇ。
Z2020の後継というだけで個人的には熱いです。
今年はこじんまりしてる度
サンキューベリーマッチ✌
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