自作ルアー

エアブラシでキャンディ塗装に挑戦

おはこんばんちわ、namimoriです。

前回から引き続き、ルアーペインティングの練習を続けています。

というか思いのほか面白くなってしまい、釣りに行くよりルアーに色付けてる時間が長いです笑

今回は、エアブラシでの塗装の中でキャンディ塗装という、表面をキラキラとさせる方法でルアーペインティングする技法に挑戦しました。

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キャンディ塗装をやってみたい

はい。楽しい塗装の時間がやってきました。

まずは前回の反省を活かして、ルアーに色を付ける前に表面の油分を取り除くために中性洗剤でルアーブランクを洗浄してきました。

これで今回はバッチリだ!

と思ったのですが、実は一つ忘れていたことがありまして、ルアーに色付けする際に塗料の食い込みを良くするための表面のヤスリがけを怠っていました。

ボディを一から作るバルサルアーでは毎回欠かさず行う足付け作業を忘れています。

最初の塗装後に表面のぼこぼこを見て思い出したのですが、時すでに遅し。

次回以降は最初の足付けもしっかり行おうと思います。

キャンディ塗装の色を塗る順番

実際の塗装作業に入る前にキャンディ塗装のやり方を素人なりに調べておきました。

基本的な色付けの順番としては、

  1. ツヤのある黒を最初に塗る
  2. 次にシルバーorゴールドを黒の上に塗る
  3. さらにその上にクリアカラーを塗る
  4. 最後にクリアを塗って完成

だそうです。

とりあえず実際にやってみて色々と探ってみましょう。

実際にキャンディ塗装をしてみる

今回はルアーブランクを2つ使ってエアブラシで色を付けていきます。

片方が上手くいかなくても、もう一方が上手くいけばラッキー作戦です。

まずはルアーブランクに黒を塗っていきます。

ツヤあり、と書きましたが要は普通の黒かな?をベタ塗りしていきます。

一応内部のエイトカンやウェイトがしっかり見えないくらいには黒をベタ塗りしました。

上の写真の状態だと少し内部が見えてしまっているので、もっと濃いめにここから更に塗りました。

もう一つのルアーブランクも黒を塗っていきます。

このくらいでいい感じの黒の濃さです。

黒を塗り終えたらシルバーかゴールドを塗っていくのですが、シルバーの塗料が無かったので今回はゴールドを塗っていきます。

ゴールドの上にクリアカラーを重ねると少し重めの色になるようです。

シルバーの上にクリアカラーを重ねると、ぎらついた感じがより強調されるようなので、本当はシルバーの方が良かったのですが仕方がありません。

ゴールドを黒の上から塗りおえました。

この時点でもそれなりに金のキラキラした感じはします。

それぞれゴールドを塗り終えたら、その上にクリアカラーを塗り重ねていきます。

クリアレッドで塗装

まず一つ目のルアーブランクにはクリアレッドを塗っていきます。

こちらがクリアレッドを塗り終えた状態です。

レッドというよりブラウンっぽくなりました。

ザリガニ系ならアリなカラーかな?

写真だと伝わりにくいのですが、確かに全体が暗くぎらついている感じになります。

ベースの色って影響が大きいんだなぁと思い知らされます。

途中でエアブラシを近くにして吹きすぎて、塗った一部分が垂れてきてしまいました。

そこを慌てて綿棒で塗り過ぎた箇所の塗料を取ろうとしたら、見事にそこがグチャッとなってしまいました。

ちょっと悔しい・・・。

ここまで全体にクリアレッドを塗り終えたのですが、なんか物足りないなぁと感じて、この上から色を足してみる事にしました。

黒か白かなぁ・・・としばらく迷って、とりあえず白を吹いてみることに決定。

それで実際に白を背中を中心に吹いてみると・・・

やっちまったなぁ・・・

白を塗るにしても、クリアホワイトにしておいた方が良かったかも。

キャンディ塗装の上から白でクッキリさせるとイマイチですね。

流石にこのままではアレなので、黒でカバーしていきます。

お!

なんだかそれっぽいような気もするぞ。

とりあえずこれ以上なにかしたら絶対に余計に変な感じになりそうだったので、こちらはこれで完成にしておきましょう。

キャンディ塗装を塗りつぶしてしまう感じになってしまいましたが、これはこれで良しとします。

クリアパープルで塗装

もう一つのルアーブランクにはクリアパープルを塗っていきます。

で、ここで感じたのですが、クリアカラーってどのくらい希釈すればいいのかイマイチ分かりにくいですね。

これも慣れなのかなぁ。

このクリアパープルを塗り終えたものがこちらです。

良い感じのパープルのテカりになりました。

ウイグルワートのメタリックカラーで、こんな感じのパープルあったなぁ。

角度を変えて光の当たる方向を変えると、また違う表情をしてくれます。

これはこのままのカラーで十分だなぁ、と思ったので完成としました。

とりあえず二つとも最終的な色は塗り終えたので、最後にクリアを何回かに分けて塗って、ひと段落です。

トップコートは

このままの状態でこのルアーたちを使うと間違いなく塗った色がフックサークルや障害物との接触でガンガン削れていきそうなので、最後のトップコーティングをする必要があります。

自作のルアーなら二液混合のエポキシで仕上げるのですが、さすがにプラスチックのルアーにエポキシの厚みが乗ると、せっかくのルアーの形状が変わってしまいます。

そこで今回はこちらを使用していきます。

セルロースセメントのスプレーでルアー表面をトップコートすることにしました。

セルロースのどぶ漬けと比較すると色流れのリスクは抑えられますし、プラスチックのルアーだとドブ漬けで塗装の下のボディ表面まで溶ける可能性もありそうなので、表面をスプレーでサッと仕上げて塗装をガードする方法を選択しました。

手順としては最初にサッと全体に軽く吹いて30分待ち、次は少し多めに拭いてから一時間待ちます。

その後も一時間ごとにスプレーをして、最初から数えて五回目のスプレーコーティングをした後24時間待ってみて、とりあえず完成です。

コーティング後の塗装はどんな感じだったか

コーティングが完了して一日半ほど経過した状態がこちら。

セルロースのスプレーをした後で表面がいくらか曇った感じになってしまうかなと思いましたが、ルアーを塗装した際のテカり具合はしっかり残ってくれました。

ルアーの表面を少し強めに触ってみても塗装が取れる事はなかったので、ある程度までしっかりとコーティングができたようです。

ルアーに目がまだついていなかったので、適当に見繕ってシール式のルアーの目を貼ります。

無事に完成

ルアーに目と#4サイズのトレブルフックを取り付けて、ひとまず完成です。

ルアーの塗装としては自分史上では一番綺麗にまとまってくれました。

後は、塗装が実釣でどの程度の強度があるのかを調べてみたいと思います。

それにしてもエアブラシで好きな色を付けるのはホントに楽しいです。

ルアーの見た目はシンプルでも細かく色を使い分けたり、模様をつける工夫などで一層綺麗なルアーが出来上がるのは見ているだけでも十分楽しめます。

またコツコツとルアー塗装の技術を勉強したいと思います。

大抵思ったとおりにいかないエアブラシ度

サンキューベリーマッチ✌

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