自作ルアー

アンダーコーティングからリップの溝彫りまで

おはこんばんちわ、namimoriです。

前回から引き続き、セルロースにどぶ漬けするルアーのアンダーコーティングをすすめて完了しました。

スポンサーリンク

作業工程あれこれ

セルロースのニオイがマジでキツイ問題

アンダーコーティングをする際は、室内でブランクをセルロースにどぶ漬けします。

作業自体は簡単で単純なものですが、一つ解決しきれていない大きな問題があります。

それはセルロースのニオイがマジでキツい&ニオイが中々消えてくれない、という点です。

正直最近はセルロースが体調に悪影響をもたらしてるんじゃないかと疑っているレベルです。

対策として、どぶ漬け直後の一時間ほどは塗装ブースを稼働させて臭いを外に逃がしてみたり、乾燥箱の上に軽く蓋をして臭いが逃げる導線を作ってみたりしています。

が、セルロースは硬化する際はゆっくり乾燥するために、結果的にはのれんに腕押しの状態です。

ちょっと自身の体調にまで影響が及びすぎている感じなので、ここはどうにかして改善策を探すのが今後の課題になりそうです。

半分の個体はホイル張りにしてみた

セルロースへのどぶ漬けをある程度終えた後は、8個中の4個はホイル張りにしてみたいと思い、アルミテープを貼ってみました。

ホイル張りのクランクベイトが個人的に気にいっていて、以前に作ったクランクベイトにアルミテープを貼ってみたところ、かなりキラキラしていてアピールが強く出てくれたことが理由の一つです。

ホイルにシワが寄ったところは、耐水ヤスリでボディとの境目を軽く削って段差を消してみようとしましたが、アルミテープ自体がそこそこ厚みがあるので完全に均すにはアルミホイルの方が綺麗にできそうです。

特にホイル張りのクランクで気に入っていて、こんな感じのルアーを作りたいなぁと思わせてくれたのがスタンフォードルアーズというメーカーのルアーです。

色遣いやシール式のルアーアイなど造りがかなりシンプルなクランクベイトですが、貼られたホイルがギラギラと綺麗に光を反射します。

作りも日本のメーカーと比べるとチープ感がありますが、そこが「ルアーは魚を釣るための道具だよ」という感がしっかり出ていて潔くて好きです。

日本の綺麗で丁寧な造りのルアーももちろん大好きですが、あそこまで綺麗すぎると使うのをためらってしまうので、このくらいシンプルな方が個人的に好みのようです。

今回アルミテープを貼ったルアーも、シンプルな塗装の方がアルミが映えるのかなぁと考えています。

ホイル張り後のどぶ漬け終了

なんとかセルロースのニオイに耐え抜いて、10回分のどぶ漬けを完了させました。

毎回思うのが、意外とセルロースで固まったように見えても案外コーティングが脆いなぁといった点です。

乾燥時間も毎回24時間以上は開けてしっかりと硬化を確認しているので、使っているセルロース自体の濃度があまり濃くないのかなぁと感じています。

最終的なトップコーティングにはエポキシを使おうと考えているので、セルロースが固まっても傷がつかないように扱う必要があります。

リップの溝彫りはカッターで一発勝負

どぶ漬けを完了したルアーブランクにカッターでリップ用の溝を彫りこみました。

このリップの溝を彫る作業なのですが、細かくキッチリ角度を見ながらという方法が理想的だと思います。

が、ハンドメイドで切ったり削ったりしている関係で、ルアー1つ1つが微妙に形が違います。

そこでそれぞれのルアーの形に合わせて、「なんかここら辺に溝彫った方が良い感じじゃね?」といった完全な感覚でカッターで切り込みを入れています。

案外大体上手くいくので、左右の溝のバランスだけ気にしながら溝をそれぞれ入れていきます。

もしルアーが少しバランスを崩す程度なら、リップを削ったりラインアイを調整したりすれば大抵の場合何とかなってしまうので、リップの溝彫りは毎回感覚で行っています。

最初期にルアーの溝彫りをした時よりも精度は上がっている気がするので、この作業も数をこなせば自然に身に付きます。

次は楽しい塗装作業だ

ルアーのブランクも完成したので、次は楽しい塗装作業です。

毎回事前にカラーイメージをノートや頭に描きながら塗装するのですが、色の乗せ方が奥深くて中々思ったようにいきません。

それでもルアーがルアーらしくなっていくのが自分の手で成せるというのは、完成した時の達成感も含めて毎回嬉しいものです。

また、塗装用にクリア系の塗料を購入したので色んなカラーパターンに挑戦してみます。

これ系の記事って需要あんのかなぁと思ってる度

サンキューベリーマッチ✌

コメント

タイトルとURLをコピーしました