おはこんばんちわ、namimoriです。
バス釣りをしている中で、
- もっとルアーを遠投したい
- 大きくて重いルアーをかっ飛ばしたい
- バス用のロングロッドってどんなものがあるんだろう
というようなことを考えたことのある方に向けて、バス用ベイトロングロッドを今回はシマノに限定して各モデルごとにどんな番手があるのか調べてみました。
基本的に各モデルごとに現在(2021年3月末時点)販売されている中でもっとの長い番手の物を一本ずつ取り上げていきます。
この記事の簡易まとめ
- 長くて柔らかいロッド・・・ゾディアス176M-2
- テキサスリグなど撃ち物用・・・エクスプライド1911XH-2・ポイズングロリアス174MH+
- マグナムクランク用・・・ポイズンアドレナ174H-LM
- スイムジグ用・・・ポイズンアルティマ174MH-G
- ビッグベイト専用・・・バンタム180XXH-SB
バス用ベイトロングロッド各モデル
ゾディアス176M-2
長さ(cm) | 自重(g) | 適合ルアー(g) | 適合ライン(lb) | テーパー | |
176M-2 | 2.29 | 125 | 7~21 | 8~16 | F |
ゾディアスからは176M-2がラインナップされています。
主な使いやすいルアーとしては、
- キャロライナリグ
- バイブレーションルアー
- スピナーベイト
となっています。
ロッドの長さと合わせて、まさに遠投向きの2ピースロッドとなっています。
ロッドの長さが7フィート以上あるバス用ベイトロッドにして、ロッドの硬さがMクラスという少し珍しいタイプのロッドです。
ロッドの柔らかさもあるので、バス釣り以外にもシーバスやロックフィッシュ用のロッドとして使う方もいるようです。
特に、ロックフィッシュに関しては餌やワームで誘いを仕掛けつつ、ファイト時に底にピタリと張り付いてしまう魚をロッドパワーで剥がす必要があります。
その点、176M-2ならベイトタックルのパワーを利用した上記の釣り方に適しているようです。
エクスプライド1911XH-2
長さ(cm) | 自重(g) | 適合ルアー(g) | 適合ライン(lb) | テーパー | |
1911XH-2 | 3.02 | 182 | 14~84 | 14~30 | F |
エクスプライドでは1911XH-2がラインナップされています。
こちらの番手は逆輸入モデルの一つになっていて、同シリーズではもっとロッドパワーが強く設定されている190XXH-2という番手もあります。
1911XH-2に適しているルアーは、
- テキサスリグ
- キャロライナリグ
となっています。
特にテキサスリグで厚い水草などを、シンカーの重さで貫通させるパンチングという釣り方で使いやすいようにデザインされているようです。
良く行く釣り場で水草に覆われているような場所で釣りをする方には、かなり頼れるパワーロッドではないでしょうか。
ポイズンアドレナ174H-LM
長さ(cm) | 自重(g) | 適合ルアー(g) | 適合ライン(lb) | テーパー | |
174H-LM | 2.24 | 130 | 10~56 | 12~25 | RF |
ポイズンアドレナでは174H-LMがランナップされています。
ロッド表記の中にあるLMとはローモジュラス(低弾性カーボン)という意味で、通常よく使われる高弾性カーボンに対してロッドの硬さをマイルドにしてくれる効果があります。
イメージとしては高弾性カーボンより柔らかく、グラスコンポジットより硬いといった、適度な硬さを持った良いとこどりのロッド性能になりやすいといった感じです。
174H-LMに適したルアーとしては、
- クランクベイト
- バイブレーション
- スイム&ビッグベイト
となっています。
特にローモジュラスの特性を活かすことを考えると、マグナムクランクを巻いてバスの細かいバイトを拾ったり、ビッグベイトをロッドで動きを付けてあげるなどの使い方がメインになりそうです。
マグナムクランクとビッグベイト両方に適性があるのは嬉しいですね。
バンタム180XXH-SB
長さ(cm) | 自重(g) | 適合ルアー(g) | 適合ライン(lb) | テーパー | |
180XXH-SB | 2.44 | 190 | MAX300 | 16~35 | R |
バンタムからは、180XXH-SBがラインナップされています。
番手表記の”SB“の意味は、スイムベイト・ビッグベイトの意味で大型のルアーを投げる事に特化した特別仕様のロッドという意味です。
適合ルアーは、
- スイム&ビッグベイト
となっています。
まさにビッグベイト専用機といったところでしょうか。
ロッドの重さも190gでキャストできるルアーもMAX300gとかなりヘビーなパワーロッドとなっています。
とにかくデカいルアーを投げ倒したい!という方には最高のロッドかと思います。
マドネスのバラム300(約168g)、ガンクラフトの尺ワン(約250g)などのビッグベイトの中でもより大きく重いモデルを投げてデカバスを狙う釣り方が楽しそうです。
ポイズングロリアス174MH+
長さ(cm) | 自重(g) | 適合ルアー(g) | 適合ライン(lb) | テーパー | |
174MH+ | 2.24 | 105 | 10~42 | 10~20 | RF |
ポイズングロリアスからは、174MH+がランナップされています。
ポイズングロリアスシリーズのロッドは、一本のロッドで色々できる、というような番手が多いのが特徴です。
ロッド自体の性能が非常に高いので、様々なルアーに対応できます。
適合ルアーとしては、
- テキサスリグ
- ラバージグ
- キャロライナリグ
- フリーリグ
となっています。
基本的に重さのあるワームを使った釣りに向いているように見えますが、重量のあるハードルアーでも問題なく使えるかと思います。
テーパーもRF(レギュラーファースト)となっており、細かな動きを出すよりは、ただ巻きで動かすハードルアーなら難なく使えそうです。
ポイズンアルティマ174MH-G
長さ(cm) | 自重(g) | 適合ルアー(g) | 適合ライン(lb) | テーパー | |
174MH-G | 2.24 | 112 | 10~35 | 10~20 | F |
ポイズンアルティマからは、174MH-Gがランナップされています。
こちらはグラスコンポジットのロッドでグラスの含有率は約16.7%です。
グラスが含まれているのは、ティップ部分のみとなっているので、使い心地としてはカーボンロッドの方に寄せたものになってるかと思います。
適合ルアーとしては、
- ラバージグ
- トップウォーター
- スイム&ビッグベイト
となっています。
メーカーの紹介文では特にスイムジグで使う事を狙っているようです。
ティップの先がグラス含有で柔らかくなっているそうなので、個人的には大きい形状のペンシルベイトなどをアクションさせながら使うと楽しいモデルじゃないかと考えています。
ただ、アルティマシリーズは特定のルアーを扱う事に特化したデザインをされているので、スイムジグを極めたいといった方には最高の一本になるのではないでしょうか。
長いロッドにも個性がそれぞれある
今回はシマノのベイト用ロングロッドの紹介をしていきました。
一口にロングロッドといってもどんなルアーを使いたいか、によってかなり選択肢はしぼられてきますね。
特に今回紹介したロッドは取扱数が多いモデルではないものも多いので、実店舗などで在庫を問い合わせてみると良いかと思います。
ポイズンアルティマの番手が楽しい度
サンキューベリーマッチ✌
ジャークベイト用ショートロッドに付いても簡単にまとめてます↓
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