おはこんばんちわ、namimoriです。
今回はダイワのフロロカーボンライン、BASS-Xフロロカーボン(本文中以下、バスX)の紹介・インプレをします。
BASS-Xフロロカーボンってこんなライン
- ダイワが発売している大容量バルクのフロロカーボンライン
- 平行巻きで75mごとにシールが付いている
- フロロカーボンラインとしては柔らかめでしなやか
- 硬さと耐摩耗性はイマイチ
- 撃ち物よりは巻物で使いやすい
BASS-Xフロロカーボンをみてみる
バスXは、ダイワから発売されている大容量のバルクラインです。
今回記事で紹介しているのは300m巻きですが、他に100mと240m巻きもラインナップされています。
※300m巻きの代わりに240m巻きの製品が新しく入れ替わるようですので、300m巻き自体は現行品ではなくなるようです。
また、今回使用しているラインの太さは、ベイトリールで使用するのが主なので16lbを購入しました。
バスXのラインの太さのラインナップは100m巻きのみ7lbと18lbが設定されています。
3lb | 4lb | 5lb | 6lb | 7lb | 8lb | 10lb | 12lb | 14lb | 16lb | 18lb | 20lb | 25lb | |
100m | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
240m | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × | 〇 | 〇 |
300m | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × | 〇 | 〇 |
バスXは平行巻きで綺麗にラインが巻かれており、購入時にもラインに潰れやクセが無いです。
また、300m巻きは75mごとにシールが貼ってあるので、ラインを巻き替える際はこのシールを目安にできて便利です。
実際に使ってみてインプレ
今回のバスXも実際に使用してインプレをしていますが、個人なラインの使い方などで偏った意見になっていると思います。
あくまで一個人の感想として読んでいただけたらと思います。
撃ち物用ラインとして
まずバスXを撃ち物などに使用してみました。
普段は同メーカーで少し価格帯が上のモンスターブレイブZを使用しているのですが、そちらと比較してみての感想になります。
ラインが意外と柔らかい
まず一番初めにバスXを使い始めて思ったのが、
フロロカーボンにしてはかなり柔らかい感じがするなぁ~
といったところです。
バスXは他のフロロカーボンラインと比較して安価な価格設定をされているので、ラインのしなやかさはあまり期待していなかったのですが、思ったよりフニャフニャとして柔軟なラインです。
フロロカーボンらしいバキバキ感はないのですが、しなやかで扱いやすいので、普段あまりフロロカーボンラインを使用していなく慣れていない方には良いのかなぁといった感じもします。
逆に言うと柔らかすぎるかも
前述の通りフロロカーボンラインに柔らかさを求めるなら良いのですが、ラインにしっかりとした硬さを求めるとどうでしょうか。
個人的にフロロカーボンラインは撃ち物で使用することが多いので、ラインの硬さはしっかりと残してほしいのが正直な感想です。
なにより今回使用しているラインの太さが16lbとそこそこの太さであるのを考えると、いくら何でもラインが柔らかすぎる感触が残ります。
ラインに硬さを求める場合は、普段使用しているモンスターブレイブZの方が適していると感じました。
耐摩耗性は正直微妙
撃ち物で使用している分、キャストを繰り返している中で、ラインが根ズレというか水中にある障害物と擦れて劣化していきます。
これがフロロカーボンラインの16lbとして考えると、使えなくはないけど正直他のラインを使った方がいいかなぁといったレベルでラインに潰れたり傷が入ったり曲がったりを簡単にします。
フッキング時にも不意のラインブレイクが頻発したので、蓄積したダメージに対してかなり低い閾値でラインブレイクをするようです。
新品でピンピンの状態なら問題ないのでしょうが、少しの間使用してがっつりダメージが入ってしまうと撃ち物系の使い方では辛いのかなぁといった感じです。
巻物用ラインとして
撃ち物だけではもったいないので、巻物(主にクランクベイト)でも使用しました。
ラインのしなやかさが巻物では活きる
バスXはフロロカーボンにしては柔らかい、といった印象を撃ち物で使用する際に持ちましたが、こと巻物で使用する際にはそれが活きてきます。
ライン自体が柔らかく柔軟性があるので、ルアーが水中の障害物にコンタクトした際には硬めのフロロカーボンラインより手元にガツッとした衝撃が来ることが少ないです。
使用感としては少し硬めのナイロンラインで障害物にコンタクトした際のタッチに似ています。
あまりにガツッとした衝撃を手元に感じると、変に慌ててアワセをしてしまうので、ルアーと障害物のコンタクトが柔らかくなるだけでも自分からルアーを根掛かりさせてしまうのを防ぎやすくなります。
また、ルアーをキャストする際にはラインがフワッとなりやすいので、私のようにグラスコンポジットロッドをしっかりテイクバックさせてルアーに重量を載せてキャストする際には非常に飛ばしやすくなるのも嬉しいです。
撃ち物では活きにくいバスXのしなやかさは、巻物だと個人的にはプラス面が多く感じました。
ラインの交換頻度が必然的に多くなるのでラインのダメージもほぼ問題ない
さらに巻き物でバスXを使用する際には、ルアー交換ごとにラインチェックが入るので、多少ラインにダメージが入りやすくともこまめにラインコンディションをみながら頻繁にラインの綺麗な部分に巻き直すことが多くなります。
ここまですると、正直ラインに耐久性をそこまで求めなくても問題なかったりします。
それ撃ち物でもやればいいじゃん、と思う方もいると思いますが、撃ち物でそこまで頻繁にセッティングしたジグやルアーを交換することが無いのも個人的にはあるかもしれません。
気になった点
バスXを使用する中で一番気になってしまったことが、ラインを結ぶ際にスムーズに結び目が締まらないという点でした。
何故かラインの結ぶ際の最後の締めつけの際に上手くラインの結び目キュッと締まってくれません。
ライン自体にコーティングなどがされていればスッーと結び目も締まってくれるのでしょうが、さすがにそこまでこのラインに求めるのは厳しいようです。
大容量でしなやかなフロロカーボンライン
今回はダイワのフロロカーボンライン、BASS-Xフロロカーボンの紹介・インプレをしました。
フロロカーボンラインとしては、しなやかで柔らかめのラインなのでそういったタイプのラインが欲しい方にはおすすめ出来るラインでした。
ソフトタッチフロロ度
サンキューベリーマッチ✌
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