おはこんばんちわ、namimoriです。
皆さんは釣りをする際にサングラスは着けるでしょうか?
私はというと、釣りをする際には目の保護のためにも毎回必ずサングラスは着けます。
ただ、今まで釣り具以外には費用はかけなくても良いかなぁと考えていたので、安物の偏光っぽいサングラスを主に使用し続けていました。
こんな感じの安物サングラス
パーツ各部
そのここ数年使用していた、なんちゃって偏光サングラスがこちら。
こんな形のサングラスですが安物サングラス界では一般的な形らしく、聞いたことの無いようなどこぞの怪しいメーカーの大多数がこれと同じ形のサングラスを格安で販売しています。
さて、そんなこちらのサングラス君ですが、まぁ値段なりに厳しい点はあります。
まず、サングラスを装着する際に鼻にフィットするようについている”ノーズパット”ですが、そんな甘ったれたものは、このサングラスにはありません。
掛けてから30分もしないうちに鼻から徐々にサングラスがずり下がってきます。
また、サングラスの耳に掛かる部分にも、特にゴムなどの滑り止めはもちろんついていません。
釣行中にサングラスが徐々に耳の裏に食い込んでくるという、地味な痛みが私を襲います。
そして一番肝心のレンズ部分。
偏光サングラスとして販売されているこちらの商品ですが、偏光機能は特にありません(!?)
というか、格安のサングラスに偏光の機能を期待する方が厳しいかもしれませんね。
あくまで「目の保護」という観点からなら、まぁサングラスとしての最低限の機能は果たしていると思います。
安物サングラスの一番の問題点
そしてこちらのサングラスの一番の問題点は、
長時間つけているとだんだんと頭痛がしてくる
という点でした。
いや、それサイズあってないだけじゃないの?と思われる方もいるかと思いますが、仮にサイズが合っていたとしても、全く偏光してくれないレンズの方で目が疲れてきます。
その結果、仮にサングラスのサイズが合っていたとしても目の疲労がでてきますので、違う形で頭痛が起きること間違いなしです。
さすがにこのままじゃ長時間の釣りも楽しくない上に無駄に疲れてしまうな、と考えサングラスを購入してから2年ほど経過してから、もっとちゃんとした良い品質のサングラスを購入してみようと思いました。
(結果を言ってしまえば、もっと早く買っておくんだった・・・)
新たに購入する偏光サングラスに求めた条件
いざ新しい偏光サングラスを購入する際に決めていたことは以下の通りです。
- レンズはタレックス製のものを使用している事
- 見た目は普段使いでも使用できそうなもの
- 自分の顔が大きいのでサングラスも大き目サイズのもの
という条件にしました。
1のタレックス製のレンズに絞った理由は二つあります。
一つ目の理由は、タレックスのレンズを使用したサングラスの評判が周りから聞こえる限り良い事しか聞かなかったので、せっかく高い買い物なんだし評判の良いレンズに絞った方がいいかな、というミーハー根性から。
もう一つの理由は、以前にタレックスレンズの入ったサングラスを試しに借りたときに、かなりハッキリと水面のぎらつきが抑えられたのに驚愕した事があるからです。
という、タレックスの良い評判を以前から聞いていた事と自分の目でレンズの性能をしっかり体験していたことが、タレックスのレンズにしようと決めた大きな要因です。
2の普段使いできそうなものという条件は、釣り用に特化した見た目のサングラスは良くも悪くも機能性に特化しているので、普段使いするには少し見た目がなぁと感じていたからです。
また、普段使いしやすい見た目なら車の運転中や外出中でも兼用できてお得だな、とも考えたからです。
3に関しては自分の顔の横幅が人より大きいという事もあるので、サングラスのサイズを大きめにしておけば頭が締め付けられる感触もなくなって頭痛になるようなこともないだろう、と考えたからです。
なにより釣りは長丁場になることは常なので、できるだけ長時間リラックスしてかけ続けられるという事は快適に釣りをするためにも個人的には優先したい項目の一つでした。
購入した偏光サングラス
ゼクー ステルス
ということで、タレックス製のレンズを使用し普段使いもしやすそうで自分の大きい顔にピッタリのサングラスを探した結果、以下のモデルを購入しました。
ゼクーのステルスというモデルです。
レンズにはタレックスのトゥルービュースポーツとブルーミラーの組み合わせで、6カーブとなっています。
ステルスはフレームが大きく、かつカジュアル寄りな印象があったので、自分の欲しいサングラスの条件にピッタリだなと思い選びました。
価格は激安サングラスが10本以上は余裕で買えるレベルなので、自分としては大奮発して購入しました。
絶対なくせない・・・
ゼクーにはもちろん当たり前と言えば当たり前なのですがノーズパッドが付いており、耳の裏に当たる部分には柔らかい素材を使用しているので長時間装着していても鼻の頭や耳の裏が痛くなることはありません。
テンプルの裏にはモデル名と、ゼクー(ジールオプティクス)の文字が印字されています。
またテンプルの蝶番の部分はフレキシブルに広がりますので、多少左右のテンプルが開いたとしても窮屈な感じはしないです。
ステルスの偏光はどんな感じか
次に、気になるトゥルービュースポーツのレンズを使用したステルスの偏光具合を確認してみます。
試しに少し曇った日の北浦でステルスのレンズをみてみます。
軽くレンズ越しに水面を見てみると、この距離では流石になんとも分かりませんね。
レンズにブルーミラーを使用している関係か青っぽく見えます。
次はレンズ越しにコンクリートの足場を見てみます。
こうみると結構暗く見えるのが分かると思います。
普段使いですと、この程よい暗さを確保できるおかげで目の疲れが軽減されていることを感じます。
しっかり影のかかった場所や日が暮れてきた後の物陰などでは暗くなりすぎてしまうのですが、晴れの日や多少曇った状態ならこのレンズでは向いていると思います。
次に肝心の水面をレンズ越しに見た状態をチェックしてみましょう。
こちらは水面から水中に沈んでいる玉ねぎ(フィルターユニット)を見下ろした状態です。
裸眼で見るとこんな感じに水面に飛び出た玉ねぎの上の部分を確認することで、
「あ、あそこに玉ねぎがあるぞ!」
という感じで水中に玉ねぎがあるだろうと、予想することは出来ます。
この水面に少し飛び出た玉ねぎをステルスのレンズ越しにみると、どう見えるでしょうか。
どうでしょうか。
裸眼の状態より水中の玉ねぎの様子が鮮明になったかと思います。
この玉ねぎの一部がクリアに見えるだけでもルアーを通すコースやポイント、根掛かりを未然に防ぎながら攻めるといった事などが非常にやりやすくなります。
実際にこのサングラスにしてからは水中の障害物の状況が分からないままルアーを通して根掛かり連発なんて状況はほとんど無くなり、以前より効率的にテンポよく釣りができるようになりました。
玉ねぎの影に魚が隠れているという事もザラにありますから、水中の情報を少しでも詳細に多く得られるという事はかなり重要です。
正直ステルスにして良かった
そしてステルスにして最も良かったことを挙げると、
長時間着けていてもサングラスを掛けていることが気にならないくらい快適になり、頭痛も全く無くなった!
という事に個人的には尽きます。
レンズ自体の性能は前述したとおり優れているおかげで釣りがしやすくなったことはもちろんの事、なによりサングラスの装着感にストレスを全く感じないという点はやはり素晴らしいです。
以前と比べて頭の締め付けられる感じが全くしなくなったので、一日の釣行を終えるまでサングラスを掛けていることに関して忘れるくらいストレスフリーになりました。
実のところステルスを購入したのは半年ほど前なので、毎回かけ続けているうちに釣行には欠かすことのできない釣り具の一つになっています。
ステルスも偏光サングラスの価格としては一般庶民的にも決して安くはない部類です。
しかし実際に使い続けてきてハッキリと言える事は、もっと快適に釣りをしたいなら良いレンズを使った自分に合った偏光サングラスを使うのは間違いなくプラスになるという事です。
タレックス製のレンズを使用したサングラスは色々なメーカーが出していますので、自分なりの目的にあったモデルを探してみると楽しいですよ。
個人的にはタレックスのイースグリーンというレンズが気になっているので、そのうちまた別のモデルのサングラスの購入も検討しています。
サングラスも大事な釣り具の一つ度
サンキューベリーマッチ✌
コメント