おはこんばんちわ、namimoriです。
今回は、ラパラのバルサ製クランクベイト、シャッドダンサー SDD-5(以下本文中、SDD-5)の紹介・インプレをします。
ウッドルアーは使用する木材個々のバラツキなどから、同じルアーでも動きが微妙に違う事が多々あります。
この記事ではあくまで「私個人が使用している個体に対する感想」、という事を前提にしてお読みいただけると幸いです。
シャッドダンサー SDD-5ってこんなルアー
- ラパラのバルサ製クランクベイト
- 良く潜って泳ぐが、水の動きの影響を受けにくいポイントで使用したほうが良い
- キャスト飛距離は小型のバルサルアーの割に飛ぶ、くらいの認識で
- トローリングの方がメインの使い方かも
シャッドダンサー SDD-5をみてみる
スペック
長さ | 5cm(2inch) |
重さ | 8g(1/4oz) |
潜行深度 | 2.1-3m(7-10feet) |
フックサイズ | 前後#6 |
SDD-5はラパラ社から販売されているバルサ製のクランクベイトです。
サイズバリエーションとして、4・5・7(cm)があります。
この記事では5cmサイズのSDD-5を紹介・インプレします。
SDD-5の重さは表記で8gです。
実測したところ、8.73gでした。
バルサ素材のルアーなので、ルアーの重さはだいたいあってればOKくらいの気持ちでみます。
ボディ各部
SDD-5はルアーカテゴリとしては、バルサ製のクランクベイトとなっています。
パッと見たかんじでは日本で言うシャッドルアーの部類に近いリップ大き目ボディ小さ目の形状をしていることが特徴です。
上から見るとリップとボディの大きさが分かりやすくなります。
特にボディに関してはラパラのクランク系のルアーによくみられる、ボディ横の窪みがありません。
リップはシャッドラップとよく似たタイプの前方に長くしっかりとしたタイプのものがついています。
リップ内部にラインアイのベースが埋め込まれています。
リップ自体の厚みもしっかりとあり、耐久性に関してもばっちりあります。
ラパラルアーのリップは全体的に非常に丈夫で、SDD-5に関しても同様に非常に丈夫なリップがついています。
テール部分の裏にはルアー名とサイズの記載があります。
“05”の表記があることから、シャッドダンサーの5cmサイズ、ということがココで分かります。
SDD-5のフックサイズは前後#6サイズです。
ボディサイズの割にそこそこのサイズのものがついています。
フックの刺さり具合はまぁまぁといった感じです。
決してよく刺さるという感じではないですが、普通に使用する分にはなんら問題は無いです。
実際に使ってみてインプレ
良く潜ってブリブリ泳ぐが、使う場所を選ぶかも
SDD-5はスペック上の潜行深度(2.1~3m)という表記と、その大きなリップから分かる通り非常に良く潜ります。
着水後からかなり急な角度を付けてググッと潜っていき、さらにボディ全体を左右にブリブリ振りながら泳いでいきます
オカッパリから使っているとほとんどの場所でボトムを叩くくらいの勢いで潜るので、ボトムを探っていきたいときには非常に役立ちます。
ただし、その大きなリップと軽めなボディで水を受ける関係か、少し水の流れが強いポイントの入るとすぐに泳ぎが破綻することがあります。
この点はルアーの見た目からすると避けようのないところなので、できるだけSDD-5の動きが活かせるポイントで使ってあげるのが良いかと思います。
特にSDD-5が活かせそうなポイントとしては、水の流れが穏やかな場所、風の影響を受けにくい小規模な野池、などが考えられると思います。
基本的には水の動きが激しすぎないような場所で使うと、SDD-5の性能が最大限生かせるかと思います。
重さに対して飛びやすいタイプのルアーではない
SDD-5は重さが約8gあります。
8gほどあればベイトタックルでも十分にキャスト飛距離がでるだろう、と思って実際に飛ばそうとして見ると、あまりキャスト飛距離が出る感じではありませんでした。
よくよく考えれば風の抵抗をもろに受けそうな大き目なリップと軽いバルサ製のボディ、さらに固定重心と、キャスト飛距離がでる要素があまりなかったです。
シャッドダンサーとしての使いかがそもそも思い切り飛ばして巻く感じではなさそうなので、この点は何となくでも知っておいた方がいいと思います。
ラパラのホームページには「小型ながら抜群の飛距離」と書いてありますが、「小型にしては割と飛ぶよ」くらいの認識で良いかと思います。
キャスティングだけでなくトローリングも
SDD-5のパッケージに記載があるのですが、“キャスティング・トローリング”と書いてあります
キャスティングはご存じの通り普通に投げて飛ばして巻く、といった釣り方です。
一緒に書いてあるトローリングに関しては、船から軽くルアーを放ってから、船をゆっくり進めてその動きでルアーを引っ張って動きを付ける、といった釣り方です。
漁などでよくやる釣り方ですね。
SDD-5を使用した感じでは、おそらくトローリングの使い方の方がメインじゃないのかなぁとルアー性能を見る限り感じてしまいました。
トローリングならキャスティングして巻くより安定してルアーを動かせますし、無駄に挙動がぶれるという事も少ないので、ラクチンで釣りができるんではないかと思います。
もしボートから釣りをしている時にトローリングしてみようと思ったら、シャッドダンサーはかなり使いやすいんじゃないかと思います。
コンパクトなボディで積極的にボトムを攻めたいときに
今回はラパラのバルサ製クランクベイト、シャッドダンサー SDD-5の紹介・インプレをしました。
軽く小さなボディでボトムをガンガン攻める事が出来るので、ポイントに居るベイトフィッシュが小さいときにルアーサイズを合わせて使うとより効果的なルアー性能を活かせるかと思います。
シャッドがダンサーって何よ度
サンキューベリーマッチ✌
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