初めてのバス釣り

【バス釣り】フックを飲まれた時の2つの対処法【対策】

おはこんばんちわ、namimoriです。

今回は、

ブラックバスが釣れたけど、フックを飲み込まれちゃったー。これどうやって取ればいいの?っていうか取れるの?

という方に向けて、バスのフックの飲み込みに対する簡単な対処法を2つ紹介します。

スポンサーリンク

この記事の簡単まとめ

  • プライヤーを上手く使ってフックを取る方法
  • オエオエ棒を使ってフックを取る方法

の二つを今回は紹介しています。

バス釣り経験者は誰でも通る道

ワームを用いたバス釣りをしていると、いざ釣れた場合に誰もが経験するであろう現象があります。

それは、バスがフックをのどの奥まで飲み込んでしまうことです。

ワームで使うフックは基本的に1本針のシングルフックなので、特にそれが起きる可能性が顕著にみられます。

クランクベイトやミノーなどのハードルアーは、3本針のトレブルフックや2本針のダブルフックに加え、ボディの大きさもあるので稀に起こる程度です。

対処法を覚えて備える意味

私もバス釣りを始めたころにフックを喉の奥まで飲まれてしまい、同行してくれた方にペンチで取って頂いた経験があります。

フックの取り出し方を覚えていないと、徐々に喉の奥から出血をして、魚体が弱っていくスピードが格段に上がります。

釣りという行為をしていて矛盾しているとは思いますが、魚が弱っていく姿というのは非常に物悲しい光景です。

それを防ぐためにも、フックの取り方の予習はしておきましょう。

プライヤーでフックを取りだす方法

魚にフックを飲まれたらまず最初に試したいのが、プライヤーで魚の口の中からフックを取り出す方法です。

手書きのイメージ図。右側が背中側で左側が腹側です。

プライヤーでフックを取る際にまずするべきことは、フックについているワームをバスの喉の奥に行かないようにプライヤーで千切って口の外に出すことです。

ワームの素材は基本的にプラスチックが多く、バスの胃の中に入っても消化することができません。

ワームを飲んだバスの胃の中は、ワームが入った分は埋まってしまい、食事をしてもうまく餌を吸収できなくなって弱ってしまいます。

ですので魚体の事を考えて、まず最初にワームを取り除きましょう。

そこまで前処理を行った後はプライヤーでフックの軸を掴みます。

フックを掴めたらそれを抜いていきます。

イメージとしては上の図のようにフックの曲がり方に沿って、グルんと回すようにフックを取り除きます。

フックの返しの刺さりが浅ければ、スポッとフックが抜けるはずです。

もしフックの返しの当たりで喉の奥の肉に挟まれているようなら、無理に抜かずいったんフックを掴むのをやめましょう。

この時に無理にフックを引き抜くと、返しの部分でバスの喉に傷がつき、そこからの出血でバスが弱り出血死することがあります。

少しでもフックを取れなさそうと判断できた時点で、いったん冷静になるためにもフックをそっと戻してください。

その場合には、次に紹介する方法でもフックを取り除いてみましょう。

バス釣り必携!オエオエ棒

プライヤーで取れなそう、もしくは取れなかった場合に有効な方法は「オエオエ棒」といった道具を使用してみる方法があります。

オエオエ棒はバスの喉に刺さったフックを簡単に取り外すことを助けてくれる便利グッズです。

明らかにプライヤーで喉の奥からフックを取れなさそうなら、先にオエオエ棒を使用するのも良い方法です。

大概の釣具屋で購入できます。値段も数百円と安いです。

オエオエ棒はプラスチックなどで成形された非常にシンプルな道具です。

両端にフックを引っ掛ける部分があります。フックのサイズやバスの口の中の大きさでサイズ違いの両端を使い分けをします。

フックが引っかかってからずれないように、中が内側にくぼんだ形に成形されています。

使い方の手順と気を付ける点

オエオエ棒を使用する前に気をつけておきたいことは、フックとつながっているラインを切らないでおくことです。

このラインはオエオエ棒を使いながらフックを取り除くのに必要なので絶対に切らないでください。

フックについているワームはプライヤーでワームを取るときのように、前もって取り除いておきます。

下準備ができたら、フックとつながっているラインを軽く手前に引っ張りピンと張らせます。

その張ったラインに沿ってオエオエ棒の端っこをバスの口の中までつたわせていきます。

バスの喉の奥にオエオエ棒の端がついたら、喉の奥のフックがオエオエ棒の溝にハマるのをイメージしながら、バスの喉の奥の肉の間にオエオエ棒の端を挿入します。

この時バスの喉の部分に少し抵抗があると思いますが、構わず奥にゆっくりオエオエ棒を挿入してください。

ここで下手にためらったりすると逆に喉の肉にダメージが入ります。焦らず確実に行いましょう。

オエオエ棒にフックを引っ掛けた図①
オエオエ棒にフックに引っ掛けた図②

オエオエ棒の端がバスの喉の奥にフックを引っ掛けて貫通したことが確認出来たら、今度はそれをラインを緩めずに手前に引き抜いていきます。

ここで焦ってラインを緩めたり、変な方向にオエオエ棒をこじってしまうとフックがオエオエ棒から外れてしまうので、来た道を戻るようにオエオエ棒を手前に引き抜きましょう。

バスの喉の奥からラインとフック、オエオエ棒が取り出せたら完了です。

まとめ

バスの喉の奥からフックを取りだす方法で覚えておきたい2つの方法を紹介しました。

状況によってはこれらの方法でも取れない場面があるかと思います。

そういった状況が嫌だ、という場合にはフック先端の返しをあらかじめ潰しておいてバーブレス(返しがない状態)にしておくといった方法もあります。

自然の生き物を相手にしている実際の釣行では、予期していない場面にでくわすことが多々あります。

あらかじめバス釣りに必要な事を予習しておく事で、いざというときに冷静に判断して行動しやすくしておきましょう。

オエオエ棒を考えた人は天才だ度

サンキューベリーマッチ✌

コメント

タイトルとURLをコピーしました