ハードルアー

【ダイワ】ハンクルミノー スティーズカスタムF【インプレ】

おはこんばんちわ、namimoriです。

2021年春、ダイワとハンクルがコラボレーションしたルアー、ハンクルミノー スティーズカスタムFを手に入れたので、紹介・インプレをしていきます。

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ハンクルミノー スティーズカスタムFってこんなルアー

  • ダイワとハンクルがコラボして開発したミノー
  • 137mmの細身ボディに重心移動システムを搭載
  • ただ巻き時の泳ぎが非常に綺麗で静か
  • ジャーキング時はそれなりの動き
  • キャスト時の飛距離はそこそこ
  • 使用するならバス釣りよりシーバスとかの方が楽しいかも

ハンクルミノー スティーズカスタムFをみてみる

カラーはスーパーアヤヤ

スペック

サイズ(mm) 137
標準自重(g) 14.5
フック サクサス加工トレブル#4

ハンクルミノー スティーズカスタムF(以下ハンクルミノーF)は、全長137mmでバス釣り用としては少し大きめサイズのミノーです。

末尾のFは止めると水の上に浮いてくる「フローティング」を意味しています。

もう一つのバリエーションとして水の中でピタっと静止しやすい「サスペンドタイプ」の末尾にSPが付いているものもあります。

SPはFよりルアーの自重が重く、16.1gとなっています。

今回紹介していくのはフローティングモデルとなります。

横アイと基盤リップ

ルアーのヘッド部分だけとってもしっかりと特徴がみえます。

まず、鼻先のラインアイが横向きになっていて、リップも基盤リップを採用しています。

どちらもオリジナルのハンクルミノーだとお馴染みの仕様となっています。

トゥルーチューンの際には、オリジナルのハンクルミノーでは上の横アイを左右に動かして微調整するらしいです。

今回紹介しているルアーでは特に調整はいりませんでした

商品出荷前にしっかりスイムチェックされているのだろうと思われます。

基盤リップはパッと見た感じでは薄くて頼りなさそうに感じる方もいるかもしれません。

しかし、ここまで厚みがあって大きく広がった基盤リップですと、衝撃や擦れに非常に強いので折れや欠けなどの心配する必要はありません。

このリップの薄さがルアーの泳ぎに対してキレを生み出してくれるので、必須なパーツでもあります。

フックシステム

ハンクルミノーFのフックシステムは少し独特な組み合わせとなっています。

まずフロントフックはスイベル式。

ベリーフックは固定式。

リアフックはフロントフックと同様にスイベル式となっています。

スイベル式だと柔軟にフックが動いてくれるのでバスのバイトを逃しにくい、という事です。

ベリー側のフックが固定されているのは、内部の重心移動システムの格納スペースとの兼ね合いかと思われます。

重心移動システム

ハンクルミノーFはダイワとコラボしたことで、重心移動システムを搭載しています。

写真上のメインウェイトとロック用のマグネットウェイトがキャスト時に後方に移動して、ルアーの重心を後方にもっていき飛距離を稼ぎやすくしてくれます。

巻取り時にはウェイトが前方に移動してルアーアクションの動きの軸になるという仕組みです。

実際につかってみてインプレ

ただ巻きが綺麗な印象

ハンクルミノーFを使ってみて特にいいなと感じたことは、ただ巻き時の泳ぎが非常に綺麗だったことです。

プラスチック製のルアーですので、ウッド性のミノーと比較して独特のぎこちなさがあるのかなぁと考えていましたが、いい意味で予想を裏切ってくれました。

ボディやリップの設計からくるものか、ロールが綺麗に入って余計なブレもなく足元まで泳ぎ切ってくれます。

ルアーの設計自体にもサイレントが重視されているようなので、ただ巻きだけで極めて自然なアプローチが仕掛けられそうです。

ジャーク時の動きはそれなりな感じ

ただ巻き時には非常に綺麗な泳ぎをしてくれるハンクルミノーFでしたが、ミノーらしくジャーキングしてみると、特になにか印象に残るような感じはありませんでした。

逆に言うと、イレギュラーな動きを出しても違和感がでないということでもありますが、少し物足りなさも感じてしまいました。

サイレントを重視して使用するなら、ただ巻きでも十分なので特にマイナスな点というわけでもありませんが、個人的に気になった点です。

キャスト時の飛距離はおもったより出ない

ハンクルミノーFは、キャスト時の飛距離を稼ぐために重心移動システムを搭載しています。

が、個人的にダイワの重心移動システムというとショアラインシャイナー(シーバスゲーム用のミノー)のイメージがあったので、実際にハンクルミノーFをキャストした時に思ったより飛ばなかったのが正直かなりガッカリしました。

どうしてもルアー本体の全長がある手前、重心移動システムを取り付けても風を受けて回転して飛んでいく事が多く、重心移動システムが逆にルアー飛距離の足枷になっている感じです。

ルアーの宣伝時の「かっとびサイレント」というワードに釣られて購入すると後悔するかもしれません。

端的に言うと「そんなにかっとびません」

バス釣りよりボートシーバスで使ってみたい

ハンクルミノーFはルアーパッケージには潜行深度が2.0mという表記があります。

実際にルアーを巻いてみると、1.5mくらいまで軽く潜っていきます。

私はバス釣りですとオカッパリがメインですので、1.5m以上潜られてもすぐに底をつついてしまい、ルアーサイズと合わせて使うタイミングが限られてしまいます。

バス釣り以外ならボートシーバスなどで近距離を打っていく状況なら、ルアーサイズと合わせて最適なルアーになってくれるんじゃないかと思います。

想像してたのと実際に使ってみたときのギャップが大きかった

今回は、ダイワのハンクルミノー スティーズカスタムFの紹介・インプレをしていきました。

正直言うと、思ってたんと違う・・・という事が多すぎたので結構ガッカリしてしまいました。

価格的にもオリジナルのハンクルミノーより安いとはいえ、他のプラスチック製のルアーと比較するとそこまで安くなかったのもガッカリした気持ちに拍車をかけてくれました。

バスに桃色片思い度

サンキューベリーマッチ✌

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