おはこんばんちわ、namimoriです。
今回はラッキークラフトのクランクベイト、クラッチDRの紹介・インプレをします。
クラッチDRってこんなルアー
- ラッキークラフトのスモールクランクベイト
- レンジ別にラインナップされており、システムクランク的に使う事が出来る
- スモールクランクとしては、キャスト飛距離が稼ぎやすい
- 泳ぎは力強く巻き感もしっかりしているので、ルアーの位置も把握しやすい
- シャッドとレギュラーサイズのクランクベイトの中間の役割を埋めてくれる
クラッチDRをみてみる
スペック
長さ | 42mm |
重さ | 6.6g |
潜行深度 | 1.5~2.5m |
タイプ | フローティング |
フック | 前後#8 |
クラッチDRはラッキークラフトが発売している小型のクランクベイトです。
クラッチのバリエーションとしては潜行深度別に上のレンジから
- SSR(0m)
- SR(0.3~0.6m)
- MR(0.5~1.5m)
- DR(1.5~2.5m)
- XD(2.0m)
- XD RT(2.0m)
となっています。
クラッチDRの重さを実測したところ、5.87gでした。
表記の6.6gより軽くなっていますが、今回紹介しているのがボーン素材(浮力の高い乳白色のプラスチック素材)ということが関係しているかもしれませんので、あくまで参考値です。
ボディ各部
クラッチDRはボディサイズが42mmのスモールクランクです。
ボディはラウンドタイプでポッコリとした形状になっています。
上から見てみるとクラッチDRのリップはボディに対してかなり大きくなっているのが分かります。
リップの形状は前方に大きくはみ出したラウンドタイプになっています。
ラウンドタイプのリップは障害物に接触した際には、その周りをなぞるように動いて根掛かりを回避します。
リップを横から見てみると、前方の厚みは薄いですが後方に関してはしっかりとした厚みがあります。
リップ前方で水を掴むきっかけを作ってから、後方で前方からの水をボディにかけて受け流してくれそうです。
クラッチDRのフックは前後#8サイズのトレブルフックが装着されています。
刺さり具合は問題ないですが耐久性は少し頼りない感じなので、交換用の予備のフックを持っておくことをお勧めします。
実際に使ってみてインプレ
スモールクランクとしては、かなり飛距離を稼ぎやすく投げやすい
クラッチDRはスモールクランクですが、そのサイズ感以上に飛距離を稼ぎやすく投げやすいクランクベイトです。
42mmというボディサイズのスモールクランクだと、軽くて小さなボディを思い通りのポイントにキャストするのが難しい、といった場面に出くわすこともあります。
その点クラッチDRはルアーの重心の位置がしっかりと中心に定まっているせいなのか、思った以上に快適に遠くへキャストをする事ができます。
また、遠くへキャストできるのに合わせて狙ったポイントへ正確にキャストすることも容易くなっています。
特にクラッチDRのようなスモールクランクですと、いわゆる3/8oz以上の重さのレギュラーサイズのクランクよりもルアーサイズが小さい分、よりタイトにキャストをして攻めたいといった場面があると思います。
クラッチDRは通常のキャストでも十分に飛距離が稼げる分、飛距離に余力があるので、ピンスポットで狙ったキャストでも、しっかりと目標の位置にルアーを着水させやすくなっています。
スモールクランクで飛距離とキャストの精密性が欲しい場面では、クラッチDRはしっかりと仕事をこなしてくれます。
泳ぎはボディのサイズ感より力強く、巻き感もしっかりしているので位置も把握しやすい
クラッチDRの泳ぎに関しては、ボディサイズに対してかなりワイドなウォブリング(横の動き)をブリブリしながら泳いできます。
左右にかなりのパワーで水押しをしながら前進してくるので、まずルアーが近くに通ったバスもすぐに気が付くのは間違いないです。
ルアーサイズを小さくシルエットをコンパクトにしながらも、バスにしっかりルアーに気がついてもらいたい、といった状況だとクラッチDRの出番になります。
また、パワフルな泳ぎに違わず、クラッチDRの引き感はかなりしっかりと振動があります。
ルアーサイズが小さく手元に伝わる引き感がしっかりとしているので、ルアーの位置をキャスト後に見失うという可能性が低くなり、ルアーの現在地もしっかりと把握しやすくなっています。
さらに付け足すと、このパワフルな動きにも関わらず大きなリップでしっかりと障害物を回避してくれるので、多種強引に巻いてしまっても根がかることがほとんど無いのもクラッチDRの強みです。
シャッドでは小さすぎる・弱すぎる、レギュラーサイズのクランクでは大きすぎる・強すぎるときに
キャスト距離を稼ぎながら狙ったポイントにキャストしやすく、コンパクトなボディにパワフルな泳ぎを兼ね備えたクラッチDRですが、出しどころを見極めるとより釣果をあげられるでしょう。
状況を仮定すると、
巻物で魚を狙いたいけどシャッドではボディサイズが小さすぎたり、水押しが弱すぎる
レギュラーサイズのクランクベイトではボディサイズが大きすぎたり、水押しが強すぎる
といった際にはクラッチDRの出番です。
シャッドよりはボディサイズが大きく(横幅がある)、水押しが強く、
レギュラーサイズのクランクベイトほどボディサイズが大きすぎず、水押しも強すぎず、
そんなタイミングでは、その中間をとってくれるクラッチDRの出番です。
喰わせサイズのスモールクランクで魚にプレッシャーを与えすぎないくらいの水押しで誘いをかける事が可能というルアーが必要ならばクラッチDRも選択肢に入れてみると面白いでしょう。
小さなボディに大きな動きで魚を狙いやすい
今回はラッキークラフトのクランクベイト、クラッチDRの紹介・インプレをしました。
クラッチのレンジ別のラインナップが豊富なので、システムクランク的に揃えてしまうのも楽しいかもしれませんね。
見た目以上の使い心地度
サンキューベリーマッチ✌
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