【ラパラ】ストーム オリジナルウイグルワート【インプレ】

おはこんばんちわ、namimoriです。

今回は、ラパラ ストーム オリジナルウイグルワートの紹介・インプレをします。

現在ストームブランドはラパラが所有しています。

そのストームの中でも特に有名なクランクベイトが今回紹介するウイグルワートです。

ウイグルワートってこんなルアー

ウイグルワートをみてみる

スペック

ウイグルワートは潜行深度を見てもらうと分かるように、非常によく潜るクランクベイトです。

潜行深度が2～5.5mと幅広くなっているのはセッティング次第で潜る深さが変える事が可能だからです。

長さは5cmとコンパクトながら重さは表記で12gとあります。

実際に重さを測ってみると約10gとなっており、表記の12gより２gも軽くなっています。

このサイズのルアーだと誤差とは言えない範囲の違いですが、まぁ海外製の他メーカーでもこれくらいは日常茶飯事なのであまり気にしなくても良いかと思います。

ボディ各部

ウイグルワートを上から見てみると、ピンポン玉を思わせるようなコロンとした丸いボディ形状となっています。

系統としては丸形のラウンドボディクランク。

ボディを振ると、ガシャガシャとラトルの小気味いい音が鳴ります。

カラーはボーンカラー。

個人的にはウイグルワートと言えばこのカラー、というイメージがあるのでしっくりきます。

ウイグルワートのリップはボディ幅とほぼ同じ幅で、前に大きく突き出たラウンド形状のリップが備え付けられています。

この大きなリップでルアーが潜った時に障害物をうまいこと避けてくれます。

リップには最初から丈夫なスナップが付いているのでパッケージから出してそのまま使う事が出来ます。

リップの厚みもしっかりと確保されているので、少しぐらいの衝撃ではリップが欠けたり割れたりすることがほぼありません。

見た目以上に質実剛健なリップです。

リップ裏にはストームのロゴが入っています。

こちらはウイグルワートが作られた年代などで、買収される前のストーム社の物だとルアー名が入っているそうです。

フックに関しては刺さり具合も程よく、ボディサイズに対して大き目なものがつけられています。

刺さりと耐久性に関してはともに文句なしです。

前後とも大き目なフックでフロントとリアのフックのクリアランスにあまり余裕が無く、たまにフック同士が絡まりますが、実用上そこまで気になる程ではありません

このフックですが、ウイグルワートがよく潜るルアーという事もあって、針先が障害物に接触しやすく鈍りやすいです。

たまにヤスリがけをしてあげると刺さり具合が復活するので、たまに針先をチェックしてあげるといいでしょう。

実際に使ってみてインプレ

急潜行で潜り、激しくイレギュラーに動く、ハイアピールなクランクベイト

ウイグルワートは動きの特徴がかなりハッキリしているクランクベイトです。

キャストしてから着水後に巻き始めると、その場からリップを下に向けてグイグイ潜っていきます。

水中への進入角が鋭く、勢い余って逆に浮いてしまい潜れなかったりするときも稀にありますが、大抵は勢いよく下方向に進んでくれます。

目的のレンジに到着してからは、丸いボディを左右に震わせながらブリブリと力強く泳ぎます。

これがボトム（水底）にリップが触れている場合は、大きなリップで色々な障害物を削り取るような勢いでゴリゴリ進んでいきます。

しかもリップが障害物に当たる際にルアーのスピードが乗っていると、左右にブンっブンっと位置を変える不規則な動きも加えながら泳いでくるのでラインの動きを見てるだけでも結構面白いです。

ウイグルワートはおとなしい動きよりは力強く巻いてきた方がルアーの特性を活かせる場面が多いので、基本的にゴリ巻きで使うのが効果的なルアーといった感じです。

潜る深さはタックルセッティング次第

ウイグルワートの潜行深度は表記上で２～5.5ｍとなっています。

どうして通常のバス用クランクよりもこれほど幅広いレンジで潜行深度が表記されているのかというと、ラインの太さなどのタックルセッティング次第で潜行深度を変える事が出来るからです。

特に深く深く潜らせたい場合などは、8lbのフロロラインとMHクラスのベイトロッドを組み合わせるといった方もいるようです。

がそこまでピーキーだとラインの擦れなどでラインブレイクが発生したりするので正直おすすめはできません。

そこまでしなくても、基本的にある程度の太さ以上の摩擦に強いフロロラインを使用しておくと、適度にルアーを潜らせつつ不意のラインブレイクを抑えることができるでしょう。

私個人のタックルセッティングとしては、フロロラインの12lbにM以上の硬さのベイトロッドを組み合わせると、ルアーの巻き感を感じつつ程よくルアーを潜らせることができるのでおススメです。

バスがボトムに溜まっているであろう場所にダイレクトアタックさせたい

ウイグルワートの力強い動きを最大限に生かせる場所としては、バスがボトム近辺に溜まっている時です。

特に冬場に水温の安定しやすい水深のあるボトム近辺を狙うときには、バスの口の前まで通せればリアクションバイトも狙う事ができます。

一度はウイグルワートで元気よくそういったポイントを攻めてみるのを体験していただきたいです。

だいぶ強引な釣り方に見えますが、意外としっかり反応してくれることも。

昔から売られ続けている定番クランクベイト

今回はラパラ ストーム オリジナルウイグルワートの紹介・インプレをしました。

マニアの方にはウイグルワートを年代別に多数コレクションしているという方も多くいらっしゃいます。

私自身はコレクターではないのですが、このルアーをオマージュした新しいルアーがいまだに販売され続けているという事を考えても、間違いなく名作ルアーなのだと思います。

取り扱いしている釣具屋さんも多いので、使ったことの無い方も是非一度は手に取って欲しいルアーです。

潜って何かに突き刺さる度

サンキューベリーマッチ✌