おはこんばんちわ、namimoriです。
バス釣りをしていてランカーサイズのバスを釣りあげるのは、アングラーにとっては最高に嬉しいことですよね。
今回は私のバス釣り人生で、1番インパクトのあったランカーサイズのバスの事を書いていきます。
霞水系は常にハイプレッシャー
私のメインフィールドは霞水系です。霞ヶ浦、北浦等、雑誌などでも頻繁に撮影が行われるような有名ポイントが沢山あります。
通年でアングラーがどこにでもいるだけあって、基本的にどこのポイントもハイプレッシャーです。
霞水系で50cm以上のブラックバスを釣り上げるにはポイント、季節、時間、状況の把握をしっかり行った上で、ルアーの選定をサイズ、カラーまで相当シビアにする必要があります。
平日週末問わず県外から様々なナンバーの車が魚種を問わず釣りのため、足しげく通っているような環境です。
関東近辺で河川が広く釣りのしやすい環境を考えれば、釣り人が集まるのは自然な流れなのかなぁと感じます。
やっぱり釣れねー・・・とその時
時期は3月の終わりころ。
バス釣りにとってはプリスポーンの個体が多くなって、水温の上昇にともなって浅瀬に上がってきたデカバスが狙いやすく、繁殖行動に関わらない比較的小さいサイズも良く釣れる時期でしょうか。
そのころまだビギナーアングラーだった私は、バスの繁殖時期すら把握をしておらず、大して状況も良くないポイントに何も考えずネコリグを投げ続けていました。
その日はたしか、早起きして午前6時から釣りを開始して、午後3時ころまで全くアタリも何もなく時間が過ぎてったことを覚えています。子バスすら釣れませんでした。
最終的に立っているのに疲れ、座って釣りをしながら、(そろそろ帰ろうかなー、やっぱもう1投ー)とやっていたところ、すぐ後ろからエンジン音が。
軽トラに乗ったおじいちゃん
自分の背後でエンジン音が止まり、背後から声がしました。
「おにいちゃーん、これいるかー?」
なんだと思い後ろを振り返ると、軽トラの中から気のよさそうなおじいちゃんが自分に声をかけていました。
「なーにー?」
と声をかけるとおじいちゃんが
「後ろみてみなー」
と軽トラの荷台を指して言ってきたので、なんだと思い取り合えず荷台の中を見ることにしました。
荷台の上からバタバタ何かが跳ねているのが見えます。
(このおじいちゃんも近くで釣りしてたのかなぁ?だったら鯉?川の鯉ってニオイがきつくて食べられないんだよなぁ。処理大変そうだし。)
なんて考えながら。
鯉・・・?じゃない!!
おずおずと荷台をのぞき込むとそこには
(・・・鯉か?・・・んっ!?)
(バスかこれ!?こんな場所で!?このサイズ!?ありえない!!)
多分10秒くらいその場で固まってました。
今までその場所でそのサイズを釣り上げたということを、見たことも聞いたこともなかったからです。
長さはランカークラスで、体高もプリスポーンなだけあって半端じゃなく大きかったのです。
ちょっと考えた後おじいちゃんに、「写真だけ取らせて!!」と言いこの写真が残っています。その時の私goodjob。
その後、貰ってもなぁって感じがあったので丁重にお断りしておきました。
おじいちゃんはデカバスを荷台に載せながら、軽トラでブロロロッーと何処かへ颯爽と去っていきました。
釣った方法は、食べる鯉狙いでギャング釣りをしていたら釣れたそうです。
(そのバスはどうするのさ、おじいちゃん・・・。臭くて食えんぞ・・・。)
とか思いながら見送りました。
プリスポーンのバスは
プリスポーンの雌のブラックバスは基本的にルアーが目の前を通っても反応すらしません。
せいぜい目で追いかけるくらいです。微動だにしません。
リアクション狙いで、ルアーに対する反応を期待するくらいでしょうか。
完全に産卵に意識が向いているのだから仕方がないっちゃ仕方がないですね。バスも種の保存が一番大事なんでしょう。
そこをギャング釣りで無理やり釣られたのが、上の写真のバスです。
個人的にはインパクトがありましたが、バスがかわいそうだなぁと今でも思ってます。
意外と近くにデカバスっているのかも
おそらくどんな場所でもランカーサイズのバスはいると思われます。
たまにSNSなどでランカーを釣り上げた人が画像を挙げていますが、その場所を知っていると「えっ!あんなところで!?」という例は実はよくあります。
ランカーサイズのバスを狙う釣り方ももちろん大事ですが、意外と各々がいつも何となく釣りをしている身近なポイントに大物が潜んでいることってあるのかもしれませんね。
デカバスでも食べるのは躊躇する度
サンキューベリーマッチ✌
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