おはこんばんちわ、namimoriです。
今回はボーマーのクランクベイト、スクエアA B05SL(以下本文中、スクエアA)の紹介・インプレをします。
スクエアA B05SLってこんなルアー
- ボーマー社のクランクベイト
- リップサイズは小さくても障害物回避性能は非常に高い
- ボディ形状やルアー重量が絶妙で非常によく飛んでくれる
- ドンドン巻いても浅場の障害物をスイスイ避けて巻いてこれる
- 小規模ポイントではB04SL、ある程度規模のあるポイントではB05SLで使い分けると良い
- 使いやすさではB05SLのサイズが総合的には優れている印象
スクエアA B05SLをみてみる
スペック
長さ | 2inch(5.08cm) |
重さ | 3/8oz(10.0g) |
フックサイズ | 前後#6 |
潜行深度 | 0-3ft(0-0.91m) |
スクエアAはボーマー社から販売されているシャロークランクベイトです。
スクエアAのリップが共通しているサイズバリエーションとしては、
- B04SL
- B05SL
があります。
今回紹介するスクエアAはB05SLです。
以前の記事で紹介したB04SLより少し大きい2inchサイズです。
スクエアAの重さは表記で3/8ozクラスです。
実測で約10gと、ほぼ表記通りになっています。
ボディ各部
スクエアAは丸っこいラウンドタイプのボディをしています。
「クランクベイト」という種類のルアーのイメージそのままのような形です。
ボディを上から見ると、横幅がかなりあるのが分かります。
フロントフックがほぼ隠れているので、障害物にはフックより先にボディが当たります。
リップはスクエアAという名前ですが、ほんの少し先端の角が削れているコフィンタイプの形状です。
このほんの少しの角の削れ具合が、このルアーの動きに大きく関係してきます。
リップの形状はボディに対してそこまで大きくはないですが、厚みがしっかりと確保されているタイプのモノが付いています。
フックサイズは前後#6サイズです。
針先の刺さり具合はまあまあといった感じです。
針先が鈍くなってきた場合は、フックシャープナーで研ぐくらいはしておいた方がいいかもしれません。
今回購入したカラーは、Apple Red Crawdad です。
簡単に言うとザリガニカラーですね。
赤系統は濁りの強い河川では非常に効果的なカラーと言われています。
ザリガニカラーはメーカーによってカラーパターンが色々あるので、集めているだけでも楽しくなるコレクション性のあるカラーです。
実際に使ってみてインプレ
リップの見た目のサイズ以上に回避能力が高い
スクエアAを使う前にボディのサイズ感に対してリップが大分小さいのを見ていて、障害物に対する回避性能はどうなのかなぁと感じていました。
しかし、実際に障害物周りにルアーを通してみると、思った以上にボディとリップで障害物を避けながら泳ぎ切ってくれます。
ワンサイズ下のB04SL以上にボディサイズの大きいB05SLは、より障害物に対する回避性能がしっかりとあるクランクベイトだと感じました。
泳ぐレンジが3ft(0-0.91m)と表記にある通りのシャローレンジをきっちり泳いできてくれるので、ルアーの回避性能を確認してからは遠慮なくスクエアAをキャストできます。
スクエアAは、その小さめなリップの見た目を裏切るくらいに回避性能が高いシャロークランクです。
キャスト飛距離も、巻き心地も丁度いい
スクエアAは2inchのラウンドタイプのボディに3/8ozクラスの重さと合わせて、キャスト時の飛距離も必要な分、またはそれ以上にも飛んでくれます。
クランクベイトで「投げてキッチリ飛ばせる」というのは、必要が無くても気持ち的な面ではやはり嬉しい性能です。
もちろん狙いたいポイントまで距離がある場合は強みにもなってくれるので、キャスト飛距離が出てくれるのはありがたいです。
巻き心地に対しては、シャロークランクなのでより潜るタイプのクランクベイトと比較するとそこまで強くは無いですが、ルアーの動きや位置が把握できるくらいにはパワーはあります。
引き抵抗がまさにシャロークランクにドンピシャな感じで使い心地としては個人的にはかなり気持ちいいいレベルでした。
浅場で少しだけ障害物に当てつつ巻くと理想的な動き方をしてくれる
スクエアAはシャロークランクという種類に分類される、浅めの水深を泳ぐクランクベイトです。
このシャロークランクをメインで使用する釣り方が、障害物のあるポイントにあえてクランクを通す「カバークランキング」です。
スクエアAもカバークランキングに適しているクランクベイトなのですが、障害物にリップが当たった際の動きが非常に安定して綺麗なのが特徴です。
浅い場所にあるゴリゴリの障害物にルアーを通すのも一つの手ですが、スクエアAに関しては泳ぐスピードをできるだけ落とさないように巻くと、障害物にリップを当てつつスイスイ泳いでくるのでバスのリアクションバイトを自然に引き出せます。
シャロークランクだとルアーの浮力やバランスがきっちり決まっているようで実際に障害物に当てるとバランスを崩してしまうルアーも存在します。
その点、スクエアAは泳ぐ姿勢を綺麗に維持しながら障害物の間を縫うように泳ぎ切れるので、ルアー自体の基本的な性能はやはり相当に高く感じます。
B04SLとB05SLを使い分けるとしたら
スクエアAでボディサイズの違うB04SLとB05SLを使い分けるとしたらどうすればいいか。
基本的にはポイントの大小で決めて良いかと思います。
小さいな野池や小規模の流入河川ではB04SL
ある程度広き大きな湖や河川ではB05SL
といった感じです。
個人的に使い勝手としてはB05SLの方がルアーのサイズや重量、投げやすさを加味すると総合的には扱いやすく感じました。
特に2inchのラウンドボディのルアーサイズに関しては、小さすぎず大きすぎない小型のシャロークランクとしては絶妙といった感じです。
霞水系である程度規模のあるフィールドではベイトフィッシュのサイズと合わせやすく、実際に色々な場所で通用してくれるサイズ感です。
小型で使いやすい便利なシャロークランク
今回はボーマーのシャロークランク、スクエアA B05SLの紹介・インプレをしました。
価格面でも割と手頃で、シャロークランクとしての性能はすべてキッチリ備わっている非常に使いやすいルアーです。
良いサイズ感だ度
サンキューベリーマッチ✌
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