おはこんばんちわ、namimoriです。
今回は、
- リールのドラグの動きがイマイチ・・・
- 巻取り時にラインがよれる
- ラインローラーにベアリングを後付けしたい!
といった方のために、レガリスLTを例にラインローラーにベアリングを追加する方法を紹介します。
ラインローラーにベアリング追加したらこうなった
- ライントラブルが減った!
- ドラグの動きも滑らかになった!
- 魚をバラしにくくなって釣果がUPした!
- ラインローラーの動きがスムーズすぎて、たまにラインが滑る
- 海で使うと、どうしてもベアリングに錆は出る
ラインローラーの役割
リールのラインローラーとは、上の画像の白枠部分を指します。
ラインローラーの主な役割は、
- ラインの回収時に糸ヨレを解消する
- ラインをスムーズにスプールに送る
- 魚の引きでラインが放出されるときに、ドラグが上手く作動する
というものがあります。
このラインローラーの動きが滑らかでないと、
- ラインの回収時に糸ヨレが解消できない
- ラインをスムーズにスプールに送れない
- 魚の引きでラインが放出されるときに、ドラグが上手く作動しない
といった症状が出ます。
安い価格帯のリールにはベアリングは無い
レガリスLTに限らず、安価な価格帯のリールには、ラインローラーにベアリングが無い機種が多いです。
大抵の場合は、樹脂製のブッシュというプラスチックの部品が代わりに入っています。
これはコスト面の削減や、錆びることが無いプラスチックのメンテナンスフリー性、などの利点から見て、仕方がありません。
私の場合は、魚が引いたときにドラグの動きがイマイチなことを感じて、ラインローラーにベアリングを追加することに決めました。
ベアリング追加作業の手順
用意するもの
- リール
- プラスドライバー
- 交換用のラインローラー用ベアリング
以上の3つです。
プラスドライバーは100均で入手できます。
交換用のベアリングは、海でリールを使用することもあるので、ヘッジホッグスタジオのサビに強いタイプの物を購入しました。
リールのカスタムパーツなら、HEDGEHOG STUDIO作業を始める前にやっておくこと
まず、ベアリング追加の作業をしやすくするために、逆転防止レバーを下の写真の位置にします。
次に、作業中にラインを巻いているスプールに傷がつかないように、あらかじめ取り外しておきます。
作業手順
まず、ラインローラーを固定しているプラスネジをドライバーを使って緩めます。
上の画像のように、左に回すことでネジを緩めて取り外せます。
ラインローラーのネジを緩めて取り外すと、上の画像のように3点の部品に分かれます。
今回交換するのは、真ん中の白い矢印の付いた部品です。ここの部品を交換するだけでラインローラーの動きが劇的に滑らかになります。
上の写真の矢印の下にある3点が、もともとあったブッシュと交換する部品です。
上の写真の部品を、取り外した時と逆の手順で、リールに取り付けていきます。
ヘッジホッグスタジオの商品には説明書が付属しているので、それを参考にして部品の向きを確認します。部品に微妙な傾斜がついているので、説明書と照らし合わせます。
ラインローラーの部品をキッチリと順番通りに並べたら、最後にネジを締めこみます。
完全にネジが締めこみ、取り付けが完了したら、ラインローラーの動きを確認して作業終了です。おつかれさまでした。
ベアリングの追加はプラス面が大きい
ベアリングを追加した後には、ラインローラーがよく回るようになり、ドラグもスムーズに作動するようになりました。
魚の動きに対してよりドラグが上手く作動してくれるようになったので、結果的に釣れる魚も増えました。
同時に糸ヨレが減り、ライン回収時のトラブルも激減するという効果もあったので、ベアリングの威力を思い知りました。
ただ、良い事ばかりでもなく、ラインローラーがグルグルよく回るので、ラインがツーと滑って空回りしたり、2年ほどの使用でベアリングに少し錆びも出始めてきています。
しかし、獲れた魚の量が確実に増えたことを考えるとプラスの面の方が大きいので、非常に満足のいくカスタムとなりました。
やり方は簡単なのに効果がハッキリ表れるので、リールカスタムの第一歩としても良かったです。
まとめ
今回は、レガリスLTのラインローラーにベアリングを追加する方法を紹介しました。
対費用効果と満足度が非常に高いカスタムですので、是非やってみて欲しいです。
ベアリングのちからってすげー
サンキューベリーマッチ✌
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