ロッド

フェンウィック WCE510Y-CL-4Jを使いこんで感じたメリット・デメリット

おはこんばんちわ、namimoriです。

今年の6月ごろ購入したフェンウィックのグロスコンポジット素材のマルチピースベイトロッド、WCE510Y-CL-4Jを使い始めて4か月ほどが経過しました。

購入後、特にクランクベイトを使う事がほとんどでしたので、使用するロッドとして自然とこのロッドの出番が多くなりました。

そこで約4か月ほど使い倒したWCE510Y-CL-4Jに関して、私なりにこのロッドに対して感じたメリット・デメリット、気になったことなどを簡単にまとめてみたいと思います。

特にメリットの点に関しては、以前のロッド紹介の記事と同じような感想がある箇所もありますが、それは改めてこのロッドに対して感じたものです。

実際に使いこんでみても当初感じたことにしっかり答えてくれた、ということに対するものでもありますので、より確信をもった感想だと考えていただければ幸いです。

※ロッドのスペック等などは以前の記事にまとめているので気になる方は以下のリンクからどうぞ。

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WCE510Y-CL-4Jを使って感じたメリット・デメリット簡単まとめ

  • シャロークランクを投げるのがやっぱり最高に気持ちいい
  • 魚をかけた後にしっかり粘るのでやり取りに安心感がある
  • キャスト時のテイクバックに慣れると思った通りにルアーが飛んでくれるので楽しい
  • ロッドの継ぎ目がどうしてもズレる
  • 気持ちよく使えるのはあくまで引き抵抗の控えめなシャロー~ミッドレンジのルアーまで
  • ルアーの重さ上限ギリギリのものは使っていてあまり気持ちよくない

WCE510Y-CL-4Jを使ってみて感じたメリット・デメリット

メリット

シャロークランクをキャストするには最高のロッド

WCE510Y-CL-4Jは小型のハードプラグを投げる事がメインの使い方として想定されているグラスコンポジットロッドです。

その設計通りバス釣りでは小型のハードプラグ、特に10g前後のシャロークランクをキャストするとドンピシャな扱いやすさがあります。

ロッドの長さも比較的短く取り回しも良いので、バシバシ次々にキャストポイントを狙って攻め続けることがストレスなくできます。

特にクランクベイトを長時間キャストしている際にはキャストの気持ちよさが集中力を持続させてくれるので、個人的には集中力が続きやすく使いやすさが感じられるロッドです。

魚の引くパワーを毎回しっかり受け流していなしてくれる安心感

この点は以前の記事でも同様の事を書いていますが、実際に何匹か魚をかけてみて更にこのロッドの特性を感じる事ができました。

バスが掛かった際にはティップがしっかり食い込んでくれるので、バイトが弱い場合でも軽くフッキングや巻き合わせをしただけで十分にルアーのフックをバスの口にかける事が出来ます。

実際にバスを釣り上げた際には、口の堅い部分にトレブルフックの針先一本だけしっかり掛かっていることもざらです。

ファイティング中もティップからベリーをググッと思い切り曲げつつもバットパワーをしっかり残しているので、ファイト中の主導権をはじめだけバスに持っていかれても落ち着いて対応すればラインの擦れだけしっかり気にしておけば最終的にバスをじっくり寄せる事が出来ます。

クランクベイトに口を使ってくるバスは興奮状態で激しく動き回る事がほとんどですが、じっくりバスに体力を使わせてしっかりキャッチできるのが確信できてるので、結果的に落ち着いてやり取りができます。

バスをかけてからのやり取りのしやすさから、このロッドに対する安心感が結果的にいままでの釣果にもつながっているのではないかと感じています。

キャストに慣れてくると自在にルアーが飛ばせて楽しいうえに疲れにくい

繰り返しになってしまいますが、WCE510Y-CL-4Jはグラスコンポジット素材のロッドです。

使っている感覚はグラスロッドに非常に近く、ティップにルアー重量をしっかり乗せつつテイクバックからの反動で思い切りルアーを飛ばすイメージになります。

このキャスト感が非常にグラスロッドに近く、普段カーボン素材のロッドやなんならグラスコンポジットロッドを使用していても、使い始めはグラスロッドを扱っているような違和感に驚くかと思います。

実際に私もそれまでグラスコンポジット素材のロッドを複数所持して扱っていたにも関わらず、WCE510Y-CL-4Jでルアーをキャストする際にはグラスロッドを使っていた時の感覚を思い出すまで少し時間が必要でした。

使い始めで慣れるまではルアーのキャストに安定感が出せませんでしたが、2~3回ほど釣行を繰り返してロッドを扱うコツや投げやすいルアー重量を理解してからは、思い通りに狙ったポイントにキャストすることができるようになりました。

特にWCE510Y-CL-4Jでルアーをキャストする際には片手で軽く放るイメージでも十分飛距離や精度をだせるので、長時間の釣行でも腕周りの負担がだいぶ減った気がします。

デメリット

マルチピースロッドあるあるな継ぎ目からのズレはどうしてもある

WCE510Y-CL-4Jに限らず2ピース以上のロッドでどうしても防げないのは、ロッドの継ぎ目からのズレです。

個体差もあるとは思いますが、私の使用するWCE510Y-CL-4Jもキャストを続けていると継ぎ目からのズレはどうしても起こってしまいます。

このロッドの継ぎ目からのズレに対しては、継ぎ目部分にロッドフェルールワックスをマメに、できれば毎回塗ってからロッドを組み立てるのが結局一番の対応策かと思います。

個人的にはキャストの姿勢でサイドキャストをする状況も多いので、それもいくらかロッドの継ぎ目のズレに関係しているのかもしれません。

なので普段から釣行中にロッドの継ぎ目はマメにチェックすることで、ガイドがまっすぐ綺麗に並ぶように心がけています。

引き抵抗の強いルアーはあまり気持ちよくない

WCE510Y-CL-4Jはロッドの特性から引き抵抗の少ないルアーやシャロークランクなどは気持ちよく巻けるのですが、あまりにルアーの引き抵抗が強いと途端に使いづらくなってしまいます。

当初からそういったルアーをこのロッドで使おうとも考えてはいなかったので気にしなければそれでもいいのですが、どうしても少し潜るタイプのルアーを使いたい、といった状況が出てきてしまう事も確かです。

以前の記事でも書いた通り、特にミッドダイバー系のクランクで引き抵抗の強いタイプのものからはロッドの許容範囲外といった感じになってきます。

ですのでミッドダイバーでも比較的引き抵抗の少ない状態で巻けるクランクベイトをチョイスすることによって、攻めるレンジをできるだけ広げる事ができるようにしています。

主にDT-6やワンエイトMRなどは引き抵抗が控えめで個人的に使いやすかったです。

使用するルアーの重さが上限ギリギリだと扱いやすさは感じられない

WCE510Y-CL-4Jの扱えるルアーの重さの上限はスペック表記で~5/8oz(約18g)です。

しかし5/8ozクラスのルアーをラインに結んでみると、ロッドティップがルアーの重さで大分垂れ下がってしまい、キャストの飛距離はでますが巻き感が重く感じるのでとてもルアーの重さにロッドが対応できてるとは言い難い状態になります。

グラスコンポジット素材のロッドなので扱えるルアーの重量には余裕をもって表記してあるのかと思っていましたがそうでもないようです。

WCE510Y-CL-4Jで実際に気持ちよく扱えるのはせいぜい14g程度ではないでしょうか。

これ以上の重さのルアーならMクラスのグラスコンポジット素材のロッドを別途購入して使用したほうがよさそうです。

小型のクランクベイトを扱うならピカイチな気持ちのいいロッドです

WCE510Y-CL-4Jを使い続けて感じた事をメリット・デメリットに分けて今回のような記事にまとめてみました。

どうもこのロッドは流通量があまり多くなさそうな感じなので、実際に手に取る機会がありそうかと言われるとなんとも言えません。

公式の製品HPを見る限り22年4月入荷予定とあるので、もしこのロッドが欲しいという場合は予約するのがベターかと思います。

私個人としてはこのロッドが非常に使いやすかったので、フェンウィックの別シリーズのロッドも気になっています。

また何かこのロッドの使い勝手など、感じたことがあれば別で記事を更新するかと思います。

とりあえず使っちゃうロッドって大体自分が気に入ってる度

サンキューベリーマッチ✌

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