おはこんばんちわ、namimoriです。
前回、シャロークランク用にハイギアのベイトリールが欲しい!
と書いて速攻で衝動買いのごとくベイトのハイギアリールを購入してしまいました。
機種はダイワのジリオン10.0R SV TW(以下本文中、ジリオン10)というハンドル一回転あたりの最大巻上量が106cmにもなるベイトリールを選びました。
今回は早速ジリオン10で実釣をして入魂まで出来たので、使い始めの印象や感想などを記録しておきたいと思います。
この記事の簡単な概要
- ジリオン10を手に入れたので早速実釣してきました
- ハイギアでも巻き感良しで扱いやすい
- ギア比10でもルアーのスピード感が扱いやすいレベルで出せる
- ハイギアの感度バッチリでルアーの動きや振動がしっかり伝わる
- 今のところ3つほど気になる点あり
ジリオン10.0R SV TWを簡単に見てみる
まず簡単にジリオン10のスペックなどを簡単に紹介しておきます。
ハンドル一回転あたりの巻上量(cm) | 106 |
ギア比 | 10 |
自重(g) | 215 |
最大ドラグ力(kg) | 4.5 |
スプール寸法(径/幅mm) | 34/24 |
ナイロン標準糸巻量(lb/m) | 14/45-90、16/40-80 |
ハンドルの長さ(mm) | 90 |
ベアリング数 (ボール/ローラー) |
10/1 |
ジリオン10の発売時期は2019年12月あたりで、ほぼ丸二年前くらいに販売されたベイトリールです。
ただ上のスペック表のとおり、ギア比10.0という特徴が他のリールではあまり無く、楽しそうだなぁという理由で購入しました。
また個人的にダイワのベイトリールは購入したことがなかったので、一つ所持してみたいと思ったことも理由の一つです。
いざ実釣へ
タックル
何年かぶりにベイトリールを購入したので、興奮気味にさっそく意気揚々とジリオン10に入魂しに行きました。
今回のタックルセッティングは以下の通りです。
- リール ジリオン10.0R SV TW
- ロッド WCE510Y-CL-4J
- ライン デュエル CN500 4号
当初の目的通りシャロークランクを中心に使用するためのタックルセッティングにしてみました。
シャロークランキング用のグラスコンポジットと、扱いやすさと個人的な好みで16lbのラインをセッティングしました。
使い始めの印象は
まず最初に自分が想定していたシャロークランクの釣りを試すことにしました。
使用したルアーはスクエアA。
潜行レンジで90cmほどのシャロークランクです。
まずキャストしてみると、ジリオン10のスプールの回転が非常に良く、しっかりとキャスト距離が稼げます。
着水後に巻いてみると、ギア比10:1のリールだから巻き抵抗もかなりあるんだろうなぁと身構えていたのに対して意外とあっさりと巻くことができました。
他の方のレビューなどで巻き抵抗が凄い重い、みたいな感じのものが多かったのでかなり意外な感じでした。
もともとハイギアのスピニングリールをよく使用していたのですが、それに比べれば全然巻き抵抗は抑えられているかと思います。
これはメーカーさんの努力なんじゃないかなぁ、と思うくらいあっさり巻けたのでびっくりしました。
さらにルアーのリトリーブ速度が相当速いんだろうなぁ、と思っていたのですが特別に速すぎるというよりは、ルアーの動きが破綻しない実用範囲内のスピード感といった感じでした。
使用するルアーが早巻きに対応できないモデルなら動きが破綻することはもちろんあるとは思いますが、個人的にジリオン10は手返しの速さが欲しくて購入したリールなのでそこは巻取りの速さを変える事で十分に対応できそうでした。
巻き合わせが綺麗に決まった入魂
しばらくスクエアAを川の杭そばにドンドン流していると、グンッとルアーが持っていかれました。
正体はシーバス君でした。
ハイギアの感度のおかげかグラスコンポジットロッドでもバイトの瞬間の衝撃がしっかり手元に伝わってきました。
それに合わせてロッドを軽く立てながらラインを巻いただけで、キッチリとアワセが決まってくれて、かなりラクチンにフックが魚の口元に食い込んでくれます。
魚を寄せるスピードも速く、かなりのスピードで勝負が決められたのも良かったです。
ジリオン10は使用上淡水専用なのですが、釣行後のメンテナンスがしっかりできれば海水でシーバスフィッシングで使えそうな感じもしました。
ルアーを変えてみる
次に使用するクランクベイトを変えて使用感を試してみました。
ルアーチェンジしたのはこちら。
開発クランクのChip、バルサ製のフラットサイドクランクです。
こちらはルアーサイズも小さめでどうかなぁ、と思ってキャストしたのですが意外とよく飛んでくれます。
さらにルアーを巻いてくると、ジリオン10のハイギアの感度のおかげかルアーが水押しする振動がよく分かります。
これは想定してなかったのですが、ジリオン10のハイギアの感度で軽いルアーを扱えるポテンシャルがしっかりあるのは嬉しい誤算でした。
次に使用したのはシャロークランクより少し下のレンジを泳ぐラパラのDT-6です。
DT-6は1.8mまで潜るクランクですが、さすがにジリオン10で巻くと引き抵抗がしっかりあります。
というかしっかりあり過ぎて、ルアーのリップがボトムを叩いてる情報が手元に明確に伝わってきます。
巻くたびに手元に振動がくるのですが、その振動で「あ、ここは砂場かな?」「ここは石っぽいものがゴロゴロしてるな」「なんかいまフックに引っかかったな」などかなりクッキリ水中の様子が分かります。
すると自然とリールを巻く手のスピードが落ちるので、結果的にイイ感じのスピードでクランクベイトを泳がせることができました。
この使い方も想定していなかったのですが、多少潜るクランクベイトならゆっくり巻くだけで水中の情報を得つつしっかり動かせる、という使い方でもしっかり魚を狙えそうです。
使ってて気になった点
と、ここまでいい感じの事だけ書いてきましたが、いくつか気になる点もありました。
それは、
- 手が小さいとパーミングが少ししづらい
- ハンドル径がもっと大きい方がいいかも
- ラインが均等に巻かれない
の三点です。
手が小さいとパーミングしづらいかも
ジリオン10は特別ボディが大きいという事はないです。
ないのですが、リールのサイズ的に私のように手の小さいタイプの方はパーミング時の握りがしっかりできないかもしれません。
ジリオン10のようにハイギアのリールだと、ルアーを巻いている時に手元が浮くときがあるので、しっかりリールを保持する必要があります。
その際にしっかりパーミングできないと、保持している手に余計な力が手にかかるので長時間の使用に対して少し辛いものがあります。
ジリオン10に限らず、特にハイギアのリールを購入する際にはルアーのボディサイズは気にしたほうが良いかもしれません。
私自身はジリオン10のスペックを優先して購入したので、ここはあくまでなんなく気になった点、というだけです。
ハンドル径はもっと大きい方が楽そう
ジリオン10は、ギア比10:1のハイギアリールです。
このギア比でハンドル径が90㎜なのですが、まぁ巻くときに手がせわしないです。
半日程度リールのハンドルを回していたのですが、それでも手首の疲労感が結構残りました。
このまま使い続けると、さすがに手首に負担が掛かりそうなので手首にリストバンドを付けたり、リールハンドルの径がもう少し長いタイプのパーツに変更して使う事になりそうです。
リールのカスタムを積極的にする方ではないのですが、純正のスペックでクセの強いリールですから、自分の使い方に合わせてパーツの換装も進めたいと思います。
ラインが均等にスプールに巻かれない
個人的にダイワのベイトリールを初めて購入したのですが、ラインがスプールに均等に巻かれない現象に困ってます。
多分これってダイワのTWSが原因じゃないのかと思っているのですが、だとするとこれは解消することが無いのかもしれません。
もしくはハイギア過ぎる設定の副産物なのか、といったところでしょうか。
見た目的に気に入らないのですが、どうにかする方法が見つかれば後々メモって記事にするかもしれません。
ジリオン10R SV TWは今後のシャロークランキングのメイン機になりそう
今回はジリオン10で実釣しつつ、使い始めの印象や感想をザッとまとめてみました。
かなり使い勝手のいいリールでしたので今後のシャロークランキングのメイン機にしようと考えています。
また今後クランキング以外に使ってみたり、しばらく使い続ける事で見えてくることもあるので、その際にまたリールの詳細などと合わせて別途記事にしたいと思います。
いい買い物した度
サンキューベリーマッチ✌
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